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20代は「Will」がなくて当たり前

こんにちは。キャリア戦略コンサルタントの堂田陸人です。

就職活動を経て社会に出ると、急に「あなたのWill(やりたいこと)は何か?」と問われる機会が増えます。しかし、強烈な使命感や起業精神を学生時代から持っている人は、ごく一握りです。
多くの人が「本当にやりたいことがわからない」という状態でキャリアをスタートさせますが、結論から言えば、それで全く問題ありません。
なぜなら、「Will(やりたいこと)」がないのは、実は「Can(できること)」がまだ少ないからに他ならないからです。人は、自分が全くできないことに対して、情熱を燃やすことは難しいものなのです。

仕事の本質から考える「Can」の重要性
ここで一度、仕事の定義を振り返ってみましょう。
仕事とは、
「他者のために問題を発見し、適切な課題を設定して解決に導くこと。そして付加価値を提供し、その対価として報酬をいただくこと」
です。
20代のうちは、この「解決する力」=「Can」が圧倒的に不足しています。解決できる手段を持たない段階で、何をしたいかと悩むのは、武器を持たずに戦場での立ち回りを議論するようなものです。

「Must」の量が「Can」を作り、「Will」を生む
では、どうすれば「Can」を増やせるのでしょうか?
その答えは極めてシンプルです。目の前にある「Must(すべきこと・役割)」を圧倒的な量、こなすことです。
1. まずは「Must」を大量に、かつ泥臭くやり抜く。
2. 量をこなす中で質が上がり、周囲(上司や顧客)から褒められる成果が出る。
3. 成果が出ると「Can(できること)」が増え、仕事が楽しくなる。
4. その延長線上に、初めて確信を持てる「Will(やりたいこと)」が見えてくる。
このサイクルこそが、キャリア形成の王道です。

悩む前に「考える」習慣を
「やりたいことがない」と悩む時間はもったいない。それよりも、「どうすれば目の前のMustを、より効率的に、より高いクオリティで完遂できるか」を考えることにエネルギーを割いてください。
20代は、MustをCanに変えていくための貴重な期間です。まずは上司に「君に任せてよかった」と言われるレベルまで、徹底的に目の前の仕事と向き合う。その積み重ねが、将来のあなたを「やりたいことに溢れた場所」へと連れて行ってくれるはずです。

もし、自分の立ち位置が見えなくなったり、具体的な市場価値を知りたくなった時は、いつでもお気軽にご相談ください。現在の転職市場の動向を踏まえ、あなたが納得できるキャリアを築けるよう、全力でサポートさせていただきます。

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