【花言葉】エリンジューム(Eryngium)
こんにちは!
日常の彩りを楽しむライター璃桜です。
今回は「エリンジューム」というお花です。
初めてエリンジュームを見たとき、その花の姿に少し戸惑を感じました。
花といえば、ふんわりとした花びらに甘い香り。
けれど、エリンジュームは違う。
鋭い葉、金属のように光る青、華やかさとは少し距離を置きながら、でも確かに心を引き寄せる不思議な魅力。
それはまるで、強くあろうとする誰かの背中のようでもあり、
感情を静かにたたえたまなざしのよう・・・
この花には、どんな花言葉があるのだろう。
そして、なぜこの無口な美しさに惹かれるのか——。
今回は、iPhoneで撮った写真と共にエリンジュームという花に込められた、静かで深い物語に耳を傾けてみようと思います。
お散歩するようにお楽しみください。

1.エリンジュームの花言葉
「秘めた愛」「秘密の恋」「光を求める」「秘めたる力」「独立」「厳格」

2.エリンジュームの花言葉の由来
①「秘めた愛」「秘密の恋」
見た目の印象とは裏腹に、静かに想いを抱き続ける強さを感じさせます。
誰にも言わず、語らず、それでもずっと心にしまい込んだまま、
ただその想いを咲かせ続ける。そんな凛とした愛の在り方に由来しているのでしょう。
②「光を求める」
エリンジュームは、日当たりのよい乾いた土地を好み、強い陽射しの中でもしっかりと根を張る。まるで太陽の光に呼応するかのように凛と咲き誇ります。だからこそ「光を求める」という言葉には、
闇の中にいても、希望や真実を見失わずに進もうとする心
そんな人間の内面と呼応する意味も込められているのかもしれません。
傷つきながらも、迷いながらも、顔を上げて前を向く。
エリンジュームはそんな生き方に寄り添う花でもあるのです。
③「秘めたる力」「独立」
エリンジュームの持つたくましさからきています。
乾燥に強く、切り花にしても長くその姿を保つ。ドライフラワーにしてなお、美しさを失わない生命力。
その在り方は、誰にも依存せず、自らの意思で立ち続ける人の姿にも重なります。
④「厳格」
エリンジュームの造形の美しさと、規律正しい印象からきていると考えられています。
とげのある葉の鋭さ、まるで彫刻のように整った花姿。
そこには、甘えを許さないような緊張感と、美学を貫く凛とした空気があります。

3.エリンジュームの基本情報
【花の楽しめる時期】6月~8月
【品種・属名】セリ科エリンギウム属
【学名】Eryngium(エリンジウム)
【別名】松笠薊(マツカサアザミ)、襟巻薊(エリマキアザミ)
Flat sea holly(シーホーリー)
*エリンジュームは、流通名

4.エリンジュームのちょっと情報
実は食用だった時代も⁉
古代ギリシャやヨーロッパの一部地域では、エリンジュームの根を薬草や強壮剤として利用していたという記録があります。根を砂糖漬けにしてデザートにしたという話も。名前の由来は「ハリネズミ」?
ギリシャ語の「eryngion(エリンギオン)」には、「とげとげしいもの」や「ハリネズミ」に似た意味があり、花の姿とその語感が結びついたとも言われています。「青」が咲く植物は希少?
自然界で鮮やかな青い花を咲かせる植物は意外と少ない中、エリンジュームのメタリックな青は非常に珍重されます。特に夏場のフラワーアレンジでは、涼やかな差し色として人気。

おしまいに
エリンジュームの魅力は、その独特な色合いとフォルムにあります。
ふわりと咲く花々の中で、ひときわ異彩を放つ存在感。
けれどそれは、派手さではなく、静けさや潔さ、内に秘めた意思のような美しさ。
だからこそ、エリンジュームは暮らしの中で「引き算の美」を楽しみたい人にぴったりの花です。
たとえば、無機質な空間にひと枝添えるだけで、空気がきゅっと引き締まる。
コンクリート壁の一角、木の棚の上、ガラスの一輪挿しに。
装飾を抑えた空間にこそ、この花の個性が生きてきます。
色も、ブルーグレーやシルバーがかっていて、
モノトーンや北欧インテリアとの相性も抜群。
グリーンや他のドライフラワーと合わせてスワッグにしても、
他にはないアクセントになってくれます。
また、ドライフラワーとしての美しさも見逃せません。
水を替える手間もなく、長く楽しめるのが魅力。
仕事や家事で忙しい毎日の中でも、
そっと目に入るだけで気持ちが整うような、そんな存在になってくれます。
エリンジュームは、にぎやかさよりも、静けさや内面の強さを大切にしたい人の暮らしに寄り添う花。
自分らしさを大事にする、そんな日々の風景にすっと馴染むのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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