ねずみさんの隠れ家
灰色の街
人気も少ない夜の街
ねずみの僕は、隠れ家の倉庫で
いつか空を飛んで旅をしたいと夢を見た。
カラフルな風船を一生懸命ふくらませて
ねずみの僕は、夜を過ごした。
そうだ!ねずみの僕が乗れる箱を街に探しに行こう!
料理屋の側のゴミ箱の中を探したり
ケーキ屋さんの中をのぞくと
優しそうな女の人がチラッと僕を見たような気がした。

僕は、サッと隠れて
もう一度ケーキ屋の中をのぞいた。
隠れ家の倉庫に帰ろうかなって思った時
ドアの外の前に小さな箱に入った小さなケーキ
メッセージが添えられていた。

Merry Xmasねずみさん♡
なんだか胸がぎゅっとなって
あたたかい気持ちになった。
「ありがと」と心の中でつぶやいた。
隠れ家に帰ったねずみさん
ケーキをひとくち食べた。
はじめて食べたケーキの味
おいしくて涙がポロポロ出てきたんだ。
あの優しい女の人に気球を見せたいな
ねずみの僕は、ケーキの箱にカラフルな
風船を結んで

今日の夜8時
公園に来ていただけませんか?
ねずみより
メッセージを書いてケーキ屋のドアの隙間に入れた。
来てくれるかわからないけど
メッセージを書いた。
魔法使いのおばあさんがねずみの僕に話しかけてきた。
「この小さな箱と風船はなんだい?」

ねずみ「気球です。気球に乗って空の旅をするのが僕の夢です。」
魔法使いのおばあさんは、呪文を唱えて
気球とねずみに魔法をかけました。
気球は、どんどん大きくなって
ねずみは、とっても素敵な青年に変身しました。
ねずみは、おばあさんに「えっ?どうなってるの?夢見てるのかなぁ?」
おばあさんは「素敵な夜をね」
ねずみ「ありがとうございます。」
女の人が公園に現れました。
気球を見てびっくりしています。
青年は「こんばんは来てくれてありがとう」
青年は「空のドライブしませんか?」
女の人「はい」
二人が気球に乗ると少しずつ少しずつ
浮かびました。
月が近くに見えて星もキラキラしています。
二人は「綺麗だねー」
女の人は「あっ!」
ケーキ屋のお店の名前が書いているのが見えました。
女の人「楽しいねーまた乗せてね」
青年「はい」
二人にとって忘れられない夜になったのでした。

創作絵本かずみん
イラストchat GP T
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