【花言葉】ローズマリー~花と香りで、日々をちょっと心地よく~
こんにちは。
日常の彩りを楽しむ物書き璃桜です。
最近、ハーブがとても気になっています。
意識してみると、街の花壇や庭先、ベランダの鉢植えなど、あちらこちらでハーブを見かけるようになりました。
種類も本当にたくさんあるのですね。
これまでもいくつかのハーブを紹介してきましたが、花を調べていると「えっ、これもハーブだったの?」と驚くこともしばしば。
なかでもローズマリーは、飲んでもよし、食べてもよしの万能選手として知られています。
今回は、そんなローズマリーの魅力を、iPhoneで撮った写真に花言葉を添えてご紹介します。
お散歩するようにお楽しみくださいませ。
1.ローズマリーの花言葉
「追憶」「貞節」「誠実」「変わらぬ愛」「静かな力強さ」「あなたは私を蘇らせる」「私を思って」

2.ローズマリーの花言葉の由来
①「追憶」
ローズマリーは古代ギリシャ・ローマ時代から「記憶の象徴」とされてきました。学生が試験前に頭にローズマリーの冠をつけたり、葬儀で棺に添えられたりしたのも、「思い出を忘れない」という願いの表れです。そこから「追憶」という花言葉が生まれました。
②「貞節」
中世ヨーロッパでは、ローズマリーは結婚式の装飾や花嫁の髪飾りによく使われました。常緑の葉が一年を通して色あせないことから、「永遠の誓い」「一途な心」の象徴とされ、「貞節」という花言葉が結びついたのです。
③「誠実」
ローズマリーの真っすぐに伸びる茎と、どんな環境でも凛として育つ姿が由来です。派手ではないけれど確かな香りを放ち続けることから、「誠実」「真心を尽くす」という意味が込められました。
④「変わらぬ愛」
冬でも緑を失わない常緑性が、この花言葉の源です。季節が移ろっても変わらないその姿に、愛情の持続や永遠の絆を重ねたのでしょう。古代では夫婦の愛や友情を表す植物としても贈られていました。
⑤「静かな力強さ」
繊細な葉と可憐な花を持ちながら、風にも寒さにも負けずに生きるローズマリー。その生命力と香りの強さが「静かな力強さ」を象徴しています。目立たずとも芯のある存在感を放つところに、この言葉がぴったりです。
⑥「あなたは私を蘇らせる」
ローズマリーの精油は、頭をすっきりさせ、記憶力や集中力を高める作用があると言われています。香りを嗅ぐと気分が晴れる、前向きになれるという感覚から「あなたは私を蘇らせる」というロマンティックな花言葉が生まれました。
⑦「私を思って」
これは「追憶」と通じる意味を持ちます。別れのときにローズマリーの枝を手渡し、「私を忘れないで」という気持ちを込めた風習から来ています。イギリスの詩やシェイクスピアの作品にも、この象徴がたびたび登場します。
ローズマリーの香りには、人の記憶や心に寄り添う力があるように思えます。
花言葉のひとつひとつが、時間を越えて誰かを想う気持ちに結びついているのが魅力ですね。

3.ローズマリーの基本情報
【花の楽しめる時期】主に 3月〜5月の春 と 10月〜11月の秋
【科名・属名】シソ科(Lamiaceae)マンネンロウ属(Rosmarinus)
【学名】Salvia rosmarinus(旧学名:Rosmarinus officinalis)
【品種】ローズマリーには香りや姿の異なる多くの品種があります。
代表的なものを挙げると・・・
コモンローズマリー(Common Rosemary) 最も一般的な種。
プロストラータス(Prostratus) 這うように伸びるタイプ。
トスカナブルー(Tuscan Blue) 鮮やかな青花をつける立性品種。
マジョルカピンク(Majorca Pink) 淡いピンクの花を咲かせる珍しいタイプ。
【別名】マンネンロウ(迷迭香/万年郎)
【色】 淡い青紫、 白 、 ピンク

4.ローズマリーのちょっと情報
ローズマリーには、香りだけでなく「ちょっと語りたくなる小話」がたくさんあります。いくつか心に残るエピソードを紹介しますね。
①語源は、ラテン語の ros marinus(海のしずく)
ローズマリーの語源は、ラテン語の ros marinus(海のしずく)から。
地中海沿岸に自生し、潮風の中で青紫の花を咲かせる姿を、まるで海の雫のようだと表現したのです。
②記憶のハーブとしての歴史
古代ギリシャでは、学生が試験前にローズマリーの冠を頭にのせて「記憶力が高まるように」と祈ったといいます。
この習慣は「Remember me(私を思って)」という花言葉の由来にもつながっています。香りが脳を刺激し、集中力を高める効果があることも、現代の研究で裏づけられています。
③清めと祈りの象徴
中世ヨーロッパでは、ローズマリーは悪霊を払う清めのハーブとして使われました。
教会の儀式や病室の消毒にも用いられ、「神聖な香り」として人々に親しまれたのです。
葬儀で棺に添えられたのも、永遠の記憶と浄化の象徴としての意味からでした。
④愛と幸福のハーブ
花嫁が結婚式でローズマリーを髪に飾る風習があり、「永遠の愛」「誠実な誓い」を表していました。
また、ヨーロッパでは新婚夫婦にローズマリーの枝を贈ると幸せが長く続くといわれています。
⑤香りと健康
ローズマリーの精油には、シネオール や カンファー などの成分が含まれ、リフレッシュ作用や血行促進効果があります。
アロマテラピーでは「心を目覚めさせる香り」として朝の香りにぴったり。料理では肉や魚の臭みを消し、香りを添える万能ハーブです。
*シネオールは、ローズマリー精油の主成分の一つで、香りが清潔感があり、集中力を高める効果があります。
*カンファーは、ローズマリー精油に含まれるケトン類で、血行を改善し、筋肉痛や肩こりの緩和に効果があります。
⑥香りの強さは「風と太陽」で決まる
ローズマリーは日当たりと風通しを好む植物。
地中海の強い日差しと潮風のなかで育つことで、香りの成分が濃くなるといわれています。
日本でも、風通しの良いベランダで育てると香りがいっそう深まりますよ。
おしまいに
ローズマリーの香りを感じると、胸の奥がすっと澄んでいくような気がします。
どこか懐かしくて、それでいて前を向かせてくれる・・・そんな不思議な力が、この小さな葉には宿っているのかもしれません。
花の時期には、小さな青い花が風に揺れて、見るたびにほっとします。
飾っても、料理に使っても、ただそこにあるだけでも心地いい。
ローズマリーは、暮らしのそばで静かに寄り添ってくれるハーブなのですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ローズマリーは、万能ハーブです。
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