点と点は振り返ると線になっている
スティーブジョブスの2番煎じで恐縮です
30日に放送されました、NHKスペシャル「未完のバトン」シリーズで、天野が取材されました。この番組では、赤松良子さんの志を受け継いだ天野を含む数人の女性が紹介されており、そのうちの一人が伊能美和子さんという方です。
実はなんと、私はその伊能さんに、昨年(2024年)6月、偶然お会いしていたんです。
しかも、その“偶然の出会い”の様子が、偶然にも撮影されていました。

まるで作り話のようですが、本当の話です。
赤松さんの形見分け会と「昼スナック」
昨年、赤松さんが亡くなり、ご自宅で形見分けの会が開かれました。赤松さんに抱っこしてもらった娘に、何かレジェンドの形見を思い、私も参加させていただきました。

会場には、選択的夫婦別姓制度の推進で知られる井田奈穂さんもいらしていて、雑談の中でこう声をかけてくれたんです。
「そういえば、柏原恭子さんが“昼スナック”をやってるんだけど、今度一緒に行かない?」
赤坂にある「昼スナック ひきだし」は、前から気になっていた場所だったので、願ってもない機会でした。
ちなみにこの「昼スナック ひきだし」は、元リクルートの“紫乃ママ”さんが主宰するスナックで、キャリア相談もできるビジネス交流の場でもあります。日替わりで“ママ”が変わる仕組みで、この日は「スナック田んぼ」の柏原恭子さん(日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク」(JNNC)の共同代表)がママの日でした。
(※ちなみに私も、いつか吉祥寺で“昼スナ”をやりたい!と思っています。もし場所を提供してくださる方がいらしたら、ぜひお声がけください!)
赤松さんがつないでくれた、ご縁の不思議
その日、「ひきだし」のソファ席で井田さんとおしゃべりしていると、カウンター席にご婦人がいらっしゃいました。今日の記念撮影のシャッターをお願いしたところ、井田さんが「ご一緒にどうですか?」と声をかけ、相席に。

「昼スナは何回目ですか?」と聞いてみました。すると彼女はこう答えました。
「2度目です。前回、ここで赤松良子さんにお会いしたんです」
え!?
「私たち、赤松さんの形見分けの会で“ここに行こう”って決めてきたんですよ」
と伝えると、一同驚きと感動。赤松さんが不思議なご縁をつないでくれたのだと感じました。
そして1年後、まさかのNHKスペシャルで“共演”!?
そんな出来事から約1年後。
その間、伊能さんとの特別な交流があったわけでもありませんが、NHKスペシャルで伊能美和子さんと天野が並んで登場することになるとは…!
こんなこと、あるんでしょうか?
もうひとつの、蝶がつないだストーリー
実は、もうひとつ不思議な出来事がありました。
赤松さんの形見分けの会で「天野さんですよね?」と声をかけてくださった方がいたのですが、よく見ると、以前私が主催したイベントに参加してくださった方だったんです。
帰り道が同じ方向だったので「お腹も空きましたし、よかったらご飯でもどうですか?」とお誘いして、近くでランチをご一緒しました。食事をしながら、赤松さんの遺品の話題になり、その方がふとこう言いました。
「赤松さんって、蝶が好きだったんですね」
その言葉を聞いて、私は思い出しました。
そういえば赤松さん、生前に「私は蝶が好きなのよ。だって、女たちは羽ばたかなきゃいけないでしょ!」と笑顔で語っていたなぁ、と。
すると彼女が、バッグから小さな置物を取り出してこう言ったのです。
「これ、形見分けの中にあったのでいただいたんです。可愛いですよね」
その瞬間、私は目を疑いました。
え?これって…うちの会社のノベルティ?と思ってしまうほど、フォルムも色もデザインもそっくりだったんです。どういうことーーー!!!
私の会社のロゴは、「Respect(尊敬)」の語源である re=再び + spect=見る をもとに、「再び見つめることで、敬意が生まれる」という意味を込めて、デザイナーさんにお願いしたものでした。色も蝶のモチーフも、こちらから指定したわけではなかったのですが——↓このデザインです。

起業した10年前からこのロゴになり、いま思えばまるで、この蝶が赤松さんの家に住んでいたかのような、不思議な気持ちになったのです。
私のそんな気持ちを察してくださったのか、その方は優しく笑って
「これ、天野さんにお譲りします」と手渡してくれました。
今、その青い蝶の置物は、我が家の玄関に飾ってあります。
出発の時、青い蝶が語りかけてくれる
そして毎日家を出るたびに、青い蝶が私にこう語りかけてくれる気がするのです。
『今日も頑張ってきなさい!
バタフライ・エフェクト。
小さな羽ばたきが、やがて大きな風を起こすのだから!』
まるで赤松良子さんが、今もなお私を応援してくれているように感じています。

