見出し画像

東京物語UW⑬〈浅草の物語〉


東京物語UW、深夜の上野を歩いています(2025年3月23日に歩きました)。


その後上野駅を通過し左折し、しばらくまっすぐ進みます。

この後も調子が良く、ぐんぐんペースが上がってどんどん前を行く参加者を抜いていきます。

この付近写真全然撮っていないことに後で気づきました。それだけ歩きに集中していたのでしょう。

信号待ちで三角巾で腕を吊るしている参加者の方を見かけたのでつい話しかけてしまいましたが、腕を骨折しているとの事で、そんな状態で70km近く歩いてきてすごいなと思いました。



これまた写真撮ってなかったのですが、第4エイドに着きました。

およそ71km地点。1時40分頃の到着。

2階の室内のエイドでゆっくりと座りうどんや豚汁などの食事をして休憩している参加者も多かったのですが、さほど空腹でもなく調子も良いのでお菓子をいくつかいただいてすぐに出発します。

ぶれぶれの写真になってしまいましたが

泪橋ホールとありますね。すぐ側には泪橋交差点。

江戸時代、罪人が小塚原刑場に向かう家族との別れの時に渡った橋なので「泪橋」と呼ばれています。

同じように品川の鈴ヶ森刑場に向かう橋は「涙橋」と呼ばれていました。

この付近は山谷(さんや)という簡易宿泊所の多い地域。いわゆる「ドヤ街」と呼ばれている地域です。昔は日雇い労働者の街でしたが、少しずつ減少していって、今では外国人が格安の宿として利用する事も多くなってきたとか。

簡易宿泊所は路地を入ったところに多いのでコース上は見かけませんでした。

日中の東京・山谷地区


参考までに横浜の簡易宿泊所の多い地域、寿町を歩いた時の様子はこちらから。


横浜・寿町


吉原の見返り柳

こちらは「見返り柳」。

ここは江戸時代の遊郭だった吉原のはずれにあり、吉原で遊興した客が帰り道に名残を惜しんで振り返った場所にあった柳の木なんだそうです。

吉原の耕書堂・吉原神社・吉原の風俗店

「東京物語UW」では一時こちらの吉原の通りもコースに入っていて下見もしました。

現在放映されている大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」の舞台にもなっていて、最初に出店した耕書堂を復元した観光拠点も設置されています。

「べらぼう」にも女郎屋の女将りつ役で出演している安達祐実さんからのメッセージ。

しかしながら吉原は現在も続く風俗街でもありますので、おそらく夜中に歩くのは安全面を考えて適していないだろうとコースから外れたと思われます。

この付近は昔の江戸の外れにある地域。

刑場跡や遊郭・風俗街、日雇い労働者の街といわば東京の「裏側の顔」。大都市東京ですからそうした場所も必要不可欠という事だと思います。

また別の機会にゆっくりと探索してみるのも良いかもしれません。


さて、東京スカイツリーが見えてきました。

深夜なのでこちらもライトアップは終わっているようですね。

こちらは昼間に下見歩きした時のほぼ同じ地点からのスカイツリー。


ここで16時間経過。深夜2時になりました。


ここで14時間経過。深夜2時になりました。

ペースも上がってついに目標地点を越えて来ました。この1時間で30人近く抜いたのではないかと思われます。

ここにきて絶好調!

って調子に乗ってて良いのかな・・・(意味深)。


・・・という所で一服。

深夜でも開いている喫煙所は下見歩きしてチェック済です。

深夜の浅草・浅草寺

そして、今回の目玉ともいえる

浅草・浅草寺です!


といっても深夜の人通りが少なく、周囲は暗くなっている浅草寺。

なかなか見る機会ないでしょうからとても新鮮です。

日中の浅草・浅草寺

こちらは下見歩きした時の昼間の様子。もちろん人がたくさん。

奉納された提灯は周囲を照らしていました。

そして昼間は大勢の人で賑わう仲見世通りも静まり返っています。

シャッターにも絵が描かれていて楽しいです。

こちらは昼間賑わう仲見世通りの様子。

深夜の浅草・仲見世通り

ほぼ東京物語の参加者だけしか歩いていない、と言っても過言じゃないと思います。

と、いいつつそれでも参加者以外の人も何人か見かけました。


深夜の雷門

そして

雷門。


こんなに人が少ない雷門はもちろん初めて見ました。不思議な感覚です。

人を避けて写真を撮る心配もいりません。独占状態です。

雷門を過ぎたあたりで、序盤に一時一緒に歩いた長距離さんぽ。さんと再会。


こちら長距離さんぽ。さんの東京物語ウルトラウォーキングのYouTube動画。

12:00辺りに自分が映っています。ありがとうございました。

この後も調子が良かったのでしばらくは自分が先に歩くも、長い信号待ちで長距離さんぽ。さんが追いつくという事を何回か繰り返してお互い苦笑い。

「信号に引っかかると長いですよねえ」なんてお話もしました。


吾妻橋から見た隅田川。

夜景が反射して美しいです。

こうして歩いている途中でも恒例Xで頻繁につぶやきながら歩いていたのですが

とあるフォロワーさんから(歩く方ではない)「夜中に歩いて眠くないの?」

と質問されて「テンション上がってるので今の所は眠くないです」

と答えました。眠気は全くと言っていいほどなかったです。

確かに大会独特の雰囲気でテンション上がったりアドレナリンが出てるのもありますが

わたくし、以前はよく夜勤をしていたので夜中に活動をするのに慣れていて耐性がある、というのも大きいのかな、と思います。

すみだ北斎美術館

その後両国付近の東京江戸博物館を左折し北斎通りをまっすぐ歩きます。

この建物はすみだ北斎美術館。

日中のすみだ北斎美術館と葛飾北斎生誕地の説明板

以前訪れた時の昼間の様子。

そして実はここは葛飾北斎の生誕地なんだそうです。なので北斎通りなのでしょう。

すみだ北斎美術館を訪れた時の様子。


江戸東京博物館


「東京物語」ならぬ「両国物語」なんてのもありました。

いよいよ「東京物語UW」も終盤に入ってきました。


⑭に続く。



いいなと思ったら応援しよう!