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冷蔵庫の中に住んでいた人の話



こんにちは、りさとです。



今日はちょっと不思議で
でも確かにあった、
冷蔵庫の中の住人にまつわる話を聞いてください。




それは、数年前のことでした。


その頃のわたしはまだ
「全部、自分でやるのが正義」
って思っていたんです。



ブログも、SNSも、LPも、
画像作成も、動画編集も、
アフターフォローも、アイデア出しも。



全部、わたしの熱量で成り立ってた。



…というより、
「手を抜いたら愛がなくなる」と信じていた。



でもある日の夕方、
それが音を立てて崩れる事件が起きたんです。



買い物から帰ってきたわたしは、
いつも通り冷蔵庫に食材を詰め込みながら、
ふと違和感に気づきました。



……なんか、いる。



いや、人じゃないの。

でも確かに気配がする。



で、
冷蔵庫の扉を開けたまま
じっと目をこらしてみると…



最下段のチルド室。


冷えた味噌パックの横に、
小さな付箋が貼ってありました。



そこには
こう書かれていたんです。





「今日も全部、ひとりで抱えてお疲れさま。」

「そろそろ、冷えるよ。」




……え??? 



……いや、これ書いたの誰?




一瞬ゾワッとしながらも、
フタを開けてみたら──



昨日のわたしが作っておいた常備菜でした。



あぁ、思い出した。



「明日のわたしがちょっとでも楽できるように」って、
深夜テンションで貼ったやつだ。



……ちょっとやめてよ。


優しさがホラーすぎる。笑





でもね。

不思議とその瞬間、
じわ〜っとあったかくなったんです。




「え……なんで?
なんでこんなんでわたし泣きそうなの?」


って。




ただの付箋。

ただの副菜。

(本気で恐怖だったけど、全部昨日のわたし作)




その文字を見たとき。


自分のなかに
自分を気遣ってくれる誰かがいるって、
こんなに安心するんだなって思ったんです。




いや。
冷蔵庫の話なんですけどね(笑)





でもその時、
ふとこう思ったんです。



「わたし、人生まで冷蔵保存しようとしてたな」って。





それ以来。


わたしは冷蔵庫の中の住人の存在を
心の中のメタファーとして扱うようになりました。




つまりそれは、

「手放せない癖」や
「効率よりも熱でなんとかしようとする自分」

みたいな存在。






そんなある日。


尊敬してやまない師匠の
こんな一言を思い出したんです。



「火を消さないためには、薪を組む仕組みが要るよ。



そうなんです。


薪を投げ込み続けているうちは
自分の体力だけで生きてる感じがするけど、


本当のあたたかさって
燃え続ける仕組みから生まれるもの
なんですよね。




自動化って聞くと、
なんか機械的で冷たい感じが
するかもしれないけれど


それはむしろ逆で、
あなたの大切な温度を守るための、
目に見えない薪組みなんです。




たとえば、
自動返信ひとつ。
ステップメールひとつ。
データベースのテンプレひとつ。



それがあるだけで、
あなたの「心の在庫」はグッと減る。





実は、わたし自身も、
仕組みを整えたことで
「心の薪」が守られてるのを感じた瞬間があります。




たとえば最近。


朝起きて愛犬の散歩をして、
お気に入りのマグでコーヒーを淹れて
そのあとでふとスマホを開くと、

夜のあいだにステップメールが届いていた読者さん
からの申し込み通知。



その一通のメールに目を通して、
わたしはふと思いました。



「数日前のわたしが、
今のわたしを助けてくれてるな」

と。



それは旅先でも、同じでした。



ふらりと出かけた大分の温泉宿。


朝の光のなか、
縁側でお茶をすすりながら


「温泉たまごって、
どうしてこんなにやさしいんだろ…」


なんてぼんやりしていたとき。



お申し込み完了の通知。



あぁ。
今わたしが何もしていなくても、
過去のわたしが届けた言葉が
ちゃんと働いてくれてるんだ。



そう思ったら、
あの温泉たまごが
いつもの3倍は美味しく感じました。笑



それから、
海外ノリ旅行で訪れた
スペインの海辺の町では、


早朝のカフェで
エッグタルト片手にメールを確認すると
そこにもまた、静かに積み重なった売上通知。



わたしが異国の朝を
味わっているそのときも、


画面の向こうには
「届けてほしい」と思ってくれた
誰かがいてくれる。



その安心感が、
“今この瞬間にちゃんと生きていい”
と思わせてくれたんです。





お金って、
単なる数字じゃないんですよね。



自分をちゃんと大切にすることの
延長線で、受け取れることがある。




もちろん、
導線を整えるまでは試行錯誤の連続でした。


でも今ではもう、
「売上」ではなく「余白」から一日がはじまっている。



そのありがたさに、
毎朝そっと深呼吸しています。





いちいち確認しなくても、
「この流れで大丈夫」と思えるから
心に余白が生まれる。




そしてその余白のなかで、
初めてほんとうに届けたいことを
丁寧に考えられるようになる。



つまり、
自動化は「効率化」じゃなくて
「感情の余白化」なんです。





もう一度だけ言います。



火を絶やさないよう
自分で頑張るのも素敵。



でも、ずっと
全力で薪を投げ続けていたら
燃え尽きるのは自分の心のほう。




だからこそ、
あなたの中にいる“冷蔵庫の住人”が、
もう一度こう言ってくるかもしれません。



「全部抱えなくても、大丈夫。」


「あなたがあなたらしくいるために、
仕組みはあるんだよ。」





もし今、
「がんばってるのに、息が詰まる」
と感じる日があるなら、


それはきっと、
仕組みを整えるサイン。




あなたがもっと、温かく、やさしく、
本当に届けたいものに集中できるように。



心の薪を組んで、
ゆっくりと火を絶やさずに。



それが、未来のあなたを照らす
光となる日がかならず訪れますから。




〜エンドロール〜


さて、というわけで
今日も最後まで目を通していただき
ありがとうございます。


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