【子育て】親の好奇心が、子どもに移った
子どもの好奇心を伸ばしたいと思ったとき、
最初に変わるのは子どもなのでしょうか。
それとも、親のほうなのでしょうか。
生活は整っている。なのに、何かが足りなかった
わが家の生活は、
もともと大きく乱れていたわけではありません。
子どもたちはよく食べ、
よく遊び、
園や学校でも大きなトラブルなく過ごしていました。
本も借りていました。
外にもよく出ていました。
一見、
ちゃんとやっている家庭だったと思います。
でも、
私の中には
ずっと引っかかりがありました。
「このままでいいのかな」
本を読んでほしい。
自然や科学にもっと興味を持ってほしい。
世界の面白さを感じてほしい。
そう思っているのに、
どうすればいいのかわからなかったんです。

私に足りなかったのは、わくわくする好奇心だった
アトムズアカデミーに入ってから、気づいたことがあります。
足りなかったのは、子どもの好奇心ではありませんでした。
私の好奇心でした。
私自身が、
世界のことを
面白がれていなかったんです。
本を借りても、
科学館に行っても、
「子どもが何かに興味を持ってくれたらいいな」
と思うだけ。
でも、
私が面白がっていないものを、
子どもが
急に面白がるはずがありません。
それに気づいたとき、
少し恥ずかしくなりました。
同時に、
すごく楽になりました。
子どもを変えようとする前に、
私が知ればいいんだ。
私が面白がればいいんだ。
そう思えたからです。
子どもが宇宙に目を向け始めた
私が学んだことを、
家で少しずつ話すようになりました。
難しい説明を
したわけではありません。
ただ、
私が「面白い」と思ったことを、
子どもに話してみたんです。
すると、
息子が少しずつ反応するようになりました。
空のこと。
地球のこと。
宇宙のこと。
以前なら通り過ぎていた展示の前で、
立ち止まるようになりました。
「これ、この前話していたことだね」
そう言われたとき、
胸の奥がじんわりしました。
私が知ったことが、
息子の世界にもつながっている。
それが、
とてもうれしかったんです。

音読が苦手だった息子が、読み始めた
息子は、
もともと文字を読むことが得意ではありませんでした。
文字を見ると、少し身構えてしまう。
そんな様子がありました。
私はその姿を見るたびに、
申し訳なさを感じていました。
小さいころ、
もっと読んであげられたんじゃないか。
もっと話しかけられたんじゃないか。
そう思うことが何度もありました。
でも、過去を悔やんでいるだけでは変わりません。
今できることを、
少しずつやっていこうと思いました。
すると、
本当に少しずつですが、
息子が読めるようになっていきました。
つまずきながらも、言葉を追う。
読めたときに、
ぱっと表情が明るくなる。
その顔を見るたびに、
私のほうが泣きそうになりました。
小さな妹にも、学びの空気が伝わっていた
下の子は、
上の子の姿をよく見ています。
読んでいるまねをしたり、
絵を見ながら自分なりにお話を作ったり。
ときどき、
上の子たちが話していた言葉を、
急に口にすることもあります。
子どもは、
本当に家の空気を吸って育つんだと思いました。
誰か一人だけが変わるのではなく、
家全体が少しずつ変わっていく。
その中で、
小さな子にもちゃんと届いているものがあるんです。

子ども任せにしていた私が、もう一度向き合えた
以前の私は、
どこかで子ども任せにしていました。
いつか本を読むようになるだろう。
いつか好きなことが見つかるだろう。
そう思っていました。
でも、それは少し違ったのかもしれません。
子どもが進む方向を見つけるには、
親が一緒に世界を面白がることも必要なんだと思います。
もちろん、
全部を教える必要はありません。
完璧な親である必要もありません。
ただ、私自身が知ろうとすること。
面白がること。
その姿を見せること。
それだけで、子どもは少しずつ変わっていくんだと感じました。
3か月前の私は、
「子どもの好奇心を伸ばしたい」
と思っていました。
今は少し違います。
私自身も、もっと知りたい。
子どもと一緒に、世界を面白がりたい。
そう思っています。
最後に、アトムズアカデミーよりご案内です。
アトムズアカデミーでは、定期的に体験会を開催しています。
「子どもの好奇心を伸ばしたい」「親子で学びを楽しみたい」そんな気持ちがあるお母さん・お父さんに、まず一度体験していただけたらと思います。
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