古見さんは、コミュ症です。感想
あらすじ
人付き合いが極端に苦手で、人前では一言も話せない美少女・古見硝子。周囲からは「完璧な才女」と憧れられているが、実際は重度のコミュニケーション障害を抱えていた。
高校入学初日、平凡な男子生徒・只野仁人だけが古見さんの本当の姿に気付き、黒板を使ったやり取りをきっかけに心を通わせる。そして只野くんは、古見さんの「友達を100人作りたい」という夢を叶える手助けをすることを決意する。
個性豊かなクラスメイトとの交流を通じて、少しずつ人との距離を縮めていく古見さん。笑いあり、青春あり、ときどき恋愛も交えながら、不器用な高校生たちの成長と友情を温かく描く学園コメディである。
評価 A
ストーリー A ギャグも面白いし、キャラが魅力的なので、掛け合いや恋愛パートが良い
キャラクター S 凄い個性的なキャラが多く、人数が多いのに非常に記憶に残るの凄い
作画 B 序盤最高なのに、終盤明らかに低予算感が漂ってしまい、思ったより落差がキツかった
声優 A 個性的なキャラに合わせた、個性的声優
音楽 B OPはいい曲
個人的感想
キャラクターの魅力が際立つラブコメ作品。個性的なクラスメイトたちが織りなす掛け合いや独特の関係性が非常に面白く、すれ違いを描いた恋愛模様も見どころの一つ。テンポの良いギャグと会話劇は、数あるラブコメの中でも特に完成度が高く、「ずっと観ていたい」と思えるほど心地よい。
古見さんは可愛らしいだけでなく、コミュニケーションが苦手ながらも少しずつ変わろうと努力し、成長していく姿が丁寧に描かれているため、自然と応援したくなる。主人公も誠実で好感が持てる人物で、二人のやり取りには終始ほっこりさせられる。
全体的に重い展開は少なく、気軽に楽しめる作品でありながら、ラブストーリーとしてもしっかり成立していて、思わずドキドキする場面も多い。歌や声優陣の演技も非常に素晴らしく、作品の魅力をさらに引き立てている。
一方で、気になった点を挙げるなら、作画が話数を重ねるごとにやや不安定になっていったこと。最後まで十分に見られるクオリティは維持していたものの、第1話付近の完成度が非常に高かっただけに、その差が少し目立ってしまった。
それでも、ラブコメ作品としての完成度は非常に高く、個人的には大好きな作品。キャラクターの魅力、笑い、恋愛のバランスが見事に取れた、おすすめの一本である。
