ことばが、じぶんに沁みるまで
今回の記事では、
学びの中で「正しいはずなのに、なんか違う」と
感じたことがある人に向けて、その違和感の正体と、
自分の言葉を見つけていくプロセスについて書いています。
「もう、会社を辞めたい」
「自分でお仕事をしていくために勉強しよう」
そう思って学びはじめた最初のころ。
20年以上、社会人をやってきたのに、
本当にわからないことだらけで驚きました。
「わたしの社会人生活は何をしてきたんだろう?」って。
でも『わからないことがわかった』ので、
とにかく「未知」へ向かうことへの
わくわく感があったんですよね。
ゲームで冒険に旅立つときのような。
そんな感覚に近いわくわく感。
だからまず、セミナーに参加してみたり、
これまで手を付けたことのないようなビジネス本や
自己啓発本を読んでみたり、面談を受けてみたり。
知識、方法論、考え方など
いろんな『点(素材)』を少しずつ集めました。
つまり、
誰かの言葉を借りることから始めたんです。
これって、
導入としては必要なことだったと思っています。
でも、ある時期から
気持ち悪さを感じるようになりました。
「正しいことを言っている」と、わかる。
意味も理解できる。
でも、それを自分の口で説明してみたとき、
コンテンツとしてつくってみたときに、
どこか浮いてしまうんです。
まるで、借り物の言葉をまとっているみたいで…
仮装大会をしている感じ、というのかな。
ほかの受講者さんや、
フォロワーさんの声をみていると、
みんなしっくり来てそうに見える。
だから
「自分の理解がたりないんだな」と思って、
さらに飲み込もうとしていました。
でも最近気づいたのは、そのときの気持ち悪さって、
感覚が正直に機能していたってことなんじゃないか、
ということです。
最初はそれを、
自己正当化しようとしているだけかな、
と思って、考えないようにしていました。
でも、たぶんそこが違っていて。
その気持ち悪さは、
自分自身に改めて目を向ける
きっかけだったんですよね。
気づいたのは、人に話すときのわたしは、
ちょっと「武装」しているということ。
うまく話そうと思っているわけではないんですけど、
誤解を生まないように、相手に伝わりやすい言葉を探しながら
「納得してもらいたい」という思いと、
正しそうに見える「理論」を必死に融合させようとしていた。
でも、文章を書いているときには、
相手の反応を即座に受けなくていい。
気持ち悪いな、と思ったら、
すぐに立ち止まれる。
その状態のときに出てくる言葉が、
自分の言葉に近い気がしています。
たとえば、この記事を書くにあたって、
自然に出てきた言葉があります。
「武装」「気持ち悪さ」「浮いてる」「仮装大会」
誰かにこういう時に使うんだよ、
といわれた言葉ではなくて。
自分の感覚を探っているうちに出てきた言葉たち。
これが、わたしにとっての「自分の言葉」なんだと思います。
たとえば、
「自己肯定感を高める」という言葉があります。
意味はわかる。
でも、わたしには、どこか浮いている感じ。
それよりも
「自分を雑に扱わない」の方が
しっくりきやすい。
意味は近いのに、
響く言葉が違うんですよね。
これって、どっちが正しいかじゃなくて、
自分の感覚と繋がっているかどうかの違い
だと思っています。
だから、借り物の言葉に気持ち悪さを感じるのは、
理解不足のサインではないんです。
自分の言葉に変換しようとしている、
途中のサイン。
最初は誰かの言葉を借りるところから
はじまっていい。
むしろ、そこからしか
はじまらないことも多いです。
でも、学び続けた先で、
少しずつ「この言葉、本当にわたしに合ってる?」って
問いが出てくる。
その問いを無視しなくてよかった、と
わたしは思っています。
途中で「なんか違う」と感じて、
学ぶのを辞めてしまったことがある人も
いるかもしれません。
でも、もしかするとそれは
理解できなかったんじゃなくて、
自分の感覚と言葉が
まだつながっていなかっただけなのかもしれません。
自分の感覚と言葉が結びついたとき、
「こういうことだったんだ」って
すとんと落ちる瞬間が来ることがあります。
「腹落ちしない」は終わりじゃなくて、
自分の言葉を探している途中なんだと思うから。
今回の記事も、
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
では、また。
▼ コンタクトはこちらから ▼
あなたの「静かな本音」を、ともに眺められる。
そんな場所のひとつでありたいと思っています。
必要なときは、ここから声を掛けてください。
公式LINE:
▶りな|ReBuild Lab.(公式LINE)
Instagram:
▶りな|ことばと感覚のズレを整える|Rebuild Lab.
ほかの記事も、感覚ごとに
テーマ別でまとめています。
あなたのいまの感覚に近いものが
あるかもです。
▼ ▼ ▼
