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【花言葉】彼岸花(ヒガンバナ)~秋を告げる赤いあかり

こんにちは。
日常の彩りを楽しむライター璃桜です。

秋のお彼岸のころ、散歩道や田んぼのあぜ道で、すっと伸びた赤い花を見かけたことはありませんか。群れ咲く姿は華やかだけれど、よく見ると細い花びらがくるりと反り返っていて、どこか不思議な雰囲気…
「彼岸花(ヒガンバナ)」です。
別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれ、昔から季節を告げる花として親しまれてきました。
今回は、そんな彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉やちょっと情報をiPhonで撮った写真を添えてご紹介します。

お散歩するようにお楽しみください。


1.彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉

「情熱」「悲しい思い出」「あきらめ」「再会」「独立」「追想」

*色別の花言葉
・赤色「情熱」「悲しい思い出」「あきらめ」「思うはあなた一人」
・白色「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」
・黄色「追想」「深い思いやり」「快い楽しさ」
・ピンク色「快い楽しさ」「深いおもいやり」
・オレンジ色「妖艶」

2.彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉の由来

①「情熱」
真っ赤に燃えるような花色から生まれました。群れ咲く姿は炎が地面から立ち上るようで、強い生命力と熱を感じさせるため「情熱」と結びつけられました。

②「悲しい思い出」
彼岸花はお彼岸の時期、墓地や田畑のあぜ道に多く咲きます。先祖供養や別れの風景に重なり、見る人に「懐かしい人を思い出す」気持ちを呼び起こすことから、この花言葉が生まれました。

③「あきらめ」
彼岸花は花と葉が同時に姿を見せません。花が咲く頃には葉がなく、葉が伸びる頃には花は消えています。この「決して出会わない」姿から、「あきらめ」や「すれ違い」を象徴する花言葉につながりました。

④「再会」
逆に、このすれ違いの姿を「また来年、必ず同じ時期に花開く」と捉えて、「再会」の花言葉も与えられました。切なさと希望が共に込められているのが、彼岸花らしいところです。

⑤「独立」
細い茎がすっと立ち上がり、周りに寄りかからずに凛として咲く姿は「独立心」の象徴とされました。一輪でも存在感を放つ花姿が、この言葉を生んだ理由です。

⑥「追想」
過ぎ去った人や日々を思い返す、という意味での花言葉。お彼岸の時期に咲くことから、故人を偲ぶ心や思い出をたどる気持ちと自然に結びつけられました。

3.彼岸花(ヒガンバナ)の基本情報

【花の楽しめる時期】9月中旬~10月上旬頃
【科名・属名】ヒガンバナ科・ヒガンバナ属(Lycoris)
【学名】Lycoris radiata
【品種】シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)ショウキズイセン(鍾馗水仙、黄色)キツネノカミソリ(オレンジ色系の近縁種)
など、同属の仲間が園芸品種として親しまれています。
【楽しめる色】代表的なのは赤。白、黄色、ピンク、オレンジなど
【別名】曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、リコリス、死人花、幽霊花、剃刀花、捨子花

4.彼岸花(ヒガンバナ)のちょっと情報

毒をもつ花
彼岸花の球根には「リコリン」などの毒成分が含まれています。昔はモグラやネズミ除けのため、田んぼのあぜ道やお墓のまわりに植えられてきました。毒を逆に「守り」として利用していたんですね。

②花と葉が出会わない不思議
花が咲いている時期には葉がなく、葉が出ている時期には花はもうない。「葉見ず花見ず」とも呼ばれる、独特のライフサイクルを持っています。

③世界にも広がった彼岸花
日本で親しまれる彼岸花は、もともと中国から伝わったとされています。いまではアジア各地、さらに北米でも観賞用に植えられ、赤い花が秋を彩っています。

④縁起のよい名前「曼珠沙華」
「曼珠沙華」という言葉は仏教経典に登場し、「天から降る花」「めでたい兆し」といった意味を持ちます。日本では畏れとともに「吉兆の花」としての顔もあるんです。

⑤かわいい響きの「リコリス・ラジアータ」
リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)は、学名ですが、実は、意味をたどると面白いんですよ。
Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話や古代ローマの詩から取られています。「リュコリス(Lycoris)」はラテン文学の詩人ウェルギリウスが作品に登場させた女性の名。ヨーロッパで新しく見つかった植物に女性の名前を付けることは当時よく行われていて、この花にもその流れが影響しています。つまり、少しロマンチックな文学的由来を持っているんですね。そして
「radiata(ラジアータ)」は、ラテン語で「放射状の」「光を放つような」という意味。彼岸花の花びらや雄しべが四方に広がる姿を、まさに光や炎が放射するように見立てて付けられました。
まとめると、「Lycoris radiata」= “光を放つように広がるリコリス” という意味になります。
日本で見る彼岸花が、この学名の代表的な種。だからリコリスの仲間の中でも、特に「炎のように咲く花」としてイメージが強い存在になっているんです。

おしまいに

彼岸花は、毎年変わらずにお彼岸のころに咲き、秋の訪れを静かに知らせてくれます。少し切ない花言葉もありますが、その赤はどこか懐かしく、人の記憶をやさしく包み込むようです。散歩の途中で出会ったときは、足をとめてゆっくり眺めてみてください。季節の風とともに、心にやわらかな余韻を残してくれるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございます。




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