#63_どうしたら出来るかな?という柔軟さが大事
私たちが暮らしている現代と100年200年前とでは、
ありとあらゆるところで大きな変化がありました。
100年200年前には考えられない暮らしが今、実際
に行われています。
多くの変化の裏で、いくつもの習慣や文化といった
ものが消えて無くなったり失われていきました。
変化が悪いのではなく、自然と淘汰されていった
とも言えます。
一方で、現代でも受け継がれ残っているものはあ
ります。それらが昔と全く変わらず残っているか
というと少しずつやり方を変えていたりもするも
のです。
最近私の身の回りでこの変化を感じたことがあり
ました。
この記事を書いているのは年始1月なのですが、
ちょうど「とんど」の時期でした。
返納忘れのお札を返納するために神社へ赴いた
のですが、そこで良いなと思ったことがありま
した。
「とんど」と言えば昔は1/15の早朝5時頃から
お焚き上げが始まりました。まだ夜が明けきら
ないうちに地域の大人たちが集まり、やぐらに
火をつけて焚き上げます。
その火を使ってお餅を焼いてぜんざいを作り、
どんどにやってきた人々にふるまわれていま
した。
ぜんざいがとてもあったかくて美味しくて、
寒いけど煙たいけど美味しい幸せな思い出の
ひとつです。
この冬の早朝のイベントがなんと、今は昼間
に行われるという衝撃の事実に遭遇しました(笑)
大して衝撃ではないのですが、とんどと言え
ば早朝行事だったのでびっくりでした(笑)
おそらく朝は忙しく人が集まらないことや
わざわざ真冬の早朝にやらなくてもいいので
はないか、昼間の暖かい時間帯の方が人も集
まりやすいし薄暗い時にやるとケガの心配も
ある、といったところでしょうか。
いずれにせよ、開催する時間帯をずらすこと
で、主催してくれる人たちの負担も減るでし
ょうし、参加する人も動きやすい。これって
とても良いなと思いました。
やっていること・行事は昔からの慣習ですが
やり方を少し変えたら現代の人々にとって
やりやすくフィットするので、継続しやすく
なります。大事な文化もこうして継承する
ことがラクになります。
絶対に早朝にしないといけない!と頑なに
昔のやり方を押し通すのではなく、柔軟に
ちょっと変化させるだけでやりやすくなる
楽しいものに変えていけるようになります。
ほかにも最近私の身の回りで実際にあった
ことですが、妊婦さんが出産した後の「里
帰り」について。
出産後の母体は、重大事故に遭遇し「意識
不明の重体」になったぐらいのダメージを
受けています。私自身、初産時にあと少し
で赤ちゃんが生まれるという時に意識を
失いあの世へ行ってしまう=死にかけまし
た。。。これは本当のことで、医師も助産
婦さんも看護師も焦ったと後で聞きました。
助産師さんが私のお腹を上からグイっと押
して、下からは赤ちゃんの頭を吸引して
引き出す、という少々手荒ですが、最終手
段で産み終えました。そうでもしないと
赤ちゃんも母体も危険!だったということ
です。どうにか三途の川の手前で現実に
引き戻された私は、意識朦朧としながら
初産を終えました(笑)
もちろん入院中は「面会謝絶・絶対安静」
と厳しく言われ、看護師さんが頻繁にベ
ッドに来てくれて私の健康状態のチェッ
クをしてくださいました。
まさかの超難産・・・私も周りの人も本
当にびっくりでして、どうなるかと思いま
した。ちょっと脱線しましたが、これく
らい出産とはとんでもなく大仕事でして
出産後の母体は大事にしないと10年20年
後に壊れ始めます。私は子宮にエラーが
見つかり・子宮頸がんの前がん状態で手
術を受けることになりました。
とまぁ、女性の身体は本当に繊細でかつ
母とは強く偉大なものです。
産後は最低でも1か月間はしっかりと休
めてあげないといけません。
昔は「里帰り」して実家でゆっくり休む
ということをしていましたが、現代は
仕事をもつ人も多く、なかなか実家で
ゆっくり過ごすというわけにもいかな
かったりします。
私も年始に次女が出産しお孫ちゃんが
誕生しましたが、里帰りはさせずに
次女宅に戻らせて私が頻繁に出向いて
身の回りのお世話をするようにしました。
その方が新米ママも赤ちゃんも場所の
移動がなく環境も変わることなく慣れ
ることが出来て良いのです。
確かに、実家に戻ってゆっくりするの
は良いかもしれませんが、1か月経っ
た頃にちょっとした引っ越しをして
自分たちの家に戻る、となると環境が
変わりママも赤ちゃんも戸惑います。
いくら自宅とは言え、環境が変わる
ことで赤ちゃんのぐずりが増えること
も予想できますし、ママもスムーズに
動けなかったりとデメリットも考え
られます。ということで最近は実家
から祖父母が出向いてヘルプする、
というのが主流になりつつあるよう
です。確かに、二人目三人目となれ
ば上の子たちのお世話もあったり、
自宅の方が何かと勝手も都合も良い
ですよね。
このように、昔から受け継がれてい
る良い慣習・里帰りして母体を守り
ながら赤ちゃんのお世話に慣れてい
く、ということは守りながら現代風
にアレンジするのはとても良いと思
います。
視点を変えて、動きやすい人が動く、
回復を最優先に考えて、負担は最小
限に抑えてサポートする。なかなか
良いと思います。とは言えサポート
する側に負担はないのか?と言えば
それなりにありますが、やはり弱者
を守る上では大したことではないと
言えるかなと私は思います。
「里帰り」に似たところで「帰省」
がありますが、最近では祖父母が
出向くパターンもちらほら耳にしま
す。
夫婦で仕事の休みのタイミングが
合わない場合や、妊娠中、出産が
近い場合などは動く人を変える・
チェンジするのも良いと思います。
いずれにせよ、その家庭ごとの最
適解を一緒に探していく作ること
がいちばんいいと思います。
家族の形や幸せの形が幾通りにも
存在するようになった現代で、柔
軟に考えて動くことはとても大切
です。
固定観念に囚われすぎず、お互い
の思いを素直に伝えあうこと。
そしてそこから「どうすれば皆が
笑顔で過ごせるかな?」と考えて
いく。
こういったやり方がこれからの
時代のやり方なんじゃないかなと
思います。
もっと自由に柔軟に、色んな角
度から見てやり方を変えていき
ましょう。
さて、あなたはどんなことから
「どうしたら出来るかな?」を
やっていきますか。
色んな場面で応用できるので、
お試しいただければ幸いです。
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