「豊かさ」の解像度
今回の記事では、
「豊かさ」という言葉の解釈が、
わたしの中でどう変わってきたかを書いています。
豊かさの定義に迷っている人や、
価値観の変化を感じている人に読んでもらえたら嬉しいです。
「豊かさ」って、なんだろう。
改めて考えてみると「豊かさ」って抽象的で。
意外と答えが出てこない言葉だなと思います。
お金があること。
自由な時間があること。
好きな人と過ごせること。
人によって、全然違う。
それくらい、解釈によって変わる言葉なんですよね。
なので今回は、
「豊かさとはこういうものだ」という答えを
書きたいわけじゃなくて。
いま、わたし自身が感じている豊かさって何だろう、
ということを、少し手繰り寄せてみようと思います。
以前のわたしを思い返してみると、
「量」が欲しかったんだと思います。
たくさんの知識、たくさんの経験、たくさんの収入。
大きな夢、派手な目標。
そういうものが多ければ多いほど、
「豊かさ」に近づいている気がしていました。
でも、いつのころからか、
その感覚が少しずつ変わってきました。
たとえば、食べ物。
年齢を重ねたせいもあるかもしれませんが、
成長期ほどの量は食べられなくなりました。
でも「おいしいなぁ」って思えるものを食べたい。
という気持ちは、むしろ強くなってきた気がします。
量より、ひとくちの満足感。
それから、ものへのこだわり。
服はや靴は季節ごとに、
新しいものをすぐに取り入れようとしていました。
流行を気にしていたわけではないんですが、
その日の気分で選び放題の状態をつくりたかった。
どれもお気に入りを買っていたつもりだったんですけど、
ただ、目についたものを感情だけで購入することが
多かったと思います(衝動買いですね、これ)
でも、ものがあふれていくにつれて、
「大切にしたいものってなんだろう」と
考えるようになったんですよね。
きっかけは大きな地震だったんですけど。
でも、転機でした。
そのあたりから、職人さんのこだわりや開発ストーリー、
その商品の背景へ思いを巡らせるようになりました。
そこに共感したり、わたし自身がそれを大切にしたい、
一緒に育てていきたいと思うかどうか、
というような、そんな身近なものへのこだわりを
大切にするようになったんですよね。
たぶんこれって、
豊かさの「量」から「質」への変化、
というよりも
豊かさを感じる解像度が変わってきた、
ということなのかもしれません。
以前は、なんでも手に入れることで
豊かさを感じようとしていた。
でもいまは、
目の前にあるものの細部に、
豊かさを見つけようとしている。
おいしいと笑顔になるひとくち。
手に馴染む道具。窓の外に広がる景色。
そういうものの中に、穏やかに広がる満足感がある。
そんなふうに考えています。
また、もう少し年齢を重ねたり、
出会う人が増えてくると変化してくるのかもしれませんね。
あなたにとって、
いま感じる「豊かさ」って、なんですか?
よかったら、こっそり教えてください。
では、また。
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