上ばかり見上げて歩く季節に。見落としがちな足元で意外な出会い。
毎年 桜が満開に近づくと、私は狂ったように 毎日桜を求めてお出かけします。
それは20代で車を手に入れてからずっと。
仕事が終われば帰り道の名所へ夜桜見物に。
休みの日は少し足を伸ばした公園で、屋台の食べ物を片手にお花見をしに。
まるで何かに呼ばれるように。
体調が悪い時でも、薬を飲んでまで花見に出かけるものだから、家族も仕事仲間もドン引きしていました💦
そして、そんな春の習慣は今も変わらず。
今年は開花宣言がされてから、毎日 気温が高いわりに やたら雨続きで、とてもお花見日和とは言い難い日々。
だから、少し晴れ間が見えると
「お母さんも行きます?」
と声をかけ、2人または1人でいそいそ桜を見にお出かけ。
2人の時はコンビニで買ったサンドイッチがおとも。
1人の時は水筒にお茶を入れて、屋台を物色。
天気大荒れの予報が出ていた前日に、今年はもう見納めのつもりで午前中に母と桜で有名な公園へお出かけしました。
考えることはみんな同じで、公園は今年の桜を最後に一目見ようと集まった人でごった返していました。
桜じゃなくて人を見に行ったみたい😅
にぎにぎしくて、ちょっと疲れてしまいました(笑)
でも母は、逆にお花見だけは賑やかな方が好きなので、その雰囲気にすごく満足したみたい。だからそれはそれで行って良かったと思ってる。
でも、なんだか私は少しホッとしたくて、午後は地元の公園へ1人でお出かけ。
おともはもちろんお茶と文庫本📚
公共施設の裏手にあるその小さな公園は、桜の木が5本ぐらい植えてあって、一人でのんびりしたい人や年配の人がひっそり桜を楽しむ場所って感じで静かなのがお気に入り。
公共機関の裏の公園だっから、月曜日がお休みで、その日はちょうど人っ子一人おらず、満開の桜を独り占め。
本を読んで、桜を眺めて、歩いて眺めて、また本を読んで。
んーー。整う😊
さすがに風も冷たくなってきたし、車も出入りし始めて人の気配が濃くなってきたので帰ることに。
「んー?」
さっき入ってきた車の持ち主さんが、直立不動で地面をじっと眺めているじゃありませんか。
桜を見に来たんじゃないのかな?
不思議に思って、その視線の先をたどって驚きました。
「えっ?ハリネズミ?🦔」

実物のハリネズミをこんなに近くで見たの、私初めてです(笑)
飼い主さんも気さくな方で
「写真撮っていいですか?🥰」
と聞けば、
「いいですよ。いっぱい可愛く取ってあげてください!!」
って、丸まった姿まで見せてくださいました。

「か…可愛い😊❤」
桜の季節はどうしても上ばかり見て歩きがちです。
でも足元に視線を落とせば、散った花びらもまた美しい。
雨上がりの道に出来た水たまりに浮かぶ花びらは、まるで小さな花筏。
桜の絨毯とはよく言ったもので、地面でもう一度花が咲いているみたい。
風で舞い上がる姿はまるで花びらが生きているみたい🌸
その花びらの上をトコトコ歩くハリネズミの、なんて愛らしく風流なこと(笑)
ハリネズミはヨーロッパでは「幸運を運ぶ」縁起のいい動物だそうですね。
その小さな背中に幸運をのせて運んでくるので、出会うと幸せになれると言われています🍀
だから、皆さんにも幸運のおすそ分け🌈
ふふふ。
また、あの小さな幸せに会えたらいいな。
そんな春のひと時🌸🦔
