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「小説マップ」

三條凛花です。ふだんは、暮らし系・ノート系の実用書やコラムに携わっていますが、小説もたくさん書いています。
(過去に受賞歴もいくつかあり、小説のお仕事も募集しています。)
「小説家になろう」のサイトで書き溜めた小説が30作品を超えたので、目次的なページをつくりました。
完結済作品のみ掲載します。

わたしが書いている系統

現代ものの小説も、異世界転生もなんでも書きます。

世界観は、2極化しています。「童話みたい」「おとぎ話みたい」と言われることが多いです。

「洒落怖(死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?)」のまとめを読むのにハマっていた時期がありまして、ちょっとホラー要素が入ることもあります。
父の趣味で、小学生時代は推理小説ばかり読んでいたため、謎のようなものが出てくることも……。

8割の話は、家事本著者の経験を活かして、実用書的な物語を目指して書きました。どこかに暮らしのヒントだったり、料理のアイディアだったりが出てきます。読み終えたら前向きな気持ちになれるような、なにかやってみたくなるような、そんな作品づくりを目指しています。

ちなみに、作品ごとに出てくる料理のレシピは、「小説家になろう」のわたしのページの「活動報告」で公開しています。


1.異世界×童話的な世界観

異世界恋愛作品は、時や場所は違っても『十六王国物語』として、すべて同じ世界の出来事として書きました。なので、さまざまな作品に、ほかの登場人物とリンクする、隠れミッキーのような仕掛けがあります。
世界観の特徴は”女子高生が想像だけで描いた世界”。あえて矛盾が出るようにしてみました。

『愛し子は、森に捨てた』

https://ncode.syosetu.com/n6966hb/

異世界恋愛 日間ランキング 最高7位になった個人的な代表作です。傲慢な性格だった令嬢と妖精たちの交流を描きました。

あらすじ:

「愛し子を森に捨てたから、妖精たちが怒っているのだ」
妖精の森を抱くルスリエース王国では、深刻な事態に皆が頭を悩ませ、そのような噂がまことしやかに流れつつあった。
森を彩る実が消え、森に入って行方知れずになる者が続出した。なにより、一年を通してからりと晴れの日が続く温暖な気候の国であるのに、雨がやまない。

--遡ること二年前。公爵令嬢であったフラヴィアの目は、怒りに燃えていた。王太子に婚約を破棄され、その上森の奥地に身一つで放り出されたのだ。彼女が選んだのは、さらに森を奥に進み、妖精の棲み家を目指すことであった。
この選択が、彼女の運命を変えた。

『はずれ王子の初恋』

https://ncode.syosetu.com/n4845gy/

はじめて挑戦した異世界恋愛小説です。
なんとか書き切ることができました。単行本1冊程度の長さがあります。

あらすじ:

「嫌いだ」と口にするたびに、好きになっていた──。

ネージュニクス王国の第二王子・ジルベルトは、きょうも礼拝堂で懺悔と祈りを捧げている。
幼いころ病弱だったジルベルトは「はずれ王子」と蔑まれ、婚約者であるフルールしか話し相手がいなかった。ジルベルトはフルールを嫌っていた。
やがて、一人の令嬢に出会ったジルベルトは、恋に落ち、フルールに婚約破棄を告げる。ところが、一連の出来事は、王国に伝わるお伽噺の魔女伝説に深く関わっていたのだった。

『捨てられ公女は、砂漠の隠れ家を目指す』

https://ncode.syosetu.com/n6367ha/

短編小説です。『はずれ王子の初恋』よりかなり昔と設定しているものです。先に『はずれ王子』を読んでいただくとより楽しめるかもしれません。

あらすじ:

ルルーはある日、婚約者であった王子に婚約破棄を告げられ、身一つで砂漠へと放逐されてしまう。その腕の中には、異界から呼ばれた、ミザリーと呼ばれる聖女が抱きとめられていた。
事前に異変を察知していた侍女のおかげでなんとか砂漠の秘密の隠れ家へたどり着くことができたが、そこで待っていたのは悲しい知らせと、受け入れたくないがどうにもならない提案だった。
再び王子と対峙したとき、ルルーはある道を選択する。

