余市のブドウ農園とストーン・サークル:初夏の北海道2026
余市のブドウ農園
知人にもらった余市のワインがあまりにも香り豊かで美味しかったので、札幌に行ったついでに余市まで足を伸ばしてみた。ブドウがどんなところで育っているか見たかったのだ。
知人にもらったのは「ピノ・ノワール」のロゼ。私は「ピノ・ノワール」が大好きだが、ロゼはほとんど飲まない。だが、そのロゼワインは格別に美味しかった。
ブドウは北海道余市町にある「木村農園」で栽培されている。木村農園は自社のワイナリーを持たない栽培専門の農家。だからワイン醸造は行っておらず、育てた高品質のブドウを国内外のトップワイナリーに供給し、それぞれのワイナリーで醸造されている。知人がくれたワインは千歳ワイナリーのものだった。
木村農園は日本のピノ・ノワール栽培における先駆者として知られているという。余市町の中心部から南へ行った登町(のぼりまち)というワイナリーや果樹園が多く集まるエリアにある。約8.5ヘクタールの広大な敷地にブドウ畑が広がっていた。



近隣にもブドウ畑がいくつかある。


木村農園のブドウを用いてワインを醸造・販売しているワイナリーのひとつ、千歳ワイナリーで数本購入した。余市から千歳までは車で1時間20分ほど。

西崎山のストーン・サークル(環状列石)
ブドウ農園を訪れた後、西崎山(にしざきやま)にある環状列石を見に行った。縄文時代後期(約3,500年前)のストーンサークルの遺跡で、古代の歴史を感じられるスポットとして知られている。北海道の史跡に登録されている。
人の頭ぐらいの石が規則的に並べられ長径約17メートル、短径約12メートルの楕円形を形作っている。縄文時代の共同墓地と考えられている。 周辺からは土器や石の矢じりなども出土しているという。
遺跡は海抜70メートルの丘の上にある。駐車場からは約100段の石段を登り、林の中を100メートルほど進むと到着する。


石碑と説明版があり、周囲は柵で囲まれている。




標高70メートルの尾根筋にあるので、遺跡からは余市市街や、遠く日本海も一望できる。抜群のロケーション。

観光客があまり行かない地味な場所を巡ったが、充実した一日だった。
