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博士課程2年12月|今年のふりかえり

12月は、ずっと取り組んできたテーマにやっと区切りをつけられた月でした。2025年のふりかえりをします。


研究について

博士課程月報

2024年からのんびり書いています。意外と続けられていていい感じです。

9月と11月の更新が飛んでしまいました。9月の後半にスイスへ1週間ほど行っていたのもあり、スイス旅行記が月報の代わりになっています。昨年も夏に一回更新が飛んでるので、暑い時期はへばってしまうようです。11月には学園祭で講演した内容を出そうと書いたのですが、なんとなく公開していいか迷ったのでやめました。講演に来てくださった方々ありがとうございました。

5月にやったハスの葉をテーマにした院生発表は、思っていたよりも好評でした。一般向け発表をやると、自分が普段やっている研究をどうやってわかりやすく表現すればいいか考えるきっかけになって面白いです。尊敬する先輩と、卒業するまで毎回発表する約束をしたので、来年も最後まで講演したいと思います。

研究では、年明けに1年近く取り組んでいた実験が終わり、4月から7月までは憧れていた研究所のインターンに行きました。研究室の外でやってみたかったテーマに取り組めたこと、新参者として基礎的な事柄を改めて習えたこと、違う環境でももくもくと実験できたことは、自分の視野を広げる経験として大きなものになりました。

インターンから帰ってきたあとは以前の仕事をまとめたりしていました。年内にまとめきれなかったのが悔しいところですが、年明けには終わると信じています。

海外にも複数回行きました。海外交流ワークショップの学生代表を務めたり、段々とそういう機会にも慣れてきた気がします。同年代とは交流できる自信が少しついてきたのですが、まだまだ気後れしてしまうので積極的に参加していきたいです。

実験ばかりやりすぎて、考察が浅くなっていると指摘されることが度々ありました。焦りすぎたかも。書いていると進みが遅いような気がして焦ってしまうのだと思います。腰を据えてじっくり考える時間をとりたいです。指導いただきつつ、来年は先行研究をゴリゴリ読んで徹底的に考察していきたい。ほんとにここ頑張りたいです。

新しいテーマ探索が出来なかったのは悔しいです。年度末までに、やりたいな〜と思っていたものをやっていきたいですが、ここも「試してみる」→「考察する」のサイクルを回すのがまだまだ足りないところが響いている気がします。そもそも予定を立てるのが下手なのが原因かも。googleカレンダーに実験予定などは全部入れて計画を立てているのですが、見積もりが外れがちです。レスポンスのスピードを上げないといけないな〜と思っています… 本当に最後の年にしたいので、スピード感を持って次のテーマにも入っていきたいです。


副専攻

2月の修論発表&提出に向けて、修了研究を進めてきました。
時間があるときにじわじわ進めようと、2,3月に先行事例を少しまとめました。ここでひとまず手をつけていたことがめちゃくちゃよかったです。期間が空いても作業に戻りやすくなり、都度見返して立ち位置を確認できました。

今はインタビューの文字起こしに苦労しています。絶対いまの時代ラクな方法があるんだと思っているのですが、半分くらい人力で書き起こしをしました。録音時点で書き起こし方法を考えておけばよかったですね。あと半分残っているので、年末年始の休みで終わらせたいです。

また、修論を書いていると、自分に道具が足りないことをひしひしと感じます。抽象的な概念を持ち合わせていなかったり、表現する方法がわからなかったりしてもどかしいです。ChatGPTに手伝ってもらいつつ、先行研究をがんばって探しつつ、なんとか書き切ります。たまに人から「そんなことやっていないで本業の研究に時間を注ぎ込みなさい」といったコメントをいただくのが悔しいので、しっかり仕上げたいです。


