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humorou1
通話ニキに学ぶ
久々にライブに行った。割と小さめのライブハウス。歌手は天使のような歌声で、聴衆は盛り上がる。数曲終わって、MCが始まった。
「こんにちは、ここのお客さん、優しいですね」
「よかったねえ。来てくれてありがとう!」私の左後方より声がする。ステージには届かないが、独り言というには大きいくらいの声量。
その人は、MCの全てに応えていった。
「今の曲は私のおばあちゃんについて書いた曲なんですが…」
「おばあちゃんも喜んでるよ~」
「限定盤、高くてごめんなさい」
「高くない!良心的!!」
「これ売れたらギター買ってもっと良い曲作るんで買ってください」
「全部買っちゃうよ~」
「今日は来てくれてありがとう、また来るからね」
「うん、また~じゃあね~」←通話よな!
私は大変に感心した。私はライブのMCをこのように私個人に向けられたメッセージという意識で聞いたことがなかった。心の中ですら、感想こそあれ、返答はしていない。それは多くの人も同じではないか。
しかし通話ニキみたいに捉えられたら、かなりエンジョイすることができると思う。私は試しに、推しの動画でやってみることにした。
河原でBBQする一同。
「もう肉焼いちゃう?」
「いいね~、肉焼き姿初公開っ」
「じゃあ俺食べる係ね」
「BBQで動かない君がすき!」
思ってたよりかなりハードルが高い。自分の声が気持ち悪い。(多分内容のせい)。人生エンジョイ勢になるにはまだまだだ。練習続けたらいけんのかな?通話ニキへの尊敬が増す。
まあでも、ライブ会場全員通話ニキだったら、それはそれで地獄絵図だから、選ばれし者だけがエンジョイできるスキルということで、いいのかな。
