異星人アリサと閻魔さまのトリセツ~ 番外編「月星人の地球観察記⑥:創造主の失踪と荒ぶるクマ」【ショート】
登場人物
ヴァントール:冷徹な論理主義者。宇宙IQランキング1位。地球人を「進化のバグ」と呼ぶ。
モルガ:感情ゼロの戦略家。サイコパス的思考で地球人の行動を「観察実験」として楽しむ。
ピリカ:皮肉屋の科学者。地球人の愚かさを詩にして宇宙SNSに投稿している。
今日も月星人の3人が地球人について語り合っている。彼らは地球人を軽んじるような態度を見せつつも、実は地球人をとても愛しているようだ。その視点は冷静でありながら滑稽で、どこか温かみがある。
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ヴァントール:「地球人って不思議だよな。キリスト教、仏教、イスラム教、神道とか色々あるくせに、結局は自分たちが起こした争いを自分に都合よく片付けようとして、しかも宗教まで利用するんだもんな」
モルガ:「ほんと滑稽よ。見た目はいいけど、中身は宇宙一おバカ。平和を守りたいなら、最初から争わなきゃいいのに」
ピリカ:「あの人たち、海外旅行で文化や歴史を学んでるつもりでも、気に入らないと同化させたり支配しようとする。ほんと無理ゲーだわ。“よそはよそ、うちはうち”で放っとけばいいのにね」
ヴァントール:「そうそう。地球人の考え方って、創造主の仕込みなんだろうけど、理想の世界を地球で作りたかったって?無理だよな。俺らみたいな超ハイテクな惑星なんて、創造主ごときに作れるわけない」
モルガ:「フフ、100万年早いわ。それで面倒になってリセットしようとしたんでしょ?人身売買や共食いで、見事に理想をぶち壊したんだもの。ほんと哀れなバカね。地球や地球人を理想通りに育てるなんて、最初から不可能だったのよ」
ピリカ:「でも天照ちゃんが知恵を絞ってリセット計画を変えさせたのはすごかった。銀河ニュースで見たでしょ?2025年1月末に創造主が消える前に出したあの声明文を」
ヴァントール:「読んだ読んだ。どうせそうなると思ってたけどな。創造主はエネルギー体だから永遠じゃない。でも地球人はまだ存在してると思ってるだろうな。この10年で少しずつ業務縮小して、天照や日本の神々に引き継いだよな」
モルガ:「あのチリのソルトとかね。雨が降らない地域のものだったけ?ピュアで安全で美味しいソルト。南米には地球人以外の存在が深く関わっているから効き目はあったわね。地球人にはちょうどいいローテクなツールだったってわけ。でも使える人は限られてたし、あれがなくても何とかなる人が増えたんだもの。まあ、流通しなくなって良かったかもよ。アセンションだって進んじゃったし」
ヴァントール:「それに他の惑星は地球人のバージョンアップをすごく嫌がってるよ。どうせ2000年後に、前と同じようなことが起こって迷惑かけられるってさ」
モルガ:「間違いない!だからクマ問題なのよ。どこの星が仕掛けたんだっけ?日本発の精神的浄化を邪魔しに来たわ。荒ぶるクマって地球人そのもの。欲しい物を奪い、知恵をつけて狙ってくる。いずれ銀河でも同じことをやらかすって分かってるから、地球人の進化を恐れてるいるのよ」
ピリカ:「それ、小説にしたら面白そうじゃないの。数年後にはメドベッドでDNAも修復されて、それなりに進化して地球も変わるはず。ドキュメンタリー映画もアリね」
ヴァントール:「でも地球人って勘違いするよな。俺らが手助けしたのに、自分たちだけの力でやったって思い込むんだ」
モルガ:「そう。それにズルさも加わったら厄介。他の惑星を出し抜こうとする気配さえあるわ」
ピリカ:「だからクマ攻撃で成長を遅らせたってこと。でも月目線で見ると、過ちを認めさせる必要あるのかな?ズルいのもキャラだし、銀河はいろんな存在がいていいと思う。刺激がないとつまらないし、小説も歴史も突拍子もないことから面白くなるんだから」
おしまい
