お好み焼き定食とダンゴッパナ
よもぎさんに捧ぐ
先輩、子どもですか
図書館の本を無造作に積み上げて
バベルの塔作るのやめてください
先輩、いくらなんでもそれはキモいどころの騒ぎじゃないですって
警察沙汰になりますよ
いくら見惚れたからっていきなりしらない女性の部屋まで着いてったらダメだってこないだも注意を受けたばかりじゃないですか
あんまりしつこいもんだから
コップの水かけられるわ
四の字固めからの、コブラツイストまでかけられて
もう女性という女性のカオを見るのも匂いを嗅ぐのも嫌だって懲りてたのはどこのどなたでしたっけ
喉元過ぎればシャングリ・ラだよ
面白くないですよ。
あの人のお気に入りはラルクアンシエルのhydeさんで電機グループの石野卓球じゃないですから。
先輩、何、いきなり図書館で
やめてくださいよ
いや
楽しいかなって
楽しいわけないでしょ
迷惑です。
うるさいです。
先輩、先輩、やめなさいって
先輩の口はまるで自動人形のように。
静かに開くと
征する手をまるで軽くかわしがら。
静かな湖畔の森の影から
カッコウ
カッコウ、カッコウカッコウカッコウ
しばらく輪唱が
しかも1人で
恥ずかしげもなく
しずかでなくなった
その間の館内で。
激怒して追いかけてくる司書を2人で振り切った。
かと思えば
食堂前の自販機を独占し
夏目漱石を出したり入れたりしながら
順番待ちの行列が
ながくなるのも
おかまいなし
いやもう
本当に
何を考えているのか
何も考えていないのか。
先輩
いきなり食堂の赤の他人を指さして
バカが見る〜と
からかうおちゃらけを披露。
いたって真面目顔で
ガオレンジャーとか
吠えまくりながら
やっぱり誕生日っていったら
あの方だよな
だれですか
先輩が尊敬する方ですか
てっきり
高田純次とかいうとおもったら
アレ
無着成恭だって
そんなムチャな
いや
先輩の頭の中はこちらの予想をはるかに越えてもはや異次元の人。
まさかこんな人に人生で出会うとは思わなかったタイプの一人かも。
お好み焼き定食に夢中で食らいつく
ダンゴッパナから汗が滴り落ちる。
誰も取らないからもうちょっと落ち着いて食べてください
聞こえないみたいだ
フガ、フガ、フガシカオ
それを言うなら…スガシカオ! でしょ
ちょっこちょこっ、ツッコミを要求される
まったく落ち着いてご飯も食べられない
本場で聴きたいからと
トルコに旅行に行く理由が
「トルコ行進曲で行進したいから」と
そんな理由でわざわざ高い旅費払って外国行くんだから
ある意味そのバカバカしいバイタリティーだけは
かなわない。