『蛍姫は、雨と墜ちる』

https://ncode.syosetu.com/n3848hc/

次に紹介する作品とリンクしています。どちらから読んでも大丈夫ですが、おすすめは「蛍姫」→「胡蝶姫」です。

あらすじ:

第一王女リュシィは、図書室の隅で震えていた。
婚約破棄をされて失意の中、次は謀反が起きたのだ。城のあちこちで火の手が上がる中、侍女のシガーラが自ら囮となり、追手の目を逸らしてくれていた。大勢の足音が迫ってきている。
しかし、リュシィは自分の名を呼ぶ声に気がつく。秘密の書庫の大きな鏡から確かに聞こえた。
ついに扉が破られるというそのとき、鏡にもたれかかったリュシィは、そのまま鏡の中へと落ちて行った。それはまるで、城の窓から落ちたかのような光景だった。

目を覚ましたとき、リュシィは小さな屋敷で丁寧に世話をされていた。目の前には、かつて親しくしていた少女にそっくりな美丈夫がおり、彼はなぜだか感激している。
そこは、リュシィが生きていた時代より、千年後の世界であった。

『胡蝶姫は、罪と堕ちる』

https://ncode.syosetu.com/n5461hg/

上に載せた「蛍姫」と対になる作品です。蛍姫の悪役視点で書きました。

あらすじ:

ーーそれは遥か昔、雲が墜ちてきた日にはじまる物語。
いつものように森で果実を摘んでいたリヴェールは、空から落ちてきた少女を助ける。彼女は、マリィという名前以外、すべてを忘れていた。
二人は森の奥にある屋敷で穏やかな日々を重ねていたが、ある日、マリィは姿を消してしまう。

『囚われ姫のレイズドベッド』

https://ncode.syosetu.com/n8388hd/

1万字程度の短いお話です。

ルゥラは物心ついたときから、塔の中に閉じ込められて暮らしていた。
毎日やってくる実母に会うだけの日々だったが、あるとき蝶を助けたら、それは世話焼きな妖精であった。
母の言いつけ通り、塔から出ようとしないルゥラに、妖精のポルカは「文通をしてみないか」と持ちかけ、勝手に手紙を持ってくる。
その手紙が、ルゥラを変えるのだった。

『落ち姫ツィスカは、贄の王子と』

https://ncode.syosetu.com/n7231hl/

現代と異世界、両方を舞台にした物語です。

あらすじ:

落ち姫は風に包まれてやってきて、風にさらわれていく。
べチルバード王国には、古代からそんな伝説がある。国が淀みに包まれた時、落ち姫と呼ばれる女性が現れて危機を救う。役目を終えるとどこかへ消えてしまうという話だ。
今代の落ち姫・ツィスカリーゼもまた、役目を終えた後に消えてしまった。しかし──。
これは、ツィスカリーゼが消えた後にはじまる物語。

『ラベンダー! ~森の妖精魔導士が捨てたもの~』

https://ncode.syosetu.com/n2903ht/

暮らしの様子、落ち込んだときの処方箋みたいなものを書きたくて考えたお話です。学生時代は何度か海外に行く機会があって、必ず現地の絵本を買うことをマイルールにしていました。そうして出会ったのが、シシリー・メアリー・バーカーさんの『フラワーフェアリーズ』。
美しいイラストに、妖精という存在への憧れが高まって。だから、わたしが書くものにはよく妖精にまつわる話があります。

あらすじ:

ラヴェンディア、もうすぐ十八歳。
家族のもとから逃げ出し、森の妖精魔道士の屋敷で家政婦をしながら淡々と暮らして、いま、五年目になる。
ところがある日、雇い主であるエリアルに突然求婚されてーー。彼女の周りも、人生も、大きく変わりだす。

ラヴェンディアにもエリアルにも、じつはある秘密があった。

『ロゼと魔法と守り花』

”家族”に形を変えると、恋しかった相手との関係ってずいぶん変わってくるものだなあと思っています。「今、いっしょにここにいられること」の幸せを実感しづらいというか。そんなテーマで書きたくてはじめた短編です。

あらすじ:

「ねえ、ロゼ。この本をあんたに贈るのはね、ここに本当に大切なことが書いてあるからなんだ」
ローゼリリィの恩人であるポピーは、彼女が嫁ぐとき、別れ際にそう言った。
ローゼリリィは恋した相手と結ばれた。けれども、大きな出来事などないというのに、二人の仲はだんだんと冷えていき、孤独を感じていた。
そんなある日、ローゼリリィは死を覚悟する場面に直面し、これまでのことを後悔したのだが──。


