変わろうとしてもうまくいかないときに起きていること
はじめに…
※ スピリチュアルな世界の話ではありません。
「いまの自分を変えたい」と思ったとき、
わたしたちは、つい
「いまのままじゃダメだ!変わらなくちゃ」
と、自分を追い込みがちです。
それは素晴らしい姿勢ですし、
わたし自身も、自分を追い込むことで変わろう、
新しいスキルを身につけようと
し続けてきていました。
でも、無理やり「いまの自分」を
肯定せずに引きはがして、
あこがれの理想の世界側へ移行しようとすると、
こころもカラダも、ついてこれません。
「今日から夜更かしをやめて早起きする!」
「もう禁煙する!」
「ながらスマホをやめる!」
「お菓子を食べない!」
そんな目標を立てたのに、
続かなかった経験はありませんか?
たいてい、無理やり変えようとして、
急激にチカラを加えていることが
原因だったりします。
わたし自身も
何度も、くり返してきました…苦笑
「理想」を描いた未来側へ移行するには、
もっと静かで、
でも確かな「変化のルール」があります。
これは「別の自分になる」というよりも、
もともとの自分に近づいていく変化でもあるんです。
この「変化のルール」は、
心理学では自己一致と呼ばれる状態と
深く関係しています。
そして『葬送のフリーレン』に出てくる
魔法のしくみにもよく似ているんですよね。
(この作品、大好き)
とはいえ、わたしたちは、
呪文を唱えて炎を出したり、
空を飛びまわったりできるわけではありません。
でも、この作品には現実の変化にも通じる
ものすごいヒントが散りばめられていました。
今回は『葬送のフリーレン』の設定を
少しお借りしながら、
想像力とコンフォートゾーンについて
お話してみようと思います。
▶ 魔法は『イメージの世界』
想像できたことは「予約」できている
作中で語られる
『魔法はイメージの世界。
イメージできないものは魔法にできない』
という設定。
たとえば…ユーベルという女の子。
彼女があやつる大雑把でもとても強力な
『だいたいなんでも切れる魔法』について
少し紹介すると…
どんな攻撃も通さない魔法がかかった外套も、
「布は切れるもの」という
イメージ(思い込み)によって
簡単にサクッと、切ってしまいます。
(外套を着ていた人までも切ってしまうので、
かなり衝撃的なシーンでした…)
また、主人公であるフリーレンと、
弟子のフェルンは飛行魔法を使います。
でも、敵対している魔族にとって、
飛行魔法は「魔法」という扱いではなくて。
人間にとっての歩行と同じ感覚で使っています。
できるイメージをありありと、
鮮明に描くことができたら
実際に『魔法』として発動できる。
「無理だ」「できない」と思ったものは
1ミリも発動させられません。
これって、わたしたちのマインドや学習、
スキル習得方法や習慣づくりの仕組みと
驚くほどそっくりなんですよね。
ユーベルにとって
「布は切れるもの」が当たり前であるように。
魔族にとって
「空を飛ぶこと」が歩行と同じくらい
当たり前のことであるように。
わたしたちの現実を動かしているのは、
いつだって「自分にとっての当たり前」が
どこにあるか、で変わっているんです。
「いまの自分なら、これくらいかな」
「いまのスキルや環境だと、このあたりが現実的かな」
と、現在地から計算して未来を考えようとするとき。
これは、まだ術式や理屈に縛られて、
自分のイメージを「いまの自分の枠」の中に
とどめている状態です。
一方で、
「3年後はこんなふうに笑い、こんな風を感じてるな」
という質感を、
ありありとこころに浮かべることができたら、
それは、あたまで考えた目標というよりも、
もっと直感的で「たしかに、そこにわたしがいる」と、
こころから納得できてしまうような感覚です。
イメージの中で、その世界を歩きはじめた瞬間から、
あなたの「当たり前(コンフォートゾーン)」は、
いまの場所から、そのイメージの世界へ
そっと移り変わっていきます。
すると、いままで「無理やり変えなきゃ」と
自分を追い込んでいたエネルギーが、
今度は「理想の自分であるのが当たり前」という、
静かでチカラ強い確信に変わっていくんです。
▶ イメージを「当たり前」にするのは
「耕す」こと
「イメージできた!
でも、現実は何も変わっていない…」
このジレンマ、本当に苦しいんですよね。
イメージすることで未来側へ移行するのは、
まずは「マインド」の中で起きている変化。
なので現実との間に
ズレが生じているだけなんです。
現実が動き出すって信じてたのに…とか。
引き寄せの法則はわたしには無理なのかな…とか。
苦しさを感じているうちに
「できあがっている自分のイメージ」から
だんだん「できたらいいな…」
「やっぱり、無理なのかな…」と
サイズダウンしてしまうこともあります。
そして、ここで焦って自分を追い込みはじめると、
また元の「いまの自分と無理やり引きはがす」ような
やり方に戻ってしまう…。
こころに描いたイメージを、
現実の自分の当たり前に落とし込んでいくには、
小さな『耕し』の積み重ねが必要です。
つまり「できること」「選べること」を
少しずつ増やしていくということです。
フリーレンが空を飛べるようになったのは、
魔族の飛び方を観察したから。
仕組みは解明しきれていないので
応用はできないけれど、
飛ぶことはできるようになりました。
ほかの魔法については、先生から教わったり、
魔導書を読み込んで学習し習得しています。
▶ 未来の自分なら、何を選ぶ?
未来の自分の選択は、
大きな決断の場面だけに現れるものではありません。
朝、あと10分寝るか、それとも起きるか迷ったとき。
コンビニでなんとなく甘いものを手に取るとき。
やるか迷って、スマホを開いてしまうとき。
そんな小さな瞬間にも、
こっそり現れているんです。
気づいたら、その瞬間に
「イメージの中の自分なら、どうする?」
その視点で、一度だけ選んでみてください。
1日1回でもいいです。
その小さな選択の積み重ねが、
あなたの「当たり前」を静かに更新しはじめます。
気づくと「以前は選ばなかった方」を
自然に選べるようになっていきます。
無理に自分を引きはがさなくていいです。
「未来のわたし」として、
今日の1杯のお茶を選ぶ。
その選択がしっくりくるなら、
その未来はきっと、あなたのものです。
▶ 想像できることは、すでにあなたの一部。
最初は、新しい選択をすると、
「自分じゃないみたいだな」と
ソワソワすることもあります。
ソワソワとした違和感が
新しいことへの挑戦でわくわくに近い感覚なら、
どんどん楽しく耕せますよね。
でも、こころが乗ってこないな、というときには
イメージの種が願望寄りかもしれません。
焦らず、静かに、
あなたの「当たり前」が移り変わっていく時間を
楽しんでみませんか。
今回の記事も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。
では、また。
▼ コンタクトはこちらから ▼
あなたの「静かな本音」を、ともに眺められる。
そんな場所のひとつでありたいと思っています。
必要なときは、ここから声を掛けてください。
公式LINE:
▶りな|ReBuild Lab.(公式LINE)
Instagram:
▶りな|ことばと感覚のズレを整える|Rebuild Lab.
ほかの記事も、感覚ごとに
テーマ別でまとめています。
あなたのいまの感覚に近いものが
あるかもです。
▼ ▼ ▼
