見出し画像

スペイン語では「Pretender」の曲もちょっと変わって見える

皆さん、こんばんは。シルバ教授です📚。本日は私が興味深い知見を共有しましょう。

今回取り上げるのは、Pretender(プレテンデール)という動詞です。英語の Pretend(プリテンド)と綴りが非常に似ていますが、その意味するところは似て非なるものです。

英語では「〜のふりをする」という、少し欺瞞を含んだ意味で使われますね。しかし、スペイン語の Pretender(プレテンデール)は、「〜することを志す」「〜しようと企図する」、あるいは「(権利などを)主張する」といった意味を持つのです。

例えば、ある若者が Pretendo ser médico(プレテンド・セール・メディコ)と言ったなら、それは医者のふりをしているわけではありません。「医者になることを志している」という、非常に真面目な意思表示なのです。

もし、あなたが誰かのふりをしたり、事実を装ったりしたいのであれば、Aparentar(アパレンタール)や Fingir(フィンヒール)という動詞を使うのが適切というわけです。

語源を遡りますと、ラテン語の praetendere(プラエテンデレ)に辿り着きます。これは「前に(tendere)差し出す(prae)」という意味を持っていました。

英語では「(偽りの姿を)前に出す」という方向へ意味が転じましたが、スペイン語では「(目的を自分の)前に置く」という、本来の志向性を保った意味として定着しました。同じ語源を持ちながら、異なる進化を遂げた言葉の歴史には、実に感慨深いものがありますね。

表面的な形の類似に惑わされず、その裏にある本質的な意味を理解することこそが、語学という学問の醍醐味です。

それでは、またお会いしましょう。📚👓🖋️

いいなと思ったら応援しよう!