人は、もっと創造的になれる⑦|遊びがある人ほど、発想が柔らかい理由
「遊び」と聞くと、どんなイメージがありますか?
「遊んでばかりじゃダメ」
「もっと真面目にやらないと」
そんな言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。
仕事と遊び
真面目と不真面目
私たちは、ついそれらを反対のものとして考えがちです。
でも本当にそうなのでしょうか。
遊びは、「無駄」な時間なのだろうか
子どもは遊びの中で学びます。
試してみたり、失敗したり、工夫したり、ルールを作ったり変えたり。
遊びの中には、実はたくさんの創造性が含まれています。
そこには、「正解を出さなければならない」というプレッシャーがあまりありません。
だからこそ、自由な発想が生まれやすいのかもしれません。
発想が柔らかい人には、「余裕」がある
創造性の研究では、遊び心や好奇心は、新しい発想や柔軟な思考と関係していることが示されています(Bateson & Martin, 2013)。
もちろん、ずっと遊んでいれば良いという話ではありません。
でも、
少し遠回りしてみる
試しにやってみる
興味を持ったことを調べてみる
そんな「遊び」の要素がある人は、発想が硬直しにくいように見えます。
それは「能力の差」というより、「心の余裕の差」なのかもしれません。
真面目さだけでは届かない場所がある
仕事でも人生でも、真面目さは大切です。
責任感も必要です。
でも、真面目さだけで考え続けると、時々、発想が同じ場所をぐるぐる回り始めることがあります。
そんな時、
少し視点を変えてみる
遊び心を持ってみる
「もし制約がなかったら?」と考えてみる
そうした小さな余白が、新しい可能性につながることがあります。
AI時代だからこそ、「遊び心」が価値になるのかもしれない
AIは、与えられた条件の中で最適な答えを出すことが得意です。
一方で、
意味があるか分からないことを試してみる
役に立つか分からないことに興味を持つ
遠回りを楽しむ
そんな行動は、とても人間らしいものかもしれません。
創造性というのは、効率の先ではなく、遊びの中から生まれることもある。
そんなことを、最近よく感じます。
もしよかったら、みなさんの、
「遊び心が役に立った経験」
「遠回りしたことで新しい発見があった経験」
について、ぜひコメントで教えてくださいね!
マガジン「人は、もっと創造的になれる」
AIが「正解」を素早く出せる時代。
だからこそ、「人間らしい創造性って何だろう?」という問いが、ますます大切になっている気がします。
不安と安心。集中と余白。思考と身体感覚。
脳科学、心理学、マインドフルネス、そして組織の現場での実践を交えながら、
「人は、本来もっと創造的になれる」
そんな可能性を探っていくマガジンです。
参考文献
Bateson, P., & Martin, P. (2013). Play, Playfulness, Creativity and Innovation. Cambridge University Press.
