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【キャリアの転換点】毎日をこなすだけの仕事に、違和感を覚えたことはありませんか?|あなたの「できること」で、世界を変えられるとしたら?

毎朝、決まった時間に家を出て、デスクに座り、仕事をこなして帰宅する。そんな日々を繰り返しながら、ふとこんなことを考えたことはないでしょうか。

「自分は、いったい何のために働いているんだろう?」

忙しいのに、充実感がない。それなりに仕事もこなせるのに、何かが空虚に感じる。決して怠けているわけでも、向上心がないわけでもない。それなのに、どこか「本当にやりたいことを諦めているだけではないか」という声が、心の奥からこだまする・・。

今日は、そんな感覚を持っているあなたに届けたい話があります。

コロンビア大学から届いた、「インパクト」という言葉

2026年3月、アメリカ・ニューヨークのコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ(TC)という教育大学院では、「TC Impact Day」というイベントが開催されました。

これは、より公平な世界をつくるというミッションを体現し、地域社会に貢献している学生・卒業生を称える「TC Impact Spotlight」という取り組みです。 Teachers College

今年のスポットライトを受けたのは、2人の人物でした。

ブランドン・マーティン(MA '16、教育リーダーシップ)。彼はアトランタで「Close Ties Leadership Program」を立ち上げ、175人以上の少年たちを小学5年生から高校卒業まで伴走する長期リーダーシップ育成プログラムを運営しています。

黒人の少年たちが大学進学や夢の実現に向けて歩む姿を見ることが、彼の希望の源だと言います。「自分自身が、かつて自分が少年たちに提供しているサービスを受ける側だった」と、彼は語っています。

エミリー・グエン(MS '27、コミュニケーション科学・障害学)。彼女はハーレムで読み書きの困難を抱える子どもたちのリテラシー支援に携わり、失語症や自閉症の方々へのセラピーを行いながら、地域社会に寄り添い続けています。

「ティーチャーズ・カレッジにいる私たちは、自分たちが身を置くどんなコミュニティでも変化をもたらそうと決意していると感じる」と、彼女は話します。

さらに、別の卒業生スリシュティ・サルダナは、難民や避難民のためのメンタルヘルスインフラを整備する多施設研究を主導し、文化的に適切な心理支援プログラムを開発するmhSEVAラボを立ち上げています。

彼女たちに共通しているのは、「特別な才能を持つ選ばれた人間だから社会を変えられた」のではないということです。それぞれが、自分の専門性・経験・痛みを出発点として、目の前の人に向き合い続けた結果として、大きなインパクトを生み出しています。

「本当にやりたいことを諦めているだけではないか」——ある転機の話

私がこの記事を書いているのは、傍観者としてではありません。かつての私自身が、まさに「やりたいことを諦めている」という感覚の中にいたからです。

社会人一年目、私は機械を製造する会社の総務部門で働いていました。人と関わる仕事だから自分に合っている、そう思っていました。実際、職場の人間関係もよく、それなりに楽しんで働いていました。

でも半年が経った頃、課長との人事面談でこんな話をされました。「この会社での10年後のあなたのポジションは、こうなるでしょう」と。

その瞬間、私の中で何かが動きました。

本当に、自分はこの会社で10年も働きたいのだろうか?
自分には、他に本気で取り組みたいことがあるのではないか? それを、ただ諦めているだけではないのか?

その問いが頭から離れなくなり、私は留学を決意しました。

留学先で受けた「痛み」が、私のキャリアを変えた

留学先では、思いがけない体験が待っていました。人種差別です。

「外国人」として扱われ、行き交う車から水をかけられたり、心ない言葉や視線を向けられた経験は、頭で理解していた「差別」を、身体で知ることになりました。悲しさと悔しさ、そして怒り。その感情は今でも鮮明に覚えています。

しかしその経験は同時に、私の中に一つの使命感を灯しました。

日本から、人種差別をなくしたい。 国際社会の人々に、「日本は本当にいい国だ」と思ってもらえるような国にしたい。

その想いが、私を留学業界へと導きました。それから35年以上、私はこの業界で仕事を続けています。「痛み」が、キャリアの羅針盤になったのです。

私の使命(ミッション)は明確なので、毎日の仕事が楽しく、やりがいを感じながら、意義を感じています。私には、この仕事がまさに天職だと思えます。

「インパクト」は、遠い話ではない

ブランドンも、エミリーも、スリシュティも、そして私も——誰も最初から「社会を変えるヒーロー」だったわけではありません。

ただ、それぞれの「痛み」「疑問」「諦めかけていた夢」と正直に向き合い、一歩を踏み出した。その積み重ねが、やがて周りの人の人生に触れ、仲間ができ、コミュニティを変え、世界を少しずつ動かしているのです。

TC Impact Dayが体現しているのは、「どこにいても、誰でも、何かを変えることができる」というシンプルな信念です。

あなたが今、「意義が見出せない」と感じているとしたら、それはむしろ大切なサインかもしれません

自分の中にある「本当にやりたいこと」が、まだ諦めきれずにいるというサインです。

あなたには、今の仕事で培ったスキルがあります。人と向き合ってきた経験があります。どこかで感じた「おかしい」「悔しい」「憤り」という感情があります。それらはすべて、社会にインパクトをもたらすための、あなただけに向けられたシグナルです。

問いかけ

今日、仕事を終えて帰る前に、少しだけ立ち止まって自分に問いかけてみてください。

10年後の自分が、今の仕事を続けていることを、心から望んでいるだろうか?

もし答えが揺らいだとしたら、それがキャリアを見直す、最初の一歩かもしれません。

あなたのできることで、社会にインパクトをもたらす道が、きっとあるはずです。

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最後までお読みくださりありがとうございました🙇🏻‍♂️
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