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我が家の台風

お友達がおうちに遊びに来ると、テンションが上がりすぎて普段より激しくなる年中の次男。

最近は雨続きで外遊びもできず、退屈そうだったので、お友達を呼んでみんなでマリオカートをすることに。

「ねー、次男のおともだち、いつ来るの?いまー?」
「まだ、あと1時間くらいだよ」

……5分後。

「ねー?!もう来るー!?」
「まだまだ、あと1時間くらい」
「えぇー!?おそいーーー!」

と、待ちきれない様子。
そしてついに、ピンポーンという音が鳴った瞬間、

「よっしゃーーー!!」

と叫びながら玄関に猛ダッシュ。
逆ピンポンダッシュに笑いながら私も後を追う。

「おう!遊ぼうぜ!」と、なぜか長男の口調を真似する次男。
「「「おじゃましまーす!」」」と、にこにこ顔のお友達たちがやってきた。

この日、地元の集まりで不在だったパパ。
小2の長男とそのお友達1人、年中の次男とお友達2人、1歳と2歳の娘たち、そしてママ3人。総勢10人が集まった。

うちだけで5人なので、お友達を招くといつもプチパーティーのように賑やかになる。

「みんな!!2階で遊ぼうぜ!!」
意気揚々と声をかける次男。

だけど、
「俺たちゲームするから!」
と、ついてきたのは2歳の娘だけ。

出鼻をくじかれてちょっぴり寂しそうな次男。
次の瞬間、突然雄叫びをあげて、家中を走り出した。

まるで蒸気機関車のように、
シュッシュッポッポッと湯気をあげながら加速していく。

椅子に飛び乗り、小上がりで小躍りし、キッチンを回遊し、長男に人形を投げつけてバトルを挑む。

「やめて!!」とお兄ちゃんたちに返されて、さらに沸騰。

ママたちは毎回の光景なので、もはや気にしていない。
でもその瞬間、椅子に飛び乗った次男がバランスを崩して転げ落ちた。

幸い上手に着地できたものの、隣にいた2歳の娘がびっくりして泣いてしまった。

「それは危ないからやめようね」
とママたちに宥められた次男。

悪いと分かっていても、3人のママに注意されてご立腹。
手をグーにして、椅子をパンチ!

「いたぁあーーーーい!!!」

断末魔を残して、どこかに消えていった次男。

「………ブハッ」

誰かが吹き出したのをきっかけに、もう止まらない。
一連の騒動に笑いっぱなしの私たち。

少し落ち着いてから、そっと次男の様子を見に行くと、
しょぼくれながらパウパトロールを走らせていた。

「お手て、痛かったよね。椅子はパンチしないほうがいいんじゃない?」
「だって、僕のこと落としたんだもん」

「そっかそっか。じゃあ次男くんのお手てよしよしするから、あとで一緒にイスもよしよししようね」

「……ぅん」

小さな声で返事をする次男が、もう可愛くて仕方なくて、
思わずギュッと抱きしめた。

まだ4歳の次男くん。
喜びも怒りも、全身でぶつけてくるその姿が、なんともいとおしい。
このさきやってくるであろう反抗期も、今日みたいに優しく見守れたらいいな。



ちあきさんの企画に参加させていただきました。
子どもとたくさん向き合える素敵なテーマです!
いつもありがとうございます。

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