リワーク中に英語を再開した理由
適応障害で休職していた頃、英語の勉強だけ続けられました。理由はシンプルで「英語は、僕を責めなかった」からです。リワーク中に何かを始めたい人に、僕の経験を書きます。
適応障害で休職してから、3ヶ月が経った頃でした。
リワーク施設には通えていた。朝起きることもできるようになっていた。でも、「また仕事ができる気がする」という感覚は、まだ全然戻っていなかった。
そんな時期に、もう一度英語を手に取りました。
理由は、単純です。「英語は、僕を責めない」と思ったから。
仕事の失敗は問わない言語
休職中に一番きつかったのは、「自分はダメだった」という自責の声でした。
仕事のことを考えると、失敗した記憶が浮かぶ。「なんであの時こうしなかったんだ」「もっと頑張れたはずだ」という声が、止まらない。
でも、英語の勉強をしているとき、その声が少しだけ小さくなった。
単語を覚えるとき、文法を確認するとき、ポッドキャストを聞くとき。そこには、仕事の記憶がない。英語は、僕の「失敗した会社員としての自分」を知らなかった。
「ゼロから始める感覚」が心地よかった
リワーク中の英語は、最初からやり直しでした。
IELTSの参考書を引っ張り出して、中学英語の文法から確認し直した。最初はそれだけ。1日15分。
進歩は目に見えた。昨日より少しだけ読める。昨日より少しだけ聴き取れる。
仕事では「成果」を見せなければというプレッシャーがあった。でも英語の勉強に、誰かに報告する義務はない。自分のペースで、自分のためだけに進められた。
その感覚が、回復期に必要だったものかもしれません。
「できること」を積み重ねるリハビリ
リワーク施設のスタッフに言われた言葉があります。
「復職のリハビリは、『仕事ができるかどうか』ではなく、『何かできることがあるかどうか』を積み重ねることから始まります」
英語の勉強は、その積み重ねの一つになりました。
「今日も単語を5つ覚えた」「今日もポッドキャストを15分聞いた」
それだけのことが、「自分はまだ前に進める」という感覚を、少しずつ取り戻させてくれました。
回復期におすすめの英語との関わり方
負荷が低い順に、僕が試したものを紹介します。
①Podcastを聞く(ほぼゼロ負荷)
BBC Learning English公式サイト、6 Minute English公式サイトなど。「聞いているだけでいい」という気楽さが続けやすかった。
②単語アプリを1日5〜10問(5分以内)
AnkiAmazonやQuizlet公式サイトを使って、気が向いたときだけ。目標は「やった」という記録を積み重ねること。
③短い英文を読む(10〜15分)
The Guardianのショートニュース公式サイト、BBC Newsのサイト公式サイト。長文より断然負担が少ない。
QuillBot 公式サイトを使って、読んだ英文を日本語→英語→日本語と変換して遊ぶのも、脳のウォーミングアップになります。
負荷が高くなったら、一つ前の段階に戻ればいい。回復期に「やり続けること」より「完全にやめないこと」の方が、長期的には重要です。
英語とメンタルヘルスの意外な関係
この話をすると、「英語が好きだったから続けられたんでしょ」と言われることがあります。
半分は正解です。でも、もう半分は違う。
英語は「現実逃避のための趣味」でもなかった。「いつかまた使えるかもしれない」という、未来への細い糸でした。
休職中に英語を続けたことは、復職後に活かせました。文化庁のプロジェクトで英語の文献を読む機会があったとき、「あの時続けていてよかった」と思いました。
回復期に何かを続けることの意味は、すぐにはわかりません。でも、続けた先に、使える場所が出てくることはある。
もし今、「何かしたいけど、何から始めればいいかわからない」という時期にいるなら、英語はわりといい選択肢かもしれません。
自分のペースで進められる。成果を誰かに証明しなくていい。世界中の誰かの声に、耳を傾けられる。
焦らず、一歩ずつ。
シツカン / リワーク・アベール
博物館学修士(University of Leicester, Merit)| エンジニア | リワーク経験者
#メンタルヘルス #適応障害 #休職 #リワーク #英語学習 #英語勉強法 #復職 #リワーク過ごし方 #休職中やること #セルフケア #回復期 #英語独学
会員数100万人突破!業界No.1のオンライン英会話「レアジョブ英会話」
リワーク中に英語を再開した理由
就労移行支援Neuro Dive
AI×データサイエンスが学べる就労移行支援
発達障害のある方向けに、AI・データサイエンスの専門スキルを身につけながら就職を目指す就労移行支援。オンラインで無料説明会を実施中。
無料WEB説明会に参加する →
Awarefy AIメンタルケアアプリ(Googleベストアプリ受賞)
Awarefyを試してみる
Notta AI文字起こし・議事録の自動作成
無料で試してみる
※ 上記リンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。記事の内容は筆者の実体験に基づいています。
