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子連れフジロック2026実録:前夜祭〜キャンプ泊完走!5人家族の「戦術的別行動」と生き物ハンターたちの熱狂

2026年度のロードマップにおいて最優先事項であった「フジロック2日間参戦」。

しかし、事前のチケット手配における「人的エラー(土曜完売)」という致命的な事態に対し、「初前夜祭・初キャンプ泊」へと戦略をピボット(転換)。

これまでの「深夜発・日帰り」という強行軍を棄却し、初の前夜祭&テント泊、豪雨のリスク、そして子どもたちの予期せぬ成長。

実は今回がこれまでのキャンプ・フェス歴の中で初の二泊三日キャンプ。初二泊三日キャンプが初フジロックキャンプという初めて尽くしの、「家族組織のリソース管理」を賭けた高負荷オペレーション。なんとか無事に完遂し、過去最高のリターンを獲得できました。



■ 事前準備:リフターロングの「広大なラゲッジ」とパッキングの答え合わせ

出発前日、プジョー・リフターロングへ今回の初フジロック二泊三日キャンプすべての装備を積み込みました。屋根付きキャリーワゴン2台をはじめとする膨大な荷物群が、本当にすべて収まるのか?答えは「余裕の完全積載」でした。

  • 屋根付きキャリーワゴン 2台

  • ツールームテント(スノーピーク エルフィールド)

  • 頑丈ボックス薄型  1箱

  • インフレータブルマット(シングル) 4枚

  • コット 1台

  • ゴミ箱(DODダストボックス)

  • 100均折りたたみパイプ椅子 5脚

  • 家族5人分の着替え(4〜5着分/人)

  • 寝袋 5セット

5人家族の2泊3日キャンプ泊ギアを完全積載。
見えませんがテントの裏にワゴン2台が積み込まれています。

■ 【前夜祭】7/23:快晴の洗礼、急斜面を乗り越えCサイトへ、そして前夜祭の熱狂

朝7:00発〜民間駐車場(金六イレブン)現着と「アブ対策」の鉄則

6時発の予定が寝坊により7時過ぎに出発。10時過ぎに民間駐車場(金六イレブンPart1)へ到着しました。

荷下ろしの際、自作のワゴン用レインカバーを自宅に忘れるミスが発覚。会場売店で急遽大きめのレジャーシートを購入して補強しました。事前チェックリストの再徹底が課題です。

【現場攻略ポイント&注意点:フジロックの駐車場事情とアブ対策】
11時前あたりの時点でも、よりゲートに近い民間駐車場に空きを発見したため、来年のデータとして蓄積します。

また、駐車場到着後、荷下ろし時は「速やかにエンジンを切る」ことが必須です。エンジンの熱と排気ガスに引き寄せられ、スズメバチ級の超大型アカウシアブが即座に飛来してきます。
なお、長男曰くアカウシアブは国内最大のアブで、血を吸うそうです。(長男が持ち前の知識で即座に特定&解説)

11:00〜14:00:激坂運搬とCサイトへの速攻設営

11時過ぎに会場へ到着。入場列(S駐車場売店付近)を経て約30分でキャンプサイト場内へ。すでにA・Bサイトのゲート近くは埋まっていたため、我が家は「Cサイト」へ進路をとりました。

Cサイトへの道中はかなりの急斜面でワゴン運搬は過酷を極めましたが、ロケーションとしては大正解でした。山特有の突風・豪雨リスクに備え、フルペグダウンで防衛しました。親が汗だくで設営する横で、子どもたちはトンボやバッタを素手で捕まえるハンターモードへ即時移行していました。

★印の箇所へ設営。道中の急斜面はハードですが、
フラットで見晴らしの良いGoodロケーションを確保できました。

19:00〜 前夜祭:熱量に圧倒された夜

オフィシャル物販で各自お気に入りのフジロックTシャツを調達(着用は翌日までお預け)し、赤谷湖のローソンで氷とアイスを補給していざ前夜祭へ。

初の前夜祭は想像以上の人出。子ども向けブースを期待していた子どもたちでしたが、見当たらないと知るや一転、大道芸(芸人まこと、マサトモジャ)にドハマり。その後、Son Rompe Peraのラテンリズムに揺れ、シュラスコと焼きパイナップルを胃袋に収めて撤退しました。夜間は想定ほど冷え込まず、半袖・短パン・薄手寝袋で全員即寝でした。

