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「先生がハズレでした」で、本当に終わらせていいですか?

「先生が頼りないんです」
「聞いてもちゃんと答えてくれない」
「授業も面白くないみたいで、成績も落ちてきて…」

そんな相談を受けました。

1年生のときはベテランの先生で、
安心して任せられていたのに——

3年生になって若い先生に変わり、
一気に不安が大きくなったそうです。

そして出てくる言葉が、

「クラス替えしてほしい」


その気持ち、よくわかります。

でも、ここで一度考えてみてほしいんです。

先生も「人」です。

私の周りには教師の友人も多いのですが、
特に若い先生はこんなふうに言われることが多いそうです。

「子育てしたことないくせに」
「頼りない」
「授業が下手」

——正直、かなり厳しい世界です。


そもそも学校の先生は、

30人〜40人の子どもを
1人または2人で見ています。

しかもその子どもたちは、

性格も違う
理解のスピードも違う
家庭環境も違う

つまり、

**“正解が一つじゃない集団”**を相手にしているんです。


教育の現場で行われているのは、
ある意味「経験の積み重ね」です。

「このタイプにはこの関わりがうまくいきやすい」
「こういう場合はこう対応する」

そういった“統計的な成功パターン”をもとに
日々判断しています。

でも——

すべての子どもに当てはまるわけではありません。


だからこそ、私はこう考えています。

学校教育は“6割できていれば十分”

完璧を求める場所ではありません。


そして、もう一つ大事な視点です。

学校は、
社会性を学ぶ場所であり、集団を理解する場所でもあります。

気の合う人ばかりではない
理不尽に感じることもある
思い通りにならないこともある

でもそれが、

これから先の社会そのものです。


だから大切なのは、

「環境を完璧に整えること」ではなく
「どんな環境でも折れない力を育てること」


もちろん、

理不尽な指導
威圧的な対応
明らかな不適切行為

こういったものがあるなら、
それは見過ごしてはいけません。

ここは親がしっかり守るべきラインです。


ただ、それ以外の多くは、

“乗り越える経験”としての価値があります。


そして、もう一度問いかけてみてください。

成績が下がっている原因は、
本当に「先生だけ」でしょうか?

・他の子も同じように下がっていますか?
・家庭での学習状況は変わっていませんか?
・子どもの気持ちはどうなっていますか?

原因はひとつとは限りません。


学校に合わせろ、という話ではありません。

でも、

学校という環境の中で過ごす時間は長い。

だからこそ親ができることは——

どんな環境でも折れない土台を、家庭で作ること。


あなたの子どもを育て、しつけ、守るのは、
学校ではなく「あなた」です。

学校の先生は、教育について学び、
日々たくさんの子どもたちと向き合っています。

でも——
一人ひとりの人生すべてに寄り添い続けることは、どうしても難しいものです。

30人、40人という集団の中で、
それぞれ違う個性や背景を持つ子どもたちを見ているからこそ、
すべてに完璧に応えることはできません。

だからこそ、

どんな先生に出会っても大きく揺らがないような土台を、
家庭の中で少しずつ育てていくことが大切なのだと思います。

子どもにとって一番安心できる場所が、家庭でありますように。


ここまで読んでくださってありがとうございます。

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