note de Noël便り|Day17「いとおしむ」
冬の朝の光は、どこか切ない。
カーテンの隙間からこぼれるその一筋を、
娘の髪がやわらかく受け止めている。
頬にあたたかい光が落ちて、
まつげの影が、そっと揺れた。
その瞬間、胸の奥がふっと痛くなる。
――こんなに小さな時間まで、
愛おしく思ってしまうのはなぜだろう。
日々は、手のひらからこぼれる砂のように、
あっという間に過ぎていく。
寝顔も、笑い声も、
昨日とまったく同じようでいて、
確実にすこしずつ遠ざかっていく。
だからこそ、
「今」を抱きしめたくなる。
湯気の立つマグカップ、
絵本の角についた小さなシミ、
ぎゅっと握られた小さな手のぬくもり。
その全部が、いとおしい。
世界はいつも、少し冷たく、
けれど光は、どんな朝にも射す。
「いとおしむ」とは、
失ってしまうことを知っているからこそ、
いまをやさしく撫でること。
✨ クリスマスまで、あと50日。
今日もひとつ、灯りをともして。
🎁 今日の灯りのことばくじ:「いとおしむ」
――過ぎゆくものに、手を伸ばすように。
その一瞬を、抱きしめて。
ハッシュタグ:#noteDeNoel便り
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クリスマスまでの66日間、
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言葉を通して、自分の中の灯りに気づく小さな時間を。
今日もご覧いただきありがとうございます。
明日の朝も、あたらしい“灯りのことば”をお届けします🕯
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