豆菓子(七味・わさび・味の旅)豆政 京都市中京区 和菓子なスクチャイ255 2026.02.01
和菓子なスクチャイ255 京都府 > 京都市
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
豆菓子(七味・わさび・味の旅)豆政 京都市中京区

※井筒八ッ橋など小物は本文に関係なし

※井筒八ッ橋など小物は本文に関係なし
1.豆政の豆菓子
豆政といえば吾輩にとっては子供の時から「すはまだんご」と決まっていたが、そもそもメインが豆菓子だから豆政なのだと知ったのは大人になってからだった。
これまでも無数に食べているが、改めて今回買ってみて吟味してみた。
2.大丸京都店の豆政の接客品質
大丸京都店の豆政コーナーで3袋で税込1,188円ということで、目移りする何種もの種類の豆菓子の中から3種を選んだ。
甘いのは敬遠して塩辛系を選んでいると店員のおばさまは「お酒にも合いますよ~」などと言った。
吾輩のように酒を飲まない人もいるのにどうして塩辛系を選ぶだけでそう言われるのかが疑問だ。
余談だが、田舎の食堂などで食事した食後に「サービスでコーヒー付きますよ~」と店員に言われる時があるが、この場合も(コーヒーが付くと嬉しいでしょ?)と暗黙の押し付けがあってコーヒーを飲まない吾輩にとって内心煩いのだ。
田舎の会社の応接室なんかに招かれると何も聞かれずにインスタントコーヒーを一方的に出される押し付けがましさに等しい。飲むと不味いし残すと心が痛むので煩わしいことこの上ない。なぜ先に嗜好を訊いてくれないのか?と思う。田舎の人ほど訊かないのがサービス?または言葉足らずがカッコいいとでも思ってる?
吾輩はアレルギーも好き嫌いもない人間だが、酒とコーヒーは嗜まないので、そのピンポイントをわざわざ決めつけてくる人というのはいったいどういう人種なのかと都度思う。(たぶん極度のお節介か思い込みの激しい人だろう)
~~マナー講習テキスト~~
「(お酒を嗜む方には)お酒にも合いますよ」
「(よろしければ)コーヒーが付きますよ」
または、
「コーヒー(などのお飲みもの)が付きますよ」
このように(カッコ内)を追加して言えば誤解されないのに、結局皆舌足らずなのだ。(以上余談)
ともかく吾輩は酒を飲まないので「酒」のために選ぶわけはなく、純粋に食べたいものを選んでいただけだったが、結局「七味道楽」「わさびピーナッツ」「味の旅」の3袋を買うことにした。
店員のおばさんは嬉しそうに「これらは絶対お酒に合いますよ〜!」と再度言ってきた。
そう言うことがサービスだと思っているなら大丸の店員として大問題だ。
まさかおばさん、自分がこれで酒を飲む場面を想像してる?(ええ加減にせえっちゅーねん)・・・_| ̄|○
さすがに2度言われると吾輩は「私は酒は飲みません」と言い返すしかなかった。
するとおばさん店員は「ああ〜ら!、残念ですわね〜!」などと言った。
もう買うのを止そうかと思うほど憤りを感じたが、これ以上言い返すのもさすがに大人気ないだろうし、言い返すだけ心の不愉快の尾を引きそうだったから我慢した。
そもそも最近は顧客が店員に何か意見するとすぐにカスハラ認定が下される世の中だ。
しかし冷静に考えて、なんで吾輩が酒を飲まなかったら「ああ〜ら!」と驚かれなくてはいけないのか?
(吾輩自身にとって、何も驚くことではなく普通のことだ)
また、吾輩が酒を飲まないことの何が「残念ですわね〜!」なのだろうか?
(吾輩自身にとって、1μmも残念なんて思ってない)
あたかも吾輩が一般大衆の何かの基準から大幅に外れていることに対して驚いて、おばさんが勝手に吾輩を気の毒がっているようにしか思えない発言なのだった。・・・_| ̄|○
3.食べた


※くまは消毒済み

※くまは消毒済み
さて気を取り直して吾輩は豆菓子を食べた。
3.1.「七味道楽」
ピリリと辛くて汗が滲み出ることを想像していたがまったく辛味はなくむしろ甘かった。
なんじゃこりゃ。
中の基本が甘いから、表面だけ少々の七味を塗して唐辛子色にしただけでは辛味を感じるほどではないのだろう。
それとも子供が食べてもおいしいように出来ているのだろうか?
3.2.「わさびピーナッツ」
ツンとくる・・・という触れ込みを期待していたのだったが、多少はわさびの風味はあるものの大人向けのわさびらしい辛さは皆無であった。
3.3.「味の旅」
いわゆるミックスである。
おばさん店員によると「七味道楽」と「わさびピーナッツ」は入っていないということで、他の商品の塩辛系と甘系が満遍なく混ざっていた。
「七味道楽」と「わさびピーナッツ」が尖った個性がなかった反面、こちらの方が安定したロングセラー商品が多いのか、海苔も醤油も、青のりやエビ風味と思われるものや、砂糖が塗された岩おこし風など、昔から食べ慣れていた味も多く、どれもがおいしかった。
「七味道楽」と「わさびピーナッツ」ももちろん不味いわけではなく期待が逸されただけで、基本は中から香ばしいピーナッツが出てくる点で皆やめられない止まらないに近い中毒性もあって美味しいのだ。
買う時の店員の応対が不服だったので感想が辛口になったかもしれないが、まあ実際わさびと七味はもっと辛口の方がいいでしょうね、という話だ。
4.豆政の歴史
豆政の歴史については「すはまだんご」で書いたのでそちらを参照。
5.「七味道楽」
京都の食卓に欠かせない「七味」を主役にした大人のための豆菓子という触れ込みらしいが、この程度なら子供でも問題なく食べられるし甘いので子供も気に入る可能性が高い。
この七味は清水寺の参道にある七味の老舗「七味家本舗」の特製七味を使用しているとのことだ。
海老風味の旨味と甘みがあり、そこに七味の山椒の香りが少しある「後引く辛さ」が特徴とのことだ。
ついでに言うとメーカーは「お酒の供に」を推奨している。
だから店員はやたら「酒、酒!」と言ってきたのだろうが、料理屋でもそうだがやたら食べ物が「酒に合う」などと言われると吾輩のように飲まない人にとって酒が主役で食べ物は単なる酒の引き立て役?と不愉快な論理になってしまうので店員はやっぱり相手を見極めてから発言した方がいいということに尽きる。
6.「わさびピーナッツ」
豆政の数ある豆菓子の中でも常に売れ筋上位に入る一番人気のヒット作だそうだ。
メーカーが言う「ツンとくる衝撃」は一切なかったが、そのかわり「京風だし」と「醤油」の旨味と海苔の風味が効いていて美味しいは美味しいのだった。
7.「味の旅」
これ一袋で豆政の「職人技の博覧会」を楽しめる贅沢なミックス袋だとのことだ。
落花生をベースに、醤油、海苔、海老、生姜、抹茶、一味、胡麻・・・と、甘い・辛い・香ばしいが絶妙に混ざり合っている。
その中でも「奉天(ほうてん)」のアクセントがあった。
カリッとした豆菓子の中に、ねっちりとした「奉天(かりんとうを飴で固めたもの)」が入っていることがあり、その食感の変化の楽しさがまさに「味の旅」という名にふさわしい満足感を与えてくれていた。
「これは何の味かな?」と選ぶ楽しさがある豆政の伝統的な人気商品だとのことだ。
(おわり)
