ガチスパー再開
今朝もいつものように春日井さんとガチスパー。練習後に二人で話して良い学びがあったので、本日はMMAのスパーリングについてまとめていきます。
①怒りの感情
MMAのスパーリングをするにあたって、まずはメンタルの準備が必要でしょう。春日井さんは怒りの感情を生み出して、“舐めるなよ”というテンション感でスパーや練習に臨むとおっしゃっていました。僕自身もMMAを通じて成し遂げたいことがあるから、強いモチベーションで取り組みことができています。このように高いテンション感でスパーリングに臨むことで、気持ちを強く保ち、身体も高強度の運動に対しての準備を始めます。僕自身も過去怪我をした時は運動強度に対して、自分のテンションが釣り合っていない時だったなと振り返ることができます。では怪我を防止するために強度を落とすべきでは?と考える人もいるでしょう。そこは次の章で詳しく解説します。
②とにかくガチれ
僕は実践の強度やテンション感で行われない練習は無意味だと感じるようになりました。理由は全力を出し切った先でしか、質の高いフィードバックは返ってこないから。例えばマススパーと言われる低強度のスパーリングでは、テンションを落として気軽にいろんな技を試せるという人がいます。しかし実戦のテンションとは異なる前提で身についた技など何の役にも立ちません。まさに練習のための練習。つまりどの練習でも体格差や練習テーマなどの前提を揃えた上で、ガチの練習を行う必要があると考えます。その為には上記したように強いメンタルを保ち、高強度に耐えられるフィジカルを作る必要があります。それでこそ“プロ”アスリートでしょう。
③テーマは何か?
言い換えれば、その練習の目的は何かということ。当然ガチのスパーリングでは身体のダメージというリスクを取るわけなので、自分なりの課題をクリアして成果を最大化するべきでしょう。このテーマが明確でないと、どんなに良いパフォーマンスをしたところで、細かいミスに気を取られるだけで本来の自分の成長とは関係ない練習になってしまいます。逆に自分のテーマが明確な人間は、相手が強かろうと弱かろうと今日の課題はクリアできたという実感を得ることができます。このようなペースで次に進む選手と、漠然と取り組む選手とでは差が付くのは当然でしょう。
④ダメージについて
ここまでガチスパーリングを推奨している自分ですが、もちろん一年中行っているわけではありません。まず僕は試合が終わったらすぐに脳の検査に行き異常がないか確認をします。そして次の試合が決まるまで、MMAのスパーリングではなく、フィジカルトレーニングをメインにしてボクシングやレスリング、柔術など特定のスキルに集中して練習を行います。また脳ダメージについては慎重になる必要はありますが、ビビり過ぎて強度が保てないのも良くありません。理由はすでに上記した通りで、結局リアルなスパーリングをして改善を繰り返すのが一番成長するから。世界中の色んなチームを見てきましたが、上手い方法なんてありません。その過程で潰れるようなレベルならトップになる才能は無かったということでしょう。後先を考えずに人生を懸ける覚悟がないのであれば、トップを目指す競争からは降りるべき。だからこそお互いにトップを目指して頑張れる、名古屋トップチームの皆んなには感謝しています。
最後までご覧頂きありがとうございました!
