カレーライスが嫌いだった本当の理由
なぜかこれが苦手
理由はわからないけれど、ずっと避けている
そんな、自分でも説明がつかない
心のクセはありませんか?
私は50代になるまで、40年以上もの間
カレーライスは、飽きたから嫌い
だと思い込んで生きてきました。
でも先日、カウンセリングを受けている最中に
その思い込みの裏に隠されていた
本当の理由
が、バーンと弾けるように出てきたのです。
それは、幼い私が自分を守るために
そして大好きなお母さんを守るために
必死についた 嘘 でした。
この記事を読むと
・あなたの「苦手」や「生きづらさ」の裏にある本当の理由
・幼少期の出来事が、いかに今の自分を縛っているか
・カウンセリングで、どうやって心が解放されるのか
が、きっと見えてくるはずです。
40年越しの謎が解けた、私の体験をお話しします。
「嫌い」なはずなのに、惹かれてしまう違和感
「私は、カレーライスが嫌い」
ずっとそう公言してきました。
理由は
「実家で毎週のように出てきて、食べ飽きたから」
「またカレー? お母さん、手抜きしてるんじゃない?」
と、母親のせいにすることで
自分の「嫌い」を正当化してきました。
でも、実はずっと自分の中に おかしな違和感
があったのです。
カレーの匂いがしてくると
「あ、いい匂いだな、美味しそうだな」
と食欲をそそられている自分がいる。
時々、無性に「カレーうどん」が食べたくなる。
近所にできたスパイシーカレーのお店のナンは絶品で
何度も通ってしまう。
「あれ? 私、カレーが嫌いなはずだよね?
なんで食べたいって思ってるの?」
そんな自問自答すら、私は無意識に封じ込めていました。
「本当は食べたいんじゃないの?」という心の声を無視して
「いや、私は嫌いなスタンスだから」と
頑なに自分に嘘をつき続けていたのです。
その40年以上抱えてきた矛盾の正体がわかったのは、
つい先日、カウンセリングを受けていた時のことでした。
40年前、あの食卓で起きたこと
カウンセラーの方と子供の頃の話をしていた時
ずっと忘れていたわけではないけれど
特に気にも留めていなかった
「ある日の出来事」
が、突然、鮮明な映像として脳裏に蘇ってきました。
それは、私と母と姉の3人で
ショッピングセンターへ学用品を買いに行った日のこと。
買い物が少し長引いてしまい、帰宅が遅くなりました。
家に着くと、仕事から帰っていた父が待っていました。
夕飯がすぐに食べられないことに、父は激昂しました。
怒鳴り声を上げ、あろうことか
目の前のテーブルをひっくり返したのです。
泣き出したのは、姉でした。
「私の買い物のせいで遅くなったの。だからお願い、ケンカしないで」
姉は泣きながら父に訴え、母も涙を浮かべながら
散らばったものを片付けていました。
父は怒り狂ったまま、家を飛び出していきました。
せっかく作った夕飯も食べずに。
味がしなかった、あの日のカレー
私は、ただただ怖かった。
びっくりして、心臓がバクバクして
食欲なんて一瞬で消え失せました。
本当は、私もその場から逃げ出したかった。
でも、私は泣きませんでした。
ここで私までわんわん泣き出したら
この場はもっとカオスになる。
そうやって、子供ながらに必死に空気を読んで
感情を殺した私がいたのです。
そして何より
目の前で泣きながら片付けをしているお母さん
を見たら、どうしても放っておけなかった。
「お父さんは食べずに出て行ったけれど、お母さんが一生懸命作ったこのカレーを、誰も食べないなんてこと、私にはできない」
お母さんをこれ以上、悲しませたくない。
その一心で、私は黙ってカレーライスを口に運びました。
あの時のカレーは、砂を噛むようで、全く味がしませんでした。
「早くこの時間が過ぎ去ってほしい」
と願いながら、必死に飲み込んだカレー。
カウンセリングの中で、その光景と今の自分が
一本の線でつながりました。
「・・・これだったんだ」
私が嫌いだったのは、カレーの味ではありませんでした。
カレーを見るたびに、私の無意識が、40年以上前のあの時の
「心がちくちくする痛み」や
「お母さんを守らなきゃという重圧」
を思い出して、自分を必死に守ろうとしていたのです。

無意識がつくった「優しい嘘」
私たちは、あまりにも辛すぎる記憶に直面したとき
無意識に「偽物の理由」を作ることがあります。
本当はカレーが好き。
でも、カレーを見るとあの地獄のような食卓を思い出して苦しくなる。
この矛盾に耐えられなくなった脳は、
「食べ飽きたから嫌いなんだ」という
もっともらしい「嘘の理由」
を用意して、私を守ってくれていたのです。
「飽きた」という言葉で蓋をしなければ
あの日の絶望感や
お母さんへの切ない想いに飲み込まれてしまいそうだったから。
こうやって人は、自分でも気づかないうちに心に蓋をして
本当の望みを隠してしまう生き物なのだと
身をもって実感しました。
50代の今だからこそ、伝えたいこと
このことに気づいた時
40年前の自分を抱きしめてあげたい
愛おしさで胸がいっぱいになりました。
「なんて健気な女の子だったんだろう。本当によく頑張ったね」と。
ずっと「わがままな理由でカレーを嫌っている自分」
をどこかで責めていたけれど、そうじゃなかった。
私はただ、お母さんを愛していたし
家族がこれ以上壊れないように
必死で守ろうとしていただけだったのです。
幼少期のほんの小さな出来事が
大人になった今の「生きづらさ」や「謎のこだわり」
そして「自分でも気づかない心の蓋」
を作っていることは、実はとても多いのです。
40年、50年と抱えてきた蓋でも、いつからでも開けることはできます。
そしてその蓋を開けた先にあるのは、苦しみだけではありません。
そこには、あなたをずっと守ってきた
健気で優しい「本当のあなた」が待っています。
私は、これからカウンセラーとして
同じように「理由はわからないけれど、なんだか生きづらい」
「自分の中に違和感がある」
という方と一緒に、その正体を見つけていきたいと思っています。
私自身も、こうしてひとつひとつ蓋を開けながら
皆さんと一緒に成長していきたい。
そして、あなたがあなた自身と仲直りし
本当の人生を歩き出すお手伝いをしたい。
心からそう願っています。
一人で抱え込まずに
一緒にその「本当の理由」を探してみませんか?
あなたが心から「美味しい」と笑える日が来るのを
私は全力で応援しています

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