しずるの「LOVE PHANTOM」はなぜクセスゴではウケて、KOC決勝ではウケきらなかったのか— NLPで読み解く“観客の心の前提”と“チャンネルの相性”
LOVE PHANTOM は、
セリフほぼゼロ・口パク×動き×表情のみで魅せる、しずるの傑作。
クセスゴでは爆ウケ。
なのにKOC決勝ではウケきらなかった。
これ、NLPでいうと
「期待フレーム」と「VAK(視覚/聴覚/身体感覚)」のミスマッチ。
観客が持っている「コントの期待フレーム」が違いすぎた
KOC(大会)=“セリフで畳みかけるコント”を観に来ている場。
観客の無意識の前提:
• ボケ→ツッコミ→展開のリズム
• 言葉の面白さ
• 音声で笑わせる構造
• 大会らしい“見た目の分かりやすさ”
一方 LOVE PHANTOM は
V(視覚)8割のコント。
• 表情の細かさ
• 身体の動き
• 微妙な間
• 歌詞とのシンクロ演技
観客が“耳で笑う準備”をしてるところに
“目で観るコント”が来ると、
「あ、これどう観ればいいネタ?」という理解のラグが起こる。
この数秒のズレが、
ライブの勝負では致命的になる。
クセスゴは「観る側のフレーム」が“作品寄り”にセットされている
クセスゴ(クセがスゴいGP)は、番組自体が
“クセのある芸=変化球を楽しむフレーム”で作られている。
観客の前提はこうなる:
• 普通じゃなくていい
• コントの定形を期待していない
• セリフなしのネタ大歓迎
• 世界観に全振りする芸人もいるよね
つまり、観る側の“受け取りモード“が最初から可変的(オプション型)。
LOVE PHANTOM の
V(視覚)中心の芸術性や違和感の笑いは、
この“変化球歓迎フレーム”の中だとめちゃくちゃ刺さる。
VAKのチャンネルが番組と一致していたのは「クセスゴ」
ここが核心。
● LOVE PHANTOMのVAK配分
• V(視覚):圧倒的に強い
• A(聴覚):最小限(口パクのみ)
• K(身体感覚):演技の細かなニュアンス
● クセスゴのVAK
• V(視覚):派手・変化球・映像的演出が多い
• A(聴覚):セリフより雰囲気重視
• K(身体感覚):世界観の“クセ”を味わう番組構造
=V(視覚)中心のLOVE PHANTOMと完全に相性がいい。
● KOC決勝のVAK
• A(聴覚)に強く依存(セリフ・ツッコミ・リズム)
• V(視覚)は補助
• K(身体感覚)は瞬発力が重視
つまり、
視覚エンタメとしてのLOVE PHANTOMが、A優位の土俵に持ち込まれた
という状況。
チャンネルがズレると、笑いの“立ち上がり速度”が落ちる。
これが“ウケきらなかった”理由。
“構造的に評価軸が違った”
クセスゴで強くウケたのは、
番組が選んだ“評価軸”がLOVE PHANTOMのV(視覚)にバチッと合っていたから。
逆にKOCは
大会フォーマットがA(聴覚)優位=言語情報重視。
評価軸と作品の方向性のズレ。
ただそれだけ。
ネタの価値とは別問題。
🎯まとめ
LOVE PHANTOMは「視覚のコント」。
クセスゴは“視覚を楽しむ番組”。
KOCは“聴覚で笑いを取る大会”。
この相性の差がウケ方の差にそのまま現れた。
NLP的には
• 期待フレームの違い
• VAKチャンネルの不一致
• 場(コンテクスト)のミスマッチ
作品はどの文脈で見せるかで、評価が劇的に変わる典型例。
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