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今年のフジロックで一番楽しみな1時間


フジロック2026。今年も3日間苗場に行く。

今年も楽しみなアーティストは山ほどいる。
それでも正直に言うと、自分のフジロックは初日のTurnstileでほぼ決まる。いや、Turnstileのためにフジロックへ行くと言っても過言では無い。

そこで一つだけ願いがある。

Turnstileの時間は、とんでもない土砂降りになってほしい。

小雨じゃない。レインウェアが意味をなさないくらいの豪雨。なんなら「これ大丈夫か?」と空を見上げるくらいの台風レベルの大雨だ。

もちろん開催できなくなるような災害は望んでいない。でも、ライブが成立する範囲なら、あの日のグリーンステージはめちゃくちゃになってほしい。

普通に考えれば意味の分からない願いだと思う。フジロックに行く人間なら誰だって晴れてほしいのは当たり前のことだ。靴は泥だらけになるし、視界も悪くなり、移動だって大変だ。

でもTurnstileだけは違う。

あのバンドには、全身ずぶ濡れで泥だらけになりながら我を忘れて暴れている景色が似合う。

フジロッカーは雨に強い人が多い。雨予報なら迷わずレインウェアを着る。ポンチョを被るタイミングも完璧。ザックカバーも長靴も抜かりない。何年も積み重ねられた”雨との付き合い方”がある。それがフジロックというフェスの文化だ。

だからこそ、その文化をTurnstileがひっくり返してくれたら最高だ。

ライブが始まった時は、みんな当たり前のように雨具を身にまとっていると思う。でも一曲、また一曲と進むにつれて、気付けば雨なんて誰も気にしていない。

雨具を身に付けているかどうかなんてどうでもいい。服が濡れていることも、靴の中に水が入っていることも、もうどうでもいい。目の前で鳴っている音楽に夢中になって、雨と戦うことを忘れてしまう。そんな1時間が見たい。

ライブが終わったあと、「雨が最悪だった」という感想じゃなく、「あの雨があったからこそのTurnstileだった」と笑って語られるようなライブになってほしい。自分が見たいのは、ただ盛り上がったライブじゃない。

伝説だ。

ライブが終わったあとに「良かったね」で終わる1時間じゃない。10年後でも「あのTurnstile現場にいた?」と語られるような1時間。

Turnstileには最高のライブをしてほしい。

いや、最高じゃ足りない。

伝説を作ってほしい。

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