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Keychron Nape Proがグローバル販売開始。クラファン支援者の口コミを見たら、さらに気になってきた

キーボードのすぐ近くに置いて、指先でカーソルを操作する。

そんな少し変わったトラックボール「Keychron Nape Pro」のグローバル販売が始まりました。

2026年7月31日時点では、Keychronのグローバル公式サイトで予約販売が始まっており、価格は89.99ドル。カラーはブラックとホワイトの2色です。

日本ではすでにクラウドファンディングが実施され、第一弾と第二弾を合わせた購入総額は4億円を突破しています。

かなり注目されていた製品ですが、クラファン支援者への発送も進み、ようやく実際に使った人の口コミが増えてきました。

私はクラウドファンディングには参加しておらず、まだ実機も持っていません。

今回は、Nape Proがどんな製品なのか、そして届いた人たちの口コミを調べて分かったことを整理します。

Nape Proは、普通のトラックボールとは少し違う

Nape Proは、Keychronとギズモード・ジャパンが共同開発した小型のトラックボールデバイスです。

中央に25mmのトラックボールがあり、その周囲にはダイヤル、さらに6つのカスタマイズ可能なボタンが配置されています。

細長いバー型なので、キーボードの手前や横、分割キーボードの中央など、さまざまな場所に置けます。

本体の向きに応じて操作を切り替えられる「OctaShift」にも対応しており、横置き、縦置き、斜め置きなど、8方向で使えるのも大きな特徴です。

接続方法は、

・Bluetooth
・2.4GHzワイヤレス
・USB-C有線

の3種類。

ボタンやダイヤルには、クリックやスクロールだけでなく、コピー、貼り付け、アプリ起動、マクロなども割り当てられます。

設定にはブラウザ上で動く「Keychron Launcher」を使うため、専用アプリをパソコンにインストールする必要はありません。設定内容はNape Pro本体に保存されます。

普段使っているマウスとは、かなり方向性が違う

私は普段、仕事や日常操作ではロジクールの「MX Master 4」を使っています。

ゲームでは「Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE」を使っています。

どちらも、手のひらで本体を持って操作する一般的なマウスです。

一方、Nape Proはキーボードの手前や横に置き、指先だけでカーソルを操作します。

そのため、MX Master 4やSUPERSTRIKEを置き換える製品というよりも、

「キーボードから手を離さずに、ちょっとしたカーソル操作をするための補助デバイス」

と考えたほうが近そうです。

細かな操作や長時間のマウス作業はMX Master 4、ゲームはSUPERSTRIKE。

文章入力中のカーソル移動やスクロール、ショートカット操作はNape Pro。

このように、用途を分けて使う製品なのかもしれません。

支援者の口コミで評価されているところ

実際に届いた人のレビューを読むと、やはり評価されているのは、キーボードから手を大きく動かさなくてよい点です。

特に、文章作成やコーディングなど、キーボード操作が中心の作業では、マウスへ手を伸ばす回数を減らせるという声があります。

海外の利用者からも、キーボード主体の作業環境に取り入れやすく、使い始めて間もない段階でも比較的慣れやすかったという感想が出ています。

また、ボタンの静かさや、自由に機能を割り当てられるカスタマイズ性も好評です。

コピー、貼り付け、全選択、タブ切り替え、スクロールなどを登録すれば、トラックボールとマクロパッドを組み合わせたような使い方ができます。

単なるポインティングデバイスではなく、自分の作業に合わせて設定を育てていくガジェットなのだと思います。

口コミを見ると、気になるところもある

もちろん、全員が絶賛しているわけではありません。

まず気になるのが、本体の高さです。

Nape Proはボールを含めると高さが約36mmあります。

見た目は細長くてコンパクトですが、実際には数字以上に厚みを感じるというレビューがあります。特に薄型のロープロファイルキーボードでは、高さが合わない可能性がありそうです。

また、本体が軽いため、ダイヤルを回したときに少し動いてしまう場合があるという指摘もあります。

設置する場所やデスクマットとの相性も確認したほうがよさそうです。

ほかにも、

・ダイヤルの感触や反応が気になる
・設定ソフトにまだ改善してほしい部分がある
・Bluetooth接続が安定しないという報告が一部にある
・ボール操作に慣れるまでは指が疲れる

といった声が確認できます。

ただし、Bluetoothについては問題なく使えている利用者もおり、ボールの転がり方についても個体や使用環境によって評価が分かれています。

発売直後の製品らしく、ファームウェアや設定環境が今後改善される可能性もありますが、現時点では少しクセのあるデバイスと考えたほうがよさそうです。

万人向けではない。でも、刺さる人にはかなり刺さりそう

Nape Proは、普通のマウスを探している人におすすめする製品ではないと思います。

設定を変えず、そのまま簡単に使いたいのであれば、一般的なマウスや、従来型のトラックボールのほうが分かりやすいはずです。

一方で、

・文章を書く時間が長い
・プログラミングをする
・キーボードからマウスへ手を移すのが面倒
・ショートカットやマクロを活用している
・自分に合ったデスク環境を作るのが好き

という人には、かなり面白い製品だと思います。

私も、左手デバイスやマクロパッドについて調べてきましたが、Nape Proはそれらとも少し違います。

カーソル操作、スクロール、ショートカット、マクロを、細長い一本のデバイスにまとめている。

まさに「キーボードにちょい足しする操作デバイス」です。

私は国内一般販売を少し待ってみる

グローバル公式サイトで販売は始まりましたが、私は日本国内での一般販売を少し待とうと思います。

国内価格や保証、販売方法を確認してからでも遅くはありません。

また、クラファン支援者の長期使用レビューが増えれば、接続の安定性やボールのメンテナンス、実際に定着した置き方なども、さらに見えてくるはずです。

ただ、口コミを調べる前よりも、欲しくなっているのは間違いありません。

Nape Proは、マウスを置き換える製品というより、キーボード中心の作業環境をもう一段進化させるためのガジェット。

国内一般販売が始まったら、価格を見ながらあらためて検討したいと思います。

※本記事は2026年7月31日時点の情報をもとにしています。筆者はNape Proを所有しておらず、公式情報およびクラウドファンディング支援者・利用者の公開レビューを参考にまとめています。

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