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編集現場で学んだ思考の視点

スーパーやドラッグストアの洗濯洗剤コーナーに行くと、
似たような商品がずらりと並んでいます。

おしゃれ着用、敏感肌にやさしいもの、
とにかく除菌・洗浄力重視のものや、
コスパのいいもの。


機能的には「衣類を洗う」という点でほぼ同じ。
だけど、それぞれの商品には
「誰のために作られたか」という背景や思想があります。


カタログ広告の編集として働いていたころ、
わたしは仕事柄、そういうことをよく考えていました。


今回は、そんなふと思い出した
「視点」と「問い」のお話です。


メーカーさんから渡された商品原稿を見るとき、
わたしが後輩に伝えていたのは
「となりに並んでいる商品と、何が違うんだろう?」
という問いでした。


似たような商品がたくさん並んでいると、
選ぶことが面倒になってしまうんですよね。

いつも定番で購入している商品にするか、
買わない、という選択をしてしまう。


定番の商品がいい、悪いではなくて。

汚れが落ちればいい、というのは大前提。

でも本当は、お洗濯のたびに
エリや袖の型崩れが気になっていたり。
静電気が気になっていたり。
衣類のごわつきが気になっていたり。

細かな「改善要望」が潜んでいたりするんですよね。

だから、商品の機能的な比較の話だけを
紹介するのではなくて。


この商品はどんなお客さまの
手元に届くと喜ばれるんだろう?
という視点が、とても鍛えられていたなぁ、と。

似た商品でも、商品に込められた想いが違う。
だから、その思想をキャッチコピーで
伝えられるように考えてみようって、してました。


当時は、こういう言語化はできていなかったですけどね。

もうちょっと…業務っぽかった。
商品のコンセプトは~~~だから、
こういうニーズのお客さまに…って。


わたしの先輩は「この場合はこう書く」という、
答えをくれる人でした。
急ぎのときは、それがありがたかった。

でも、考え方が身につくと、引き出しが増えるんですよね。
次に似た場面が来たときに自分で対応できるようになる。


答えをもらうと、その場は本当に助かります。
でも、問いをもらうと、これからが変わる。


これって、編集の話だけではないんですよね。


誰かに相談するとき。
アドバイスをいただくとき。
コーチングを受けるとき。


「正解を教えてもらう」より「どう考えるかを一緒に見る」
その方が、後々効いてくるチカラになっていると感じます。


目の前にあるものを「評価」するのではなくて。
「背景や文脈を読む」という視点。
そして問いを立てる。

哲学やコーチング的な思考だなぁ、
と、いまのわたし自身は
思っているところではあるんですけど、

ひとことで言うと
「興味や関心を持つ」ことなんです。

対象は人。


教える側の立場になったりすると
つい「これが正解だよ」「これが成功への近道だ」と、
「与える」「示す」を優先してしまいがちなんですけど、


その人(受け手)が求めるもの・ことは何かを
一緒に見ていくための「問い」を
大切にしていきたいと、ますます思っています。

あなたが大切にしている思考の視点は
どのようなものですか?
よかったら教えてください。


では、また。



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気づいていなかったんですが…
質問箱機能が実装されていたんですね!

試しに置いておきますので、
ご質問があったらお気軽にどうぞ。




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