2.異世界×ホラーorミステリーな世界観

『憑かれ聖女は国を消す』

https://ncode.syosetu.com/n7965gz/

異世界恋愛と洒落怖を絡め(てしまっ)たはじめての作品です。ほかの作品にもつながりますし、スピンオフの構想があります。

あらすじ:

その朝、砂の王国・サーブルザントに二つの星が落ちた。
それは第二王子のアイユーブが、異界の聖女召喚の儀式を行なっていた日であった。
一方、そのころ、とある場所では行方不明事件が相次いでいた。心霊スポットに訪れた大学生たちが、次々と姿を消していたのだ。そして、ある男が、執拗に一人の少女を探していた。
少女には、本人すら気づいていない大きな秘密があった。

『アシュテルラの悪女』

https://ncode.syosetu.com/n2251if/

新鮮な驚きのある作品が好きです。表現できているかはわからないけれど、いろいろ工夫してみました。ミステリーでもあり、異世界での洒落怖があるとしたらこんな感じなのかなあと想像しながら書いてみました。ちなみに洒落怖では「神様」系の話が、理不尽で恐ろしくて気になります。
(霊感はないので、実際には信じられていないのですが、洒落怖は読みものとしてものすごく楽しんでいます)

あらすじ:

"真珠姫”と呼ばれた公爵令嬢ペルラニア・マルガレーテは、王太子の毒殺未遂で処刑台に立たされていた。
奇しくもそれは、星の王国アシュテルラの、特別な夜のこと。この光景を見るのは二度目。今度は家族を守れた。信頼できる友をつくった。王子との関係も悪くなかった。
それなのに、どうしてこんなことに──。
彼女の命が削られそうになったとき、再び「光の神・アシュテルラ」が現れた……。

『シュシュ・フラマンは悪女の系譜』

https://ncode.syosetu.com/n5208im/

好きな先生の短編企画に参加したくて書いたものです。書き出したらとても2万字で収まらなくって、これでもすっきり終わらせられたと思うけれど、連載版もはじめました。(連載のほうは未完結なので載せていません)
はじめてたくさんの感想をいただけて感動したお話です。

あらすじ:

シュシュ・フラマンは、ある秋の夜、婚約していた相手の母親から婚約破棄をされてしまう。
その理由は、100年前の先祖が「悪女だから」だという。
数年後、グリハルトに求婚される。彼を好ましく思っているものの、婚約破棄時に渡された調査結果を思い出すと、どうしても受けいれることができない。ましてや、彼は悪女の祖先が影響を与えたという、一国の王の末裔なのだ。
グリハルトは頑ななシュシュを何度も説得するが頷かず、彼の家に伝わる魔導具で、ともに過去を調べることにした──。そこには意外な真実が隠れていた。

3.ホラー・ミステリーでも、童話的でもない作品

『ちょい足し令嬢のおいしい牢屋生活』

短編小説なのですが、連作になっています。コメディっぽい感じになりました。「ちょい足し」とよく検索してしまうタイプです。味に飽きたりとかして。みなさんはどうですか? わたしがよく検索するのは「納豆 ちょい足し」なんですが、なかなか目新しいものは見つかりません…。ちなみに、私が好きなのは「納豆+食べるラー油」「納豆+フライドオニオン」です。

①『ちょい足し令嬢のおいしい牢屋生活』

https://ncode.syosetu.com/n2637if/

②『ビジュエルディアの嫌がらせ王子』

https://ncode.syosetu.com/n5021if/

③『嫌がらせ王子と眠れる公女』

https://ncode.syosetu.com/n4446ig/

あらすじ:

公爵令嬢ツェリシアは、幼いころからの婚約者である王太子キースグリムに婚約を破棄され、貴族牢に閉じ込められていた。
"嫌がらせ"のようにこの国では嫌われている食材ばかり手ずから差し入れてくる王太子だが、おしゃべりな転生者侍女とむだに顔がいい牢番と三人で快適な牢屋生活を送る。
けれども、王子が嫌がらせをしているのにはある理由があった。

