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【花言葉】シクラメン~冬の日だまりに咲くやさしい灯り

こんにちは。
日常の彩りを楽しむ物書き璃桜です。

冬の花ともいえるシクラメンは、寒さの中でそっと灯る小さな焔のようです。屋内の窓辺でも、庭の片隅でも、ふとこちらを見上げるように咲いていて、冬の空気に少しだけ色を足してくれ…そんな気がします。

今日は、シクラメンをiPhonで撮った写真に花言葉をそえてご紹介します。

冬の小道をゆっくりとお散歩するようにお楽しみください。


1.シクラメンの花言葉

「内気」「はにかみ」「遠慮」「嫉妬」「絆」

色別
赤:「嫉妬」「情熱」
白:「清純」
ピンク:「憧れ」「優しさ」

2.シクラメンの花言葉の由来

シクラメンの花言葉の由来は、植物の姿かたちや、土地に残るちいさな逸話、そして人々のイメージが積み重なって生まれているようです。

①「内気」
うつむくように咲く姿が象徴になっています。シクラメンの花は上を向いていないので、どこか自分の心を隠すようにも見える。その控えめな佇まいが内気さに重ねられたと考えられます。

②「はにかみ」
姿の印象が強く働いています。花弁がくるりと反り返り、顔を染めるようにピンクが広がる様子が、「照れくささ」と相性がよかったのでしょう。誰かに呼びかけられて、頬を赤らめて振り向けなかったような雰囲気を感じさせます。

③「遠慮」
葉の模様が複雑で、花の存在感をあまり押し出さないところから来たとされます。華やかではあるのに、どこか前に出ない印象をまとっていて、それが日本的な「一歩引く」美意識と重なったのだと思われます。贈り物文化の中で、控えめな心を象徴する花として扱われたことも影響しています。

④「嫉妬」
これは色の印象の強さが由来とされます。特に赤いシクラメンは、冬の静けさの中で唐突に鮮烈な赤を放つため、そのギャップがどこか“激しい感情”を連想させたと言われています。花言葉の世界では、赤=情念という連想が昔から根強いので、その文脈が重なったと考えられます。

⑤「絆」
シクラメンは球根植物で、毎年同じ場所から芽を出してくれる性質があります。人に寄り添うように長く育てられる点が“つながり”の象徴となり、「変わらない関係」「支える関係」と結びつけられました。冬の室内に置く鉢花として家庭に定着した歴史もこの花言葉の背景にあります。

3.シクラメンの基本情報

【花の楽しめる時期】 11月~4月
科名・属名】サクラソウ科(Primulaceae)・シクラメン属(Cyclamen)
学名】 Cyclamen persicum Mill.
品種】多数の園芸品種があります。代表的なものに
・ビクトリア(フリンジ咲きの代表品種)
・パピヨン(蝶のような花形)
・ネオ・ゴールデン・ガール/ボーイ(珍しい黄色花)
・ガーデンシクラメン(耐寒性が強く屋外でも栽培可能)
・メティスシリーズ(フランス発のミニシクラメン)
【別名】篝火花(カガリビバナ)、豚の饅頭(ブタノマンジュウ)
【色】
赤、ピンク、白、紫、黄色、複色など

4.シクラメンのちょっと情報

シクラメンのちょっと面白い情報を集めてみました。

①なぜ、豚の饅頭(ブタノマンジュウ)?
この名前を見た時、「なぜ?」と素朴に疑問に感じました。
見た目からは想像出来ません。
実は・・・球根の形から名付けられたのです。
シクラメンは地中海沿岸を原産とし、古代から人々に親しまれてきた。
ヨーロッパでは豚が好んでその塊茎を食べることから、英語で sow bread(雌豚のパン)と呼ばれていたのです。
明治時代、日本にこの花が渡来したとき、植物学者・大久保三郎博士はその名を直訳し「豚の饅頭」と名付けました。パンを饅頭に置き換えたのは、球根の丸い形がまるで饅頭のように見えたからでしょうね。

②古代の人々にとっては「薬草」としての顔も持っていた!?
冬の鉢花として静かに佇むシクラメンにも、古代の人々が頼りにしていた“もうひとつの顔”があります。

たとえば根に含まれる独特の成分は、体から余分なものを出すことが健康につながると考えられていた頃、シクラメンの根は下剤として重宝されていたのです。

③祭祀や祈りの場には欠かせないもの!?
香料の原料としての役割も大きく、古代の人々は香りを神聖なものと捉え、祭祀や儀式に欠かせない存在でした。
シクラメンの根から得られる香りは、乳香や没薬と並び、宗教的な場面で焚かれたり、油に混ぜて身体を清めるために使われた。香りは単なる嗜好品ではなく、神と人をつなぐ媒介だったのです。

④花茎くるくると祈りを巻き下ろす…
シクラメンの花茎が、受粉を終えてくるくるとらせんを描きながら地面へと降りていく姿に気づくことがあります。これは、種をそっと地面へ届けるための仕組み。その動きが名前の由来にもなっていて、学名 Cyclamen はギリシャ語の「kyklos(円・螺旋)」に結びついているのです。

ひんやりした空気の中で見るその姿は、どこか花の「祈り」にも似ている気がします。咲いている間は人の心を明るく照らし、散ったあとは静かに大地へ祈りを託していくように見えてくる。シクラメンは、命がめぐり、思いが受け継がれていくことをそっと語る花なのかもしれませんね。

おしまに

静かな冬を彩るシクラメンは、可憐な花でありながら、かつては薬や香りの源として暮らしに寄り添ってきた植物でもある…そんな物語に触れると、今そばに咲く一輪もどこか深い息づかいを帯びて見えてきますね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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璃桜(りおう)@日常の彩り ありがとうございます!!頑張ります(*^^*)