自分について

自分の定点観測

「自分の定点観測」は、学部生のときに受けた授業で使われていた言葉です。工学のデザインを扱った内容で、デザイナーの方が自分を定点観測しましょうと言っていて、自分としてもその概念にしっくりきたので使っています。自分を実験対象のように思って、外部世界から刺激を受けてどんな反応をするのか見てみたいと常々思いながら生活しています。データが集まればそれだけ自分というサンプルの理解も進むので、記録しておくことは大事なポイントです。

これまでもノートにメモをしたり、scrapboxに授業や講演のメモを溜めたり、考えたことや調べたことを書き殴ってみたりしてきましたが、今年はじめたスタイルはけっこうしっくりきて続いています。自分の興味のようなものを把握しはじめたのかもしれません。スマホのメモ帳、しずかなインターネット、note、scrapboxの合わせ技で収集しています。

インターンで一人暮らし(仮)をやっているときに色々ごろごろと考えられたのがよかったな〜とぼんやり思っています。しゃべる相手がいなくて、自分の中に生活の出来事が溜まっていって苦しいなと感じるようになりました。家に帰って家族に話したり、定期的に会う友人にその週にあった出来事を話すことが、自分の基礎だったのだと気づきました。そこから、スマホのメモにコツコツ日記のようなものを書くようになりました。あったこと、思い出したこと、読んだ本の書き抜きなど、短文を雑多に書き連ねています。

それをふくらませて日記を書いたり、授業で科学エッセイを書いたりしました。9月くらいからは自分でも手元に書きためるようになり、いくつかピックアップしているのが「大学院の話」シリーズです。コツコツ旅行記や参加記録を書いていたおかげで、後で出てくる同人誌の制作もスムーズに進みました。

月平均5つ記事を出していることになります

このブログの大半は勢いで書いているので、お題を決めて文章を書き、丁寧に表現を推敲する活動はもう少し定期的にやりたいなと思っています。


大学が好きなのかもしれない

やっぱり大学のことが好きなんだな、と自覚しはじめています。このnoteでも本郷キャンパス関連の記事をよく読んでいただきました。

ぜんぶ本郷キャンパスの記事なのはびっくり

関連して副専攻の修論テーマも設定していますし、今年も新しい活動にえいや!と飛び込んでみました。ここ最近は大学生活を終わらせるイメージでいますが、比較的長い間在籍したことで出せるアイデアや見えてきたものもあると感じています。大学の魅力と自分が関わる意味を常に客観的に観察できるように気をつけたいです。新しいお知らせができるように2026年も引き続き活動していきます。

それでも最近飛び込み力が減衰している感じがするので、はっきり自分がやりたいことを声に出していくのが目標です。進路を決めるのももう目前に迫っており、自分に自信が持てなくて不安になったり焦ったりしていますが、大学に残りたい!と今は思っています。


健康について

インターンで一人暮らししていたときに2回と、帰ってきてから1回体調を崩しました。年の後半はほとんど崩さずに健康に過ごせた気がします。夏から秋への変わり目で気分的に落ち込む時期がありました。

週7で研究室に行くことや、夜遅くまで居ることはやめるようにして、休日を設定したり家でご飯を食べたりしています。年齢も上がってきて体調の変化には気をつけつつ、やっぱり健康第一で過ごしたいです。なんとなく健康のおまじないみたいな気持ちで、毎日トマトジュースを飲むこと、寝るときに首にハンカチを巻くことを継続しています。


つくったZINEと創作について

同人誌即売会に参加

2024年の年末に友人と初めて同人誌を作り、2025年はひとりで同人誌の制作と即売会への参加をしました。『ラボあるある4コマ漫画』を描きはじめたきっかけはZINE制作とは別にありましたが、制作したものをきちんと手に取れる形にできたのはうれしかったです。学会のアウトリーチでも使っていただき、冊子があることで人にも見せやすくなって自己紹介にも役立ちました。

