りんご飴に魅せられた日
「良かったら記事待ってます」
記事を書いたきっかけは、ぺリンさんに頂いたコメントのそんな一言でした。
この一言がなかったらりんご飴の思い出を記事にしようとは思わなかったかもしれません。
実はペリンさんは、私が書いた一番最初の記事から、今に至るまでずっとマガジン追加して下さっているnoterさんのうちの1人。
今回は、私が右往左往していたころから、ずっと変わらずにマガジンに追加して下さっているペリンさんに、お返事的な気持ちもあって記事にしてみました。
きっかけとなったペリンさんの記事の話題は、アメリカのハロウィンの定番、キャラメルアップル。
でも、ペリンさんの推しはキャラメルアップルではなく⋯⋯⋯?
その辺りの詳細は
ぜひぜひペリンさんの記事で読んでみてください😊
読めばわかる、ぺリンさんの記事の魅力❤
さて、
実は私にとってのお祭りの最推しは、りんご飴。
なぜって?
もちろんお祭りの屋台で、ひと際 輝いて見えたのがりんご飴だったから。
小さい頃お祭りに行くと、兄弟そろって「欲しい、食べたい」と親にせがんで買って貰っていました。
真っ赤でツヤツヤで、子供の頃の私の目には、それがまるで宝石のように輝いて見えました。
「お兄ちゃんは大きいの。りこちゃんは小さいのね」
どうせ食べきれないから。
そう言って親が買ってくれたのはいつも小さいりんご飴。
それはそれで、とても嬉しかったけれど、自分の隣で大きな宝石にかぶりついている兄を見るたびに、いつもうらやましい気持ちでいっぱいでした。
兄と2人で祖父母のお家にお泊りしていた夏休み。
祖父のお家のある地区で、少し大きめの夏のお祭りがありました。
中学生の従兄弟のお兄さんたちが一緒なら、子供だけで行ってもいいと言われてワクワク。
でも、私だけ置いていかれてしまった。
高学年だった兄ならまだしも、低学年の女の子を連れて行って迷子にさせたら困るから。
今ならお兄さんたちの言い分は、よくわかります。
目を離したすきに迷子になったら、見つけられない。
すぐに体調を崩す私を連れて歩くのも大変。
だって自分も中学生とは言え子供なんだから。
でも、その時は仲間外れにされたことが寂しくて、一人でピーピー泣いていました。
お昼になって、泣き疲れてぼんやりしていると、家で仕事をしていた祖父が仕事着のまま庭に出てきて
「ほれ、りこ。行くぞ」
と自転車についてる小さなリアカーに私を積み込み、お祭りに連れて行ってくれたのです。
「あんまり時間はないから、昼飯食うだけだぞ」
お昼休みの短い時間、祖父が連れて行ってくれたお祭りは、たくさんの人であふれていて、見るもの全部が新鮮に見えました。
それはきっと、こういうお祭りなんかに興味のないはずの祖父が一緒にいるから。
自分がその時何を食べたのかは覚えていないけれど、祖父が焼きそばを食べていたのはなんとなく覚えています。
祖母へのお土産に大判焼きを買って。
甘党の祖父がちゃっかり自分用にも買って。
私には、何の絵柄だったのか。これも覚えていないけれど、キャラクターの絵柄の綿あめを買ってくれました。
「そろそろ、時間だ。帰るぞ」
そんな祖父の言葉が聞こえないほど、私が釘付けになっていたのは、当然りんご飴。
「食べるのか?お兄さん、1つ」
買ってくれたのは、当たり前のように大きい方。
夢にまで見た大きなりんご飴😊❤
自転車のリアカーで、りんご飴に夢中な私。
でもやっぱり食べきれなくて……。
お家に帰ると、祖母が割りばしから外して、芯を切り落として食べやすい大きさにカットしてくれました。
お腹いっぱいだったはずなのに、カットしたりんご飴が再びおいしそうに見えたんです。
食べきれなかったりんご飴を、祖母が一緒に食べてくれて、興奮しながらお祭りのお話をして、満足して⋯⋯熱を出す😅
ご心配なく🖐️これが通常運転です。
夕方まで眠って起きた時には、兄や従兄弟も帰ってきていて、居間はとても賑やかでした。
「あっ、りこちゃん起きたよ」
そう言って兄たちが持ってきたのは、皆で射的でとったという、キーホルダーやミニポーチ。
「おみやげ」
もうちょっと大きくなったら、今度は皆で行こうね。なんて話していたんだと、後で祖母から聞きました。
結局、大きくなったら、顔を合わせることもなくなってしまったけれど、その時貰ったポーチは本当に最近まで大事に取ってありました。
夏のお祭りは何度も行ったし、りんご飴も毎年食べたけど、大きな宝石を手に入れたのは、実はあの時だけ。
寂しくて泣いた記憶も、祖父が連れて行ってくれたお祭りも、一緒に食べた屋台ご飯や、買ってもらったお土産も。
全部ぜんぶ、りんご飴を見ると思い出します。
小さい頃のことだから、思い出が美化されて記憶に残っているところもあるんだろうなとも思いますが(笑)
ペリンさんの記事で、結びついた記憶は夏の思い出。
ちょっと季節外れかもしれないけれど、紐づいた思い出なら、季節は関係ないですよね😊
最近では、友人の子供がりんご飴に夢中。
大きなりんご飴にかぶりつく、子供たちが一層、眩しく見えました🍎
