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夜中の一本道で、なぜか毎回止められる信号の話

夜中にドライブをして、そのまま家に帰る途中。
いつも、ほぼ必ず止まる信号があります。

交通量はほとんどなし。
走っている車は、だいたいわたしの車だけ。

周りは田舎の一本道。
その交差点から車が出てくるところを、正直ほとんど見たことがありません。

なのに、通るときは高確率で赤。

遠くから見えている青信号。
この時間ならそのまま行けるだろう、とアクセルを一定に保って近づく。

すると、絶妙なタイミングで黄色。
そして赤。

毎回きれいに引っかかる。

もちろんルールなので止まります。
止まりますが、納得はしていません。

左右を見渡しても、動く気配はゼロ。
対向車も、横から来る車もいない。

この信号、本当に必要か?
いや、必要だからあるのだろうけれど。

あまりに自分の到着に合わせて変わるので、
もしかして逆感応式なのでは、と思ってしまう。

車を感知した瞬間に、
「はい、この人止めましょう」
と判断されている気がしてならない。

深夜の赤信号。
誰もいない交差点で、
わたしだけがきちんと止まっている、この感じ。

ふと周りを見回してみる。
特に何もない。誰もいない。

霊感があるわけでもないので、怖いわけではありません。
ただ、理由のない間だけが流れている。

そして何事もなかったように青。
わたしはまた、ひとりで走り出すのです。


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