北大植物園で出会った素敵な家族:初夏の北海道2026
札幌駅をはさんでメインキャンパスの反対側にある北大植物園。駅から徒歩5分くらいのところにある。1886年に開園し、約4,000種類の植物が生育している。面積は約13万3千平方メートル。北方民族が衣食住に活用した植物や薬草などの標本園や、北海道の先住民族に関わる資料も展示されている。札幌市民の憩いの場としても親しまれている。

ライラック並木
盛りは過ぎていたが、ライラックの甘い香りがあたりに漂っていた。



ヤマボウシもきれいに咲いていた。ピンクが混じった白く可憐な花が印象的だった。


北ローンの広場
広々とした芝生が心地よい。

樹木園・自然林
まるで森の中を歩いているよう。私には木に関する知識があまりないので、種類を見分けることはできない。






ラクウショウの膝根(しっこん)
珍しいものを見た。木の周辺に地中から何かがにょこにょことたくさん突き出ているのだ。「ラクウショウ(落羽松)」の根っこだと聞いた。北アメリカ原産でヒノキ科落葉針葉樹というラクウショウという木も初めて知ったが、地中の根から地上に突き出す呼吸根(気根)を見たのも初めてだった。膝を曲げたように見えることから「膝根(しっこん)」とも呼ばれるらしい。水生植物に見られるもので、幹の周囲(少し離れたところにも)の地面や水上から根を出し、酸素を根に送る役割を持っているという。



オシドリの親子
入り口近くの池でオシドリの親子に出会った。初夏(5月〜6月)は子育てのシーズン。母親が高いところから見守る中、小さなヒナが10羽以上池のほとりの草むらでからだを寄せ合って日向ぼっこをしていた。「ヒナ団子」と言うらしい。なるほど「鳥団子」ではちょっと違和感がある。




植栽の手入れをする女性がいても逃げる様子もない。カラスなどに襲われる心配がなく、安心しているのかもしれない。心和む光景だった。

植物園の散策は都会の喧騒を忘れさせてくれるひとときだった。

