第36話|幸せになりたい、を卒業してた
幸せだなって感じた瞬間、次の瞬間には“また不幸が来るんじゃないか”って怯えたことはありませんか?
私はずっとそうでした。
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今、人生で一番穏やかな時間を過ごせています。
被害者意識の強かった他人軸の頃は、幸せだなって感じると「またすぐに悪いことが起きるんじゃないか」「不幸が訪れるんじゃないか」と恐れ、まだ起きていない未来が不安で不安で、希望が持てない日々。
恐れや不安から逃げるように、目の前の大きな壁を這い上がり、乗り越えては、また奈落の底へと落ちていく。そんなアップダウンの激しい日々が苦しくて仕方なかった。
でも、どん底から這い上がるときの高揚感と達成感に酔って、「私ってすごいかも」なんて思っていた。
そんなふうだから、いつも見えない何かに満身創痍で身構えていて、体は緊張を強いられ、頭痛や腰痛、日常生活に支障をきたすほどの眠気や倦怠感に襲われていた。
それでも「まだまだ戦える」と思い込んでいた私。
そして、そんな私の周りには、戦ったり、逃げたりしたくなる出来事ばかりが現れていました。
今振り返ると…
「よくやってきたね」「辛かったよね」「苦しかったよね」「もう、あんなふうに戦う必要はないからね」って、当時の自分に声をかけてあげたい。
今の私は、あんなに母を恨んで嫌いで、そばに来ると息苦しく胸が締め付けられ、声も出なくなっていたのに、今は母を「可愛い」と思える。大切にしたいと自然に思える。そして、それが行動にも現れている。
そんな私と母のやり取りを見ていた息子にも嬉しい変化が起きてきている。
私を助けたいっていう気持ちが行動に現れてきて、私はとっても嬉しくて、幸せを感じている。
かつては幸せを感じるとすぐに不安になり、まだ来ていない未来に怯えていました。
けれど今は、もう願わなくなったんです。
気がついたら、幸せになりたい、を卒業してた。だって、幸せだから♡
そんな自分を静かに受け止められるようになったとき、日々は本当に優しくなりました。
「もう戦わなくてもいい」そう思える今が私にはある。
つづく…