1人での即売会参加は意外とすんなりうまくいってよかったです。ソロ活するのはしばらく前のテーマで、今でも少し続いています。1人で大学周辺のラーメン屋に入れる、クリスマスのイルミネーションが見たかったら1人で出かける、見たい展示があったらさっさと行く。ラボに同期がいなくても、一緒にご飯を食べに出てくれる後輩がいなくても、しっかり研究してメンタルを保っていくための練習を意識的にやってきました。最近はだいぶ慣れてきて、1人でやることに抵抗がなくなってきた気がします。いい傾向でうれしいです。

自分が欲しいものは自分で作ろうの精神を大切に、やってみたかったことや欲しかったもののアイデアを2026年も形にしていきたいと思います。イラストのテイストも変えてみたいし、レイヤーがあるイラストを描けるようになりたいです。


読書の再開

秋ごろにふだん接する人が少ないことに気づいて、もっといろんな人と交流した方がいいなと思うようになりました。院生が新しく友人を増やすのも、突っ込んだ話ができるようになるのも大変ですし機会も少ないです。積極的に機会を求めるようにもしたいですが、他人が書いた文章を読む読書をするべきだと思いました。副専攻で"文系"っぽい研究をやって自分が使える概念の限界をめちゃくちゃ感じたことや、本は人類の知恵の塊だなと痛感したこともきっかけのひとつです。2025年後半から読書しようと意識しています。

図書館で借りた方が経済的なのは百も承知ですが、今度借りに行こうとか、また古本屋に行けばいいやと思っているといつまで経っても読めません。手元にない本は読めないと割り切って、どんどん本を買うことにしています。なので、本屋に立ち寄ったら一度に5冊くらい買い込みます。積読タワーがどんどん伸びていて困り気味ですが、本を読める環境を整えることを優先しています。

寝る直前までスマホを見ていると寝付きが悪いことがあり、その時間に本を読むようにしています。エッセイなどで引用できるとかっこいいなという憧れもあって、気になった箇所はスマホのカメラで読みとってメモを作っています。

エッセイを自分で書いてみたのもあって、今までは小説ばかり読んできましたがエッセイも読めるようになりました。人生のちょっと先輩たちが哲学本を読んでることが多いので、自分も読んでみたいな〜と思っています。読むだけではなく感想をメモしたりアウトプットにも変えて、できるだけ血肉にしていくのが2026年やりたいことです。

気に入った本


なぜ作るか

ものをつくる人でありたいなと思っています。

今年は好きなクリエイターさんの個展が近所で開かれることが多かったり、いろいろなZINEおよび同人誌を手に取れたりして、かなり刺激を受けました。しあわせでした。

unuさん、副島さん、のもとさん
ZINEや本など

それもあって自分を振り返って、サークルのアドカレ企画に参加して記事を書いたりしました。今の自分のスタンスも言葉にしてみました。以前は電子工作やロボットといった機械電気っぽいものづくりに憧れていたのですがなんとなくしっくりこなくて、でもそこに関連して習ったことは今でも生きていて、「ものづくり」の根底にあるものって同じなんだなと思います。今後もこうやって自分のスタンスのようなものを言葉にして、客観的に見られるような機会を設けていきたいです。


まとめ

というわけで、時間が経ったあとの自分のためにもまとめ。

  • 考察する力を伸ばす(じっくり時間をかけて文章を書く)

  • 新しいテーマ探索(マジで終わらせる)

  • 予定を立てて実行する習慣をつける(レスポンスを早める)

  • 副専攻の研究をちゃんとした形でまとめる

  • はっきり自分がやりたいことを声に出していく(大学に残れるようにする)

  • 大学生活を終わらせる(やり残しがないように点検)

  • 健康に引き続き気を付ける

  • お題を決めて文章を書き、丁寧に表現を推敲したエッセイを書く

  • (引き続き)1人でどこへでも行けるようになる

  • イラストのテイストを変えてみる

  • 本の感想をメモしたりアウトプットする(自分のための読書感想文?)

  • 作りたいものをつくる!

2026年も充実の年にしていきます。どうぞよろしくお願いします。

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