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2才走り屋、スーパーで覚醒。

今日は静かに買い物するはずだった。


うちの2才はとにかくお店に入るとスイッチが入る。
繋いでいた手は振り払われ、走りだす。

しかも…早い。

陳列棚の合間から姿を表し、そこにいくともういない。
そしてまた別の陳列棚の合間から姿が見える。
うちではこれを、2才の電光石火と呼んでいる。


カートにのせればいいのでは?
でも、カートがない。
都内の小さいスーパー、これが地味に詰む。


「待って!走らないで!」
なんて声をかけようものなら、さらに覚醒。
むしろ「はしる!いやだはしる!」
と返事がかえってくる。
どうしたものか。


動物園の檻から脱走した動物に見立て、興奮させまいと、静かに近づき、一瞬で捕まえる!
なんてこともしてみたが、いかんせんこちらの荷物が多すぎて、力も手の数も足りない。


周りの目も気になるし、ワインなどの瓶類を触らない保証もないし、
とにかく危険がいっぱい。
どこかにいってしまったら?など考えると、
買い物どころではない。


スーパーの中の私は、
サッカー選手のミッドフィルダー並みに視野が広い。


その点、別の部分がごっそり抜けてしまう。
買い忘れは日常茶飯事。
前回は2才に気をとられすぎて、セルフレジで途中までレジを通さずに袋につめていた。(もちろん後から全部とおした)


スーパーを後にする頃には、
私はヘトヘト、汗だく。
2才は満足、満喫。


今日も楽しかったんだろう。
私は楽しくなかったけど。

また明日も走るんだろうな。


入る前に目をみて、しっかり伝えよう。
「スーパーでは走らないこと」

そしたらきっと言う。

「いやだ、はしる!!!」


これも親の躾が…って言われるのかな。

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