オリアローラと組み合わせて楽しむ「かけだれ」レシピ
少し遅れぎみでやってきた今年の春。
陽射しの色合いが明らかに変わり、市場にも筍や山菜などが並んで心が弾む。
魚売り場にホタルイカが出始めると、嬉しくてついカゴに入れてしまう。
特に富山湾のホタルイカはボイルすると胴がまるまると張り、つややかで見栄えが別格だ。
夜の海岸線に産卵期のホタルイカが押し寄せて発光し、水面がまるで天の川のように輝く現象「ホタルイカの身投げ」は全国的にもよく知られている。
私も一度、この目で見てみたいものだ。

今日は山菜の「こごみ」とホタルイカを合わせ、どちらもサッとボイルしてシンプルにいただくことにする。
そこで、春の食材に似合う「オリアローラ」を使ったかけだれを作ってみた。
いろいろと試してみた中で、オリアローラの個性をちゃんと残しながらも少しマイルドな印象にしてくれるのがマヨネーズ。
多く入れすぎると、せっかくのオリアローラの“クリアでエレガントな味わい”の邪魔になるので、マヨネーズは少しだけ。
そこに薬味系のものを合わせると新たな発見がある。
何でも合うのだけれど、オリアローラの持つ爽やかさがいっそう増したのは刻み生姜。
濃厚な味わいのホタルイカにも、クセのないこごみにも、絶妙なアクセントを与えてくれる。
ぜひ試してみてほしい。

もうひとつ、おすすめしたいのが練りごま。
しっかりしたコクが出るので、グリルした魚や肉など、重みのある食材にも合う。
マイルド感が増すから、オリアローラの量によって好みのバランスを見つけたいところだ。
私がデパ地下へ行ったこの日、たまたま本まぐろを解体したものが目玉商品として販売されていた。
夕方なのに、なんと大好物の「ホホ肉」や「脳天」が売れ残っているではないか。
意気揚々と買って帰り、さっそくオリアローラでホホ肉をグリル。
下ごしらえしておいた筍も一緒に焼いて、ごまだれで食する。
ほんのり花開くグリーンテイスト。
食卓にも春が咲き始めた。
2025年4月5日
<レシピ>
◆ホタルイカとこごみのオリアローラ生姜だれ
【材料】 2人分
ホタルイカ:10匹
こごみ:8本
生姜:ひとかけ
塩:ひとつまみ
☆オリアローラ:大さじ1
☆醤油:大さじ1
☆マヨネーズ:小さじ1ぐらい
1. ☆を混ぜてたれを作る。
オリアローラ:醤油:マヨネーズは、だいたい2:2:1程度の割合。
オリアローラの個性をさらに出したい場合はマヨネーズの量を減らす。
2. こごみは丸まっている葉を少しほどくようにしてよく洗い、塩をひとつまみ入れた熱湯で2分ほどゆでる。
冷水にとって色止めしたら水分をふき取って食べやすい長さに切る。
ホタルイカはボイルしたものを購入するか、熱湯で1分ほど、さっとゆでる。
3. 1のたれをこごみとホタルイカにかけ、刻んだ生姜を添える。
◆まぐろと筍のグリル オリアローラごまだれ
【材料】 2人分
まぐろ:2切れ
筍:4切れ
グリル用のオリアローラ:大さじ1
☆オリアローラ:大さじ1
☆醤油:小さじ1
☆マヨネーズ:小さじ1
☆練りごま:小さじ1
1. ☆を混ぜてたれを作っておく。
2. フライパンにオリアローラを敷き、まぐろと筍を焼く。
(筍はあらかじめゆでて下ごしらえしておく)
3. 焼きあがったまぐろと筍にごまだれをかける。
photo by Shigeo Shibata
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