PC再利用のLinuxは使い続けるべきか、一時避難と捉えるか
Windows 10搭載の古いPCをLinuxに移行した皆さんは如何お過ごしだろうとnote記事を眺めてたら、移行に失敗した人や、移行して後悔した人などがそこそこの割合で記事を綴ってる模様。
移行して問題なかった人はLinux使用歴がそれなりにある人ばかりで、やっぱ明暗が分かれたのかね、と
安いものには訳があるから、意見は割れる
OSの乗り換えに手を出すのは凄くコストが掛かるけど、Linuxディストリビューションなら基本的に無料だね。
利用できる豊富なアプリたちも基本的に無料だ。
PCを新調しなくても、OSを入れ替えるだけで使えるようになる。
だからLinuxディストリビューションは移行先として魅力的なんだけど、それこそが落とし穴だった人がいる模様。
どれだけ叩かれても、Windowsは高いお金払って使うだけの付加価値、ソフトウェア資産がまだまだ沢山あるんだよね。
Macも然り。
ならPC再利用目的のLinuxはいつまで使うべきなのか
決めるのはそれぞれの人生プラン
どのような人生設計かによって、Linuxのままでいい人もいるし、新しいWindows PCやMacを併用したり、完全にそちらへ戻る必要がある人もいる。
けれど、古くなったPCにLinuxを入れて気に入り、使い続ける事を望む場合、次のような事態には注意が必要になると思う。
それでもいつか決断を迫られる時が来る、ふたつの懸念
ひとつは、ディストリビューターが何らかの理由で開発を長期間中断する、あるいは開発が完全終了すること。
最近は独自開発より派生が多くを占めるので、昔と比べて減ってきたと思うけど。
大手ディストリビューションからの派生とは言え、独自性や個性の強い小規模ディストリビューターほど、こうした事態は起きやすい。
ふたつめは、段階的にx86系32bit CPUとの互換性が削減された事と同じ事態が、再び起こりつつあること。
初のx86系32bit CPU、i386登場から20年ほど経ってx86-64が登場したように、x86-64も第一世代のOpteronやAthlon64登場から20年ほど経つ。
既に一部の大手ディストリビューションでは、古いx86-64 CPUへの対応を段階的に廃止する方向へ舵を切ってる模様。
だから古いPCを使い続けることを幾ら望んだとて、いつまでバージョンアップに対応できるか分からない。
その時が訪れる前に取れる選択肢
ディストリビューションを乗り換える
ひとつ目の選択肢は、未だに32bit版を提供してるような古いPCを見捨てないディストリビューターを探し出して、そちらに移行すること。
この手の移行はRHEL系からDebian系への移行より敷居が高い場合があるので、そういうときの為にLinuxのOSとしての構造や仕組みへの理解を深めておく必要があると思う。
素直にPCを買い換える
Linuxを使い続けるにしても、Linuxから元のWindowsやMacに戻るにしても一番堅実な手段が、買い換え。
今のところ継続展開されてるIntel Nシリーズ搭載PCなら実際の価格性能比はともかくとして、WindowsやLinuxから当面の間サポートから外されないCPUの拡張命令を搭載してるので、安心して使用できる訳だし。
ショップによってはBTOでOSなしモデルも選べるので、マイクロソフトにお金を落としたくないけどPC自作を敬遠する人にも、高性能PCを容易に手に入れられる良い時代だよね。
最後に
最終的には、PCを買い換えねばならないのが現実だと思う。
Linuxについて書いたけど、Linuxベースである以上はChromeOS Flexにも当てはまるので。
PCの再利用にChromeOS Flexを選んだ人も、x86-64旧世代のサポートが切られる未来が待ってる事は念頭に置いてほしい。
Aluminum OS(仮称?)の正式リリースやそれに伴うChromeOS Flexの仕様変更があるのかとか、今後どうなるかは不透明なんだけど。
x86-64旧世代のサポート打ち切りが早まりそうな予感はしてる。
