【マチアプ】写真と全然違う「質問攻めする女」とデートして、婚活の難しさを痛感した
マッチングアプリで出会った29歳の栄養士の女性。
実際に会う前、彼女のほうから通話に誘ってくれました。アプリにおいて女性側から通話や食事に誘われるのは初めての経験だったので、私は少しの期待を抱きながら、60分ほど通話しました。
しかし、その内容は「会話」とは程遠いものでした。
時間の9割が彼女からの質問で、それもまるで尋問のような「質問攻め」だったのです。「どこに住んでいるか」「仕事は何か」「休日は何をしているか」。
そのすべてがプロフィールに記載済みの内容ばかりでした。私の情報は、全くと言っていいほど目を通していないことが明白でした。
噛み合わない対話と「尋問」の予感
こちらが質問を返しても、彼女は一言で答えてすぐに逆質問を被せてきます。私の答えを深掘りすることもなく、ただ受け取って終わり。それは対話というよりも、取調室で「取り調べ」を受けているかのような感覚でした。
おまけに声のトーンは低く、時折混じる笑い声も、どこか引きつった苦笑いのように響くのが印象的でした。
「一度、食事でもいかがですか?」
彼女からそう誘われたとき、私は迷いました。
通話での印象は決して良くありませんでしたが、「実際に会ってみないとわからないこともあるだろう」と思い、会ってみることにしたのです。
重い空気と繰り返される質問
ですが、対面した瞬間にその予感は的中してしまいました。
全身黒の服装に、重く沈んだ空気感。カフェに入っても相変わらず苦笑いが多く、自分の容姿に自信がないのか、正面から見つめられるのを避けているようにも見えました。
笑うときも口元に手を当てて歯を隠す挙動。
歯も黄色くて不衛生な印象で、きっと自覚があるんでしょう。
そして対面でも、やはりあの「質問攻め」が始まりました。
「お仕事は何をされているんですか?」「職場はどのあたりですか?」
それは以前の通話でも、プロフィールでも伝えた内容です。
もし相手に好かれたいという気持ちがあるのなら、最低限の下調べくらいはしてくるものではないでしょうか。自分で誘っておきながら、私のことを何も知らないという彼女のスタンスに冷めました。
発覚した「偽名」と、拭い去れない不快感
パッとしない空気に「すぐにでも帰りたい」と思いましたが、わざわざ足を運んでもらった手前、無碍(むげ)にするわけにもいきません。結局、3時間ほど会話し、駅で解散しました。
別れ際にLINEを交換しましたが、そこで決定的な違和感に直面します。
それまで「あい」と名乗っていたはずの彼女の名前が、LINEでは「さおり」になっていたのです。「本名はさおり」だと言うのです。
警戒心から偽名を使っていたのでしょう。その気持ちがわからないわけではありませんが、積み上げようとしていたわずかな信頼は崩れ去りました。「嘘をつかれていた」事実は、拭い去れない不快感として心に残りました。
婚活の難しさを噛み締めて
解散後、彼女からはすぐに「次はここに行きたいです」とお礼の連絡が来ました。
社交辞令として一度は返信したものの、これまでのやり取りを振り返ると、どうしても前向きな気持ちにはなれませんでした。私は静かに彼女をブロックし、この縁を終わらせることにしました。
なかなかいい人に巡り会えないものです。
自分にも至らない点があるのは承知していますが、婚活という世界の難しさを、改めて突きつけられたような気がしました。
