3歳娘に「パパは私のことが大好き」と思ってもらうために、私が続けていること全部
※この記事は約19,000字です。
※育児の正解ではなく、ひとりの父親の実践記録です。
※私が実際にやっている声かけ・手紙・関わり方まで、かなり具体的に書いています。
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私は娘に、できれば一生こう思っていてほしい。
「パパは私のことが大好き」
かなり重い。
自分で書いていて少し引く。
ただ、これは本音である。
私は娘に、優秀になってほしいとか、聞き分けのいい子になってほしいとか、親の言うことを素直に聞く子になってほしいとか、そういうことより前に、
「自分は大切にされている」
と思って育ってほしい。
もっと雑に言うと、
「まあ私はパパにめちゃくちゃ愛されているしな」
くらいの、謎の自己肯定感を持っていてほしい。
もちろん、それだけで人生がうまくいくとは思っていない。
人生はたぶん、この先いくらでも面倒くさい。
友達関係、勉強、仕事、人間関係。
そのたびに親が助けられるわけではない。
むしろ、親がどうにもできないことの方が増えていくのだと思う。
ただ、その時に心のどこかで、
「でも私は大切にされてきた人間だ」
と思えることには、それなりに意味がある気がしている。
この記事では、私が娘に「パパは私のことが大好き」と思ってもらうために、実際に続けていることを書く。
ただし、私は育児の専門家ではない。
保育士でも心理士でも教育者でもない。
ただの生産技術者である。
設備トラブルと不良原因を追いかけてきた結果、なぜか3歳娘の感情まで分析し始めた父親である。
仕事では、原因を考える。
対策を打つ。
仕組みにする。
再発防止を考える。
そして家庭では、娘が泣くと、
「なぜ泣いたのか」
「どうすれば少し楽になるのか」
「次に同じことが起きたらどうするか」
を考え始める。
かなり面倒くさい。
本当は、ただ抱きしめればいい場面もある。
いや、むしろその方がいい場面の方が多いかもしれない。
それでも私は考えてしまう。
だからこの記事は、正解の育児論ではない。
「分析型の父親が、自分なりに愛情表現を考えて、試して、外して、それでも続けている記録」
くらいに読んでもらえるとありがたい。
手紙を書いたからといって、娘が毎朝笑顔で送り出してくれるようになったわけではない。
今でも泣く日はある。
「パパ行かないで」と言う日もある。
膝にしがみつく日もある。
3歳児による実力行使である。
ただ、それでも少しずつ変化は見えてきた。
手紙を握りしめていた朝があった。
「もっと遊びたかった」と泣いた日があった。
「パパと同じがいい」と言う場面が増えた。
ブロックで作ったものを「パパのプレゼント」と言って渡してくれた。
最近では、私が毎朝、
「今日も〇〇ちゃん大好きだよ」
と言いながらぎゅーすると、娘も、
「〇〇ちゃんパパ大好き」
と言ってくれることが増えてきた。
もちろん、これが私の愛情表現だけの結果だとは思っていない。
子どもの成長もある。
性格もある。
妻の関わりもある。
家庭全体の積み重ねもある。
ただ、父親である私の目には、
「少なくとも何かは届いているのかもしれない」
と思える場面が増えてきた。
この記事は、そういう小さな変化が見えるまでに、私が何を考えて、何を続けてきたかの記録である。
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この記事は、こんな人に向けて書いています
この記事は、仕事では原因分析や改善が得意なのに、家庭では子どもの感情の前で固まってしまう父親に向けて書いています。
たとえば、こんな人です。
* 子どもはかわいいのに、どう関わればいいか分からない人
* 「大好き」と思っているのに、うまく伝えられている気がしない人
* 叱った後に自己嫌悪することがある人
* 子どもに泣かれると、つい説明や説得を始めてしまう人
* 平日は時間が少ないけど、子どもとの関係をちゃんと作りたい人
* 子どもに「自分は大切にされている」と感じて育ってほしい人
逆に、この記事には専門的な育児理論や、すべての家庭に当てはまる正解は書いていません。
あくまで、3歳娘と向き合う中で、私が実際に続けていることの記録です。
ただ、同じように不器用な父親にとって、
「これなら自分も一つくらいできるかもしれない」
と思えるものがあれば嬉しい。
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目次
1. 愛している“つもり”では、子どもには届かない
2. 分析型の父親が最初に変えた、関わり方の順番
3. 私が使っている4つの愛情表現
4. 「いい子だから好き」にしないために気をつけていること
5. 「パパ見て!」にどう応えると、子どもの反応が変わるのか
6. 結果より「できるまで」を拾う声かけ
7. 叱った後に、親子関係を戻すための一言
8. 朝の寂しさに、“パパが考えてくれている証拠”を置いておく
9. 実際に書いている手紙の例
10. 続けた結果、娘に見えてきた変化
11. 忙しい日でも続けるための最低ライン
12. そのまま使える声かけ集
13. 今日からやるなら、この3つだけでいい
14. 愛情表現を“親のコントロール”にしないために
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1. 愛している“つもり”では、子どもには届かない
まず最初に、私が一番大きく考え方を変えたところがある。
それは、
「親が子どもを愛していること」
と、
「子どもが愛されていると実感していること」
は、別物だということ。
これは仕事で考えると分かりやすい。
たとえば、上司が部下を評価しているとする。
心の中では、
「あいつはよくやっている」
と思っている。
でも本人には何も言わない。
普段の会話では指摘ばかり。
ミスした時だけ呼ばれる。
できたことは特に触れられない。
この状態で部下が、
「自分はちゃんと評価されている」
と感じるかというと、かなり怪しい。
上司側は言うかもしれない。
「いや、俺はちゃんと評価しているよ」
「期待しているから厳しくしているんだよ」
「言わなくても分かるだろ」
しかし、部下からすると、
「知らんがな」
である。
伝わっていない評価は、存在しないのとほぼ同じである。
これは親子でも同じだと思った。
私は当然、娘のことが好きだ。
めちゃくちゃ好きだ。
ただ、問題はそこではない。
娘がそれをどれくらい実感しているか。
ここが重要だった。
私は昔、
「親なんだから、子どもを好きなのは当たり前」
と思っていた。
だから、わざわざ言わなくても伝わる気がしていた。
でも今は少し違う。
当たり前のことほど、伝えないと伝わらない。
なぜなら子どもは、親の内心を読めないからだ。
むしろ子どもは、親の機嫌や表情を妙に敏感に読む。
そして時々、変な方向に解釈する。
「パパ、怒ってるのかな」
「私は悪い子なのかな」
「もう好きじゃないのかな」
親からすると、
「いや、そんなこと思ってない」
ということでも、子ども側は勝手に不安になる可能性がある。
だから私は、
「好きは、伝わる形に変換しないといけない」
と考えるようになった。
愛情は在庫しているだけでは意味がない。
出荷しないと届かない。
生産技術者らしく言うなら、愛情にも物流が必要である。
かなり気持ち悪い表現だが、わりと本気でそう思っている。
ここから先では、私が実際に続けていることを、できるだけそのまま使える形で書いていく。
娘が泣いた時、最初に何と言うか。
「パパ見て!」にどう返すか。
叱った後、どうやって親子関係を戻すか。
朝の寂しさに対して、どんな手紙を置いているか。
忙しい日でも最低限これだけは続ける、と決めていることは何か。
きれいな育児論ではない。
でも、子どもに愛情を届けたいのに、どう表現すればいいか分からない父親にとっては、かなり具体的な実践記録になっていると思う。
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