今年もFUJI ROCKに!いつもと違う非日常空間にみんなワクワク。

■ 【念願の本番】7/24:爆音の中で爆睡する次女と、ハイスタに震えた夜

午前:ホワイトステージへの移動とKOTORI

10:00、前日にゲットしたフジロックTシャツに着替え、ワゴン1台を荷物運搬用(椅子、イヤーマフ、着替え、大量のドリンク)に仕立て準備万端!
キャンプサイトからRED MARQUEEへ抜けるルートで移動。
最後の急斜面に肝を冷やしましたが、子どもたちは笑顔で駆け下りていきました。

想定外の急斜面も子供たちにとってはちょうどいいアトラクション。

晴天のホワイトステージでKOTORIを観戦。「座って観たい」という家族を後方に残し、私だけ前方へ突撃。
あれほどライブを楽しみにしていた小3長男もまさかの後方待機を選択。理由を尋ねると「KOTORIよりもっと激しいバンドを前で観たい」という返答。順調すぎるパンクロック教育の成果が裏目に出たようです……

午後:ブース巡回とENTH初観戦

ところ天国で昼食と大道芸を堪能し、グリーン後方のKIU・KEENブースへ。ゲームでミニポーチやキーホルダーをゲットし、長女の帽子を新調しました。

うまくハンドルを操作しボールを上げ、制限時間内にてっぺんの穴にゴールすれば成功!

ここで妻と子供たちは、そのままおやつタイムに突入。
そこで私だけ単身、苗場食堂のENTHへ。第5弾発表で急遽追加されたこの激アツ枠、至近距離で浴びるライブハウスさながらの爆音は至高の一言でした。

夜:ハイスタの歓喜と戦術的別行動

当初、オアシスで夕食(きりざい飯、焼きトウモロコシ等)を調達後、Turnstileを観戦しながら食事予定でしたが、ここでまたまた大道芸人に遭遇。子供たちはそちらに吸い込まれていき、最前線で観戦開始!
Turnstileは棄却しそのままオアシスで夕食&大道芸タイム。Turnstile終了直後のタイミングを狙ってグリーンステージ右前方エリアへ。ここは激しいモッシュを避けられる安全地帯です。

ハイスタ待ちの間、素手でトンボを捕まえる長女。
この後、スクリーン右側のスピーカー付近の最前列まで移動します。

ついにHi-STANDARDが登場。タイテ重複でTENDOUJIを泣く泣く断念した分も全力を注ぎます。事前記事で危惧していた長男からの「パパ、担いで!ジャンプ!」指示が案の定発動し、全曲おんぶで完走しました。家族全員が満喫し、長男の「好きなバンドランキング」でハイスタが2位へ急浮上しました(1位エルレ、2位ハイスタ、3位マンウィズ)。なお、彼のハイスタお気に入りの1曲はTeenagers Are All Assholesです。

ハイスタ終了後、事前シミュレーション通り「戦術的別行動」が発動しました。

  • チーム限界撤退(妻・長女):体力の限界を迎えた長女を連れ、一足先にテントへ帰還。帰路でかき氷タイムを楽しんだようです。

  • チーム深夜進撃(私・長男・年長次女):ライブと大道芸を求めて苗場食堂へ。

まさか年長の次女が残るとは思いませんでしたが、SHADOWS観戦のため苗場食堂へ着いた瞬間、次女はワゴンの中で爆睡。爆音のパンクロックが響き渡る中、朝まで一度も目を覚ますことはありませんでした。

長男を担ぎながら観たSHADOWSは、ビバラに続いて今年の私的ベストアクト2冠を達成!

続けて、これまた長男を担ぎながらGOOD4NOTHINGを観戦し、真夜中の12時過ぎにテントへ帰還。

深夜1:30以降、未知の領域へのチャレンジと掲げていたクリスタルパレスエリアは、全く体力が追いつかず断念。事前の懸念だった「駐車場までの長距離 地獄の上り坂」を通らず即テントで横になれるキャンプ泊の恩恵に感謝しつつ、泥のように眠りました。


■ 【撤収日】7/25:雨の攻防、乾燥撤収、そして田園プラザ川場へ

午前:大雨からの劇的V字回復

朝方、激しい雨の音で目が覚めました。午前中は断続的な雨。撤収を一時中断し、雨の中ブースエリアのゲーム巡りへ向かいました。

  • THERMOS(輪投げ):長女がエコバッグ獲得

  • CHUMS(玉転がし):長男・次女が見事成功、トートバッグ獲得

子ども全員が戦利品を手に満足した頃、太陽が顔を出し、奇跡的な完全乾燥撤収が完了。15:00前にキャンプサイトを後にしました。

駐車場への上り坂では、子どもたちが率先して自らワゴンを押して引き、頼もしい戦力として成長した姿を見せてくれました。

アーリー撤退を拒絶する子どもたちと「生き物調査」の成果

荷物をリフターへ積み終えたのが16:00過ぎ。我が家の子供たちの辞書には「まっすぐ帰る」という文字はありません。

子どもたちの「まだ遊び足りない!ミズカマキリを捕まえたい!」という情熱に応え、予定していた道の駅中山盆地から田園プラザ川場へ目的地を変更。17:30〜19:00まで水辺で生き物探索に没頭し、ミズカマキリ3匹とメダカ3匹、大量のアメンボを獲得。

夢中で生き物探し。あっという間にミズカマキリとメダカを発見。

その後、沼田IC近くの「昭和の湯」でリカバリーし、途中サービスエリアで仮眠を挟みながら、深夜3:00に無事帰宅しました。


■ 組織運営の評価と現場のコツ

1. 行動パターンの最適解は「柔軟な別行動」

5人家族(大人2、子供3)の場合、ニーズの異なる全員で常に一緒に行動しようとすると破綻します。今回のように「妻&長女」「私&長男&次女(ワゴン睡眠)」など、状況に合わせて手分けする運用が我が家にとって最も効率的でした。

2. 混雑回避の隙間オペレーション

  • トイレ:空いているトイレを見つけたら、全員事前に済ませる。

  • フード:人気アーティストの演奏開始直後〜演奏中(人波がステージへ向かう瞬間)が最大の狙い目。

  • ドリンク:食事系ブースのドリンク専用レーンを活用するとスピーディー。(どこも値段、品揃えはほとんど変わりません)

  • 観戦エリア:グリーンステージは右側前方が子連れの安全地帯。


■ フジロックキャンプを支えたギア

  • 屋根付きキャリーワゴン:
    荷物運搬だけでなく、深夜に爆睡した次女の移動式ベッドとして機能。我が家のフェス必須アセット。

  • 5050WORKSHOP ミニマライト(5本):
    メイン照明。暗闇のキャンプサイトから移動時の足元照射まで、これで照明インフラは完結。

  • 子供用イヤーマフ:
    至近距離の爆音から子どもの聴覚を保護。苗場食堂やグリーンステージ前方での必須アセット。

  • コット(フェス初投入):
    ベッド兼物置き。ベッド、荷物置き場の他、子どもたちのリラックスゾーンとして機能。次回ニューアコでも採用確定。

  • ハンガーラック&ハンガー(フェス初投入):
    乾燥スペースの確保。濡れたタオルやポンチョの部屋干し、帽子・バッグの整理整頓に威力を発揮。こちらも次回ニューアコでも採用確定。


■ 結び:フジロックは最高の「チームビルディング」

チケット完売という失敗から始まったフジロック2026キャンプ泊挑戦。 現場で起きた全ての「想定外」を楽しみ、前夜祭から川場での虫取りまで、2泊3日の行程を限界まで遊び倒した結果、家族全員が「来年も絶対来る!」と大満足でした。そして子どもたちはタフな環境を自ら楽しむ高い「レジリエンス(適応力・回復力)」と自律性を発揮してくれました。

翌日は家族全員が疲労で動けなくなりましたが、この体験こそが子どもたちの非認知能力を高め、家族という組織の絆を強固にすると確信しています。

さて、膝のアイシングを済ませたら、次なるミッション「関西帰省・淡路島磯遊び」の準備を開始します。自業自得ですが遊びの予定が忙しすぎる……


▼ 我が家の戦略的遊びのロードマップ(更新中)

▼ 移動と兵站を支える最強の母艦

▼ 5人家族の戦略的レジャーの記録

▼ 遊びを「戦略」に変える思考の原点

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