【Re第1夜】柱の影、あの男はまだそこにいる
割引あり
🕯はじめに
夜、ひとりで読むには……少し覚悟がいる話かもしれません。
これは私が実際に体験した、“ただの夢”では済まされない出来事です。
口腔がんの手術後、ICUで動けず、声も出せず──
ただ痛みに耐えながら、うわ言のように“同じ夢”を何度も見るようになりました。
最初は薬の副作用かと思いました。
でも、夢の中の風景は、毎回すこしずつ“先へ進む”。
まるで、何かを見せられているように。
……本当に、夢だったのか。
それとも──私が“視えてしまった”のか。
物語の続きをリライトする理由は、ひとつです。
当時の私はあまりに混乱していて、すべてを書けなかった。
けれど、今なら少しだけ……あの恐怖を、伝えられる気がするんです。
読んでしまったら、もう戻れないかもしれません。
でも──それでも、
あなたは“見る勇気”がありますか?
それは、以前も一度書いた話なんです。
口腔がんの術後、ICUで過ごした数日間に私が“見たもの”。
当時は、恐怖と混乱の中で、記憶の断片をただ並べることしかできませんでした。
語ることで思い出してしまうことが、正直、怖かったんです。
けれど──
今なら、あの体験にもう一度向き合える気がしています。
同じ夢が繰り返される理由。
夢の中で進んでいく時間。
そして、“視えてしまった”あの男の意味。
今回は、その記憶をもう一歩深く掘り下げ、
あの時は書けなかったことも含めて、すべてを語ります。
あの柱の陰で、静かに立ち尽くしていた“黒い影”。
ただの夢では終わらせられない、“あの空間”の正体。
──どうか最後まで、あなたの目で確かめてください。
それでは、お話の続きを──
はじめましょうか……。
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