映画『ぼくとパパ、約束の週末』を観ての感想。家族の負担と社会の協力。

映画、『ぼくとパパ、約束の週末』を観た。


 自閉症の少年が、自分の応援するチームを決めるために、父親とともに、ドイツのサッカースタジアムを巡り、試合を観るという話である。実話をもとにしているそう。自閉症の子の大変さ、その家族の大変さを知る。これは自閉症の方の特徴とは異なるのかもしれないが、主人公の少年にとっては、試合を見ることも、刺激が多いために、一苦労だった。自分も程度は違うかもしれないが、人混みや刺激の多いところが苦手なので、その気持ちは少し分かった。

 映画の中で、サッカーチームのサポーターが歌うアンセム(歌)は聴いているとぐっとくるものがあった。私も小学生の頃、川崎フロンターレというサッカーチームを観に行ったが、スタジアムの光景は朧気だが、何となく記憶のなかにある。

 映画のホームページには、児童精神科医の山登敬之さんがコラムを寄せている。そこには「ASDには、強みもあってまれに記憶や計算、芸術などで秀でた才能を見せる人がいます」と書かれている。(山登さんによると、現在、自閉症は精神科の現場では「ASD」と診断されるそうである)この映画の少年も上記のような秀でた能力を持っている。しかしこれはまれなことであり、つまりそのような能力を持っていない自閉症の方が大半ということだろう。それは留意しておく必要があると思う。

 そして家族の負担がかなり重いと言うことも気になった。この家族は2人親で、比較的経済的に余裕があり、(週末に遠出してサッカー観戦に行けるくらいである)片方の祖父母とも仲が良い。しかしそれでも、自閉所の息子の対応はかなり大変そうである。これがもしひとり親の家庭や、経済的に貧しい家庭だったらどうだろう。もっと様々な人で協力しながら、子どもの面倒を見たりする必要があるのではないかと私は思った。


 以上です。とりとめもない文章でしたが、ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。


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