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耳ダンボ👂テーラー稲津の内緒話④「神奈川県の眼科医から聞いた話:ジェネリックを処方しないと逮捕される」


母の緑内障の治療のために付き添いで眼科を訪れたときのこと。

目薬を処方してもらうことになり、私は「ジェネリックじゃなくて、オリジナルの薬にしてもらえますか?」とお願いしてみました。

というのも、ある医療系のサイトで「ジェネリックは効きが弱いことがある」「オリジナルの方が安心」という情報を見かけていたからです。

でも先生は、ちょっと困ったような顔をしてこう言いました。

「実は、緑内障の目薬に関しては、ジェネリックの方が品質が良いですよ」

えっ、そうなの?と驚いていると、さらに続けてこう言われました。

それに、神奈川県ではジェネリックじゃない薬を処方すると、医師が逮捕されるんですよ

……え?逮捕?ご冗談でしょう?

薬の種類を選んだだけで?そんなことってあるの?と、頭の中が「?」でいっぱいに。

その後、家に帰ってからいろいろ調べてみました。

神奈川県は、全国でもジェネリック医薬品の使用をかなり積極的に進めている地域のようです。

目的は、医療費の削減と国民皆保険制度の維持。特に高齢者が多い地域では、慢性疾患の治療にかかる費用が大きくなるため、ジェネリックの使用が重視される傾向があるとのこと。

県では「後発医薬品使用促進協議会」というものまで設けていて、医療機関や薬局に対してジェネリックの使用率を上げるよう働きかけているそうです。

じゃあ、ジェネリックを使わないと本当に逮捕されるの?というと、どうやらそれは誤解のようです。

実際に神奈川県で眼科医が逮捕された事例はあるのですが、それは薬の種類が原因ではなく、別の理由でした。

たとえば、2021年には、ある眼科医が前の勤務先から患者情報を不正に持ち出したとして逮捕された事件が報じられています。

また、別の医師が覚醒剤所持の疑いで逮捕されたという報道もありました。

こうした医師の不祥事が重なったことで、「ジェネリックを使わないと逮捕される」という都市伝説のような噂が医師の間にも広まってしまったのかもしれません。

ただ、医療現場では行政からの圧力や制度の流れもあって、医師が自由に薬を選びにくくなっている部分もあるのかもしれません。

患者、そして、患者の家族としては、症状に適切な薬を安心して選べる環境があるといいな…と、改めて思いました。

ところで、緑内障用のジェネリック薬品は複数の会社で製造されていますが、効果にはばらつきがあるそうです。

これはその眼科でのデータに基づく話ですが、参天製薬や千寿製薬の目薬が良い結果を出しているとのこと。ただ、どの目薬がどのように効いているかは具体的にはわかりません。

また、同じ成分の薬でも、大阪の工場で製造されたものの方が東京の工場で作られたものより評判が良いという話もありました。

さらに、その眼科医は「イタリア製のものは質が落ちる」とも言っていました。あくまでも緑内障用の薬に限った話で、他の分野の薬を批判しているわけではありません。そして、その薬はかなり前に発売されたもののようでした。

ちなみに、イタリア製といえば、以前楽天ブログで歯科用麻酔薬「シタネスト」に触れたことがあります。この麻酔薬はイタリア製ですが、ファイザー社の「リドカイン」に比べるとマイナーです。ただ、成分を重視する人には「シタネスト」の方が安心できるという口コミがありました。


効き目と身体への影響を考えると、どの会社の薬が良いのかは一概に言えないのかもしれません。しかし、ジェネリック薬品を推奨しなければならない医師の立場も理解できる話でした。


以上


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