『ロゼットに落ちる春』

https://ncode.syosetu.com/n9818gy/

あらすじ:

新しい口紅をつけて家を出たその日、すみれは古書店で信じられないくらい美しい青年と出会った。気がつくと連絡先を交換していて、しかも一緒に暮らしていてーー。すみれ自身もその暮らしも、大きく変わっていく。

これは、いくつかの章に分かれています。それぞれ視点が変わります。だから、1章で見えていたものが、まったく別の見え方に変わる…。そんなふうになったらいいなと思いながら書きました。

『√365』

https://ncode.syosetu.com/n5342gb/

あらすじ:

すべてを投げ出してしまおう。そう考えて窓を開けた14歳の大晦日。
出会ったのは、不思議な少女だった。提示されたのは3つのルール。1つは、365日毎日違う女性の人生を送ること。ただし、干渉はできない。2つめは、体験する人生はすべて29~30歳の女性のもの。3つめは、記憶が毎日リセットされるということ。そして、1年後の大晦日になったらすべての記憶が戻ってくるという。
こうして、私の不思議な1年間がはじまった。

オムニバス形式に見えるのですが、じつは共通点があります。もしよかったら、探しながら読んでみてもらえるとうれしいです。


4.現代×童話的な世界観

『神様のつくりかた ー雨宿りと囚われの人魚ー』

https://ncode.syosetu.com/n9038gx/

あらすじ:

学校から逃げ出した令佳。
雨宿りをするためにたどり着いたのは、森の中の喫茶店だった。そこのメニューには「神様つくります」という不思議な文言が書かれていて――。

日本で暮らしていると、あまり「神に祈る」というのはピンとこないのではと思っています。わたしはそうです。祈っても自分で解決するしかない…そう考えてしまって。でも、絶望したときにふと、すがる先がほしいと思いました。そして、これが”神に祈る”の原点なのかもと感じて。
流されやすいわたしは、そういうふうに考えてしまったら危険な気もしたんです。だから”自分の中”に確固たるものをつくったらどうか。そう考えて生まれてきた物語です。


5.現代×ホラーorミステリーな世界観

『翡翠の泉を目指して』

https://ncode.syosetu.com/n4955gm/

あらすじ:

あの人にはもう会わない。そう決めた石倉夕璃子は、恋心を葬るべく、縁切りのジンクスがある喫茶店へ向かう。ところが、その日の朝、自分が殺される夢を見て飛び起きた。実は彼女は、たまに予知夢を見ることがあったのだ。不安に思いながらも、心を決めて家を出た――。

この作品、じつは、実話なんです。全部がじゃないんです。怖い目にあって助けられるところ。そこは、わたしが実際に体験したことをベースにしてつくりました。一つの出来事から、こんなふうにお話ができていくのって面白いですね。

『紫陽花と見る夢』

https://ncode.syosetu.com/n3270hb/

あらすじ:

「話しておかなくちゃいけないことがあるの。一緒に来てくれる?」

プロポーズを受けた清花は、婚約者の氷雨を連れて、自分が五歳まで住んでいた家へ向かった。
そこはかつて、痛ましい事件が起こった場所。今は廃墟のようになっている。
そして数十年後。ーー森氷雨は、悲しい真実を知ることになる。

このお話は、わたしなりの洒落怖として書きました。短編小説です。


『地図にない社』

https://ncode.syosetu.com/n7861jl/

あらすじ:

何度探しても、たどり着けない場所がある。
大学時代、友人と訪れた神社は不思議な場所だった。
霊感がなく、信じていないけれど怖い話を読むのが好きな莉佳子の、その神社にまつわる不思議な出来事。

noteでもたまに書いている、フィクションとノンフィクションの間のようなショートストーリーです。ちなみに、夫とふたりで「いったいあれはどこだったのだろう」と話しているカフェがあるんですよ。
遠出したときに行ったはずなんです。場所もたぶんここにあった、と思うところがあって。でも、二人とも記憶があるのに、いくら調べても出てこない。足の長い猫がいる落ち着いたお店でした。


完結した作品は、ここに追加していきます。

短いのから長いのまでいろいろあるので、すきま時間のおともに読んでもらえたらとってもうれしいです。


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三條 凛花 最後までお読みいただき、ありがとうございます♡

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