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短編「灯り」#「一枚の写真から文芸賞」



まえがき

ランタンの灯りが灯る

夜になるとオレンジ色に灯る

私とあたしの約束の灯り

本編

あたしと私の約束

忘れていた遠い記憶

記憶を繋ぎ合わせながら

私は、あたしの記憶の旅をした。

大人になった私は、あたしと小さな約束をした

一日一日が精一杯で忘れとったんや

自分に自信がなかったあの頃

ぬいぐるみがあたしの友達

友達がおらんかったわけやないけど

笑って誤魔化して

笑いながら泣いていた。

あたしの話をくまのぬいぐるみに話した。

あたしは、大人になったら

大人になったら‥

私を愛してもらえる好きになってほしい

どんな私も思ってたやろ?

ちゃうねん

あたしと私が好きになるねん

かっこ悪い私とあたしを受け入れるねん

いざ大人になっても心はそのままや

いつも鎖で繋がれている私やった。

誤ってばかりの私

ごめんなさいが口ぐせ

結婚してからも

ごめんなさいが口ぐせ

このままでええんか?

あかんやろ?

あたしを安心させてあげんとな

親にも安心してもらわんとな

あんた強なり

どんな言葉言われてもな

めげたらあかんで!

言葉が上手やなくてもええねん

人の話を最後まで聞くんや

パニクリそうになってもな

笑って誤魔化さんと

慌てんとな

深呼吸やで

コミュニケーションってやつやで!

わかったか?

「わかった」

「もう大丈夫や」

「結婚してわかった事あるねん旦那にばかり頼ったらアカンってわかってん」

「私な旦那にだけ働かせてたら督促状ってやつあるやん初めて見たわ」

「だんだん心が荒んできてもてな」

「いつまでも誤ってばかりや」

「私な働き出してわかってん」

「少し心に余裕出来たなって少し自由が出来たなって前の私やったら考えられへん」

あたしが顔を出してきた。

「安心したわ」

あたし「自慢の私やな」

私「なぁなぁ2人で褒めまくろな」

あたし「ほんまやな」

2人で あははと笑った。

ランタンの灯りがオレンジ色にポッとついた。

おやすみ⭐あたし

おやすみ🌙私


創作短編小説

あとがき

子供の頃は、言いたい事が言えない

顔色ばかり伺って失敗ばかりのあたし

大人になったら

自分を愛してくれる好きになってもらいたい

そんな願望があった あたし

いざ大人になっても心はあたしのまま

結婚してそんなに世の中甘くない事がわかった

私は、自分の足で自立して

少しの自由と余裕を手に入れたいと思うようになる。

親にもいっぱい迷惑かけた

旦那に頭が上がらない

そんな鎖に繋がれた私から抜け出したい

あたしに見せてあげたいと思う私の物語です。


応募させていただきました。
どうぞよろしくお願いします🙇


#一枚の写真から文芸